コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
仕事が早く終わりきょうはゆっくりまったりできるなと思ってたらまさかの打ち上げで飲みの予定があるからって事でいそいそと準備して出かけようとするひかる。
まぁ、べつに?1人でも平気ですけどね?
岩「洋服はこれでいっか、……あとは、」
シュッとひと吹きかけた香水。
その香りが妙に気になったんだ、なんか前と違うような
深「ひかる香水かえたの?」
岩「ん?うん」
深「最近買ってたっけ?」
岩「あー、、貰い物」
深「………………誰から?」
岩「……えと、……〇〇さん」
深「……は、、?」
岩「プレゼントで貰ってさいい香りなんだよね」
俺の好きな香りなんだよって嬉しそうに笑いやがって…そりゃ、最近香水切れたって話は聞いたけどわざわざ女の人からもらったプレゼントの香水使わなくてもよくない、、?
ふっかも好きだと思うけどって差し出してくるけど正直使いたくないし、その香りを身に纏ってるひかるが嫌過ぎる
深「……嫌だよそんな臭いやつ」
岩「なに、怒ってるの?」
深「怒ってない」
岩「嘘、怒ってんじゃん」
深「怒ってないってば」
岩「ねぇ、ふっか」
深「時間やばいんだろ?早く行けよ」
岩「ちょっ、ふっか?」
深「……なに、?まだなんかあんの?」
納得いってないような顔のひかるを半ば強引に出て行かせて怒りを込めながらソファにクッションを投げつける。
自分がされたら嫌な癖に俺にはすんのかよ…………
深「だぁーっ!だめだめっちゃむかつく‼︎」
深「まじで、かち割ってやりたい」
佐「うん、それ5回目」
渡「もうそのままひかるに言えよ、まじで」
深「なんか冷たくない?」
佐「さっきからおんなじ事しかいわないんじゃーん」
渡「急に呼び出された身になれよ」
深「だぁってぇぇ!」
自分だけじゃこの怒りをどうにもできないと思い急遽呼び出したなべと佐久間。
文句を言いながらもちゃんと酒とつまみ買ってきて話し聞いてくれて本当に優しすぎるよな
佐「じゃあさ、ふっかも同じことしたら?」
深「……へ、?」
渡「あー、、ありかもな」
佐「俺っちの香水貸すから明日来る時付けてきなよ」
深「なんのために、?」
渡「やられてむかついたなら同じことしてやり返してやれよ!」
佐「そんでギャフンと言わしてやれ!」
深「その手があったか、、!2人ともありがとぉぉ」
渡「礼はいいから鼻水拭けよ!」
佐「ちゃんとギャフンと言わせるんだぞ!」
深「おうよ!まじで頑張るから!」
そしてついにこの日がやってきた……
あの後解散してとっとと布団に入り眠りにつき今日はひかるは朝の仕事があって早めの現場入りだから運良く朝も会わずにそのまま楽屋に来ることができた。
佐久間に借りた香水を一振り自分に吹きかけるとほんのり香る金木犀の香りがいい香りで同じ商品欲しくなってきたかも
深「これめっちゃいい香りじゃない?」
佐「でしょ?康二セレクトなの」
深「あー、なんか納得笑」
佐「うちの康二は本当いい香りの見つけてくるのよ」
向「ふっかさーん!ってなんやさっくんの香りがする」
深「少し作戦があって……ね?」
佐「にゃはっ、今日だけだから!許して!」
向「なんや…ようわからんけどわかったわ!」
渡「おい、ひかる来たぞ」
翔太の声に耳を傾け扉のほうにふと目をやると仕事から急いでこちらに向かってきて少し息の切れてるひかるがいた
岩「おはようございます」
目「おはよう岩本くん、水飲む?」
岩「んーん、大丈夫ありがとう」
阿「あとでスタッフさんが~って言ってたよ」
岩「了解、ありがとう阿部」
阿「いいえ~ニコッ」
俺も早速みんなと話し始めたひかるのもとにさりげなく行ってこの香水を認知させる行動に出ることにした。
深「ひかる、おはよう」
岩「あっ、ふっか、あのさ昨日の事なんだけど……って、、ん?」
深「なに?」
岩「いや…………え、香水変えたの?」
深「ん?別に?」
岩「え、でも、これ、」
渡「ふっかー!ちょっと来てよ」
ラ「ふっかさーん」
深「あ、呼ばれたから行くわ」
岩「おっ、おう……」
ソファに座ってだて様と駄弁ってるなべの元に向かう。
ニヤニヤしながらこちらを見てくるなべと対照的に大丈夫なの?って顔で見てくるだて様
渡「で、どうだった?」
ラ「どうだった⁇」
深「香水変えたのって聞かれただけ、てかラウール話聞いたの?笑」
宮「それ大丈夫なの?」
深「まぁ、今回に関してはあいつが悪いし」
ラ「パパもバカだよね~笑」
渡「俺は絶対にしないから、安心してよ」
宮「いや、うん、それはありがとう?笑」
深「おおい!裏切るなよ!笑」
なんて話をしていたらなにやら怪しげな雰囲気の康二とひかるの声が聞こえてきて……
向「そんなん知らんやんか!」
岩「じゃあなんでだよ!」
目「岩本くん落ち着いて!」
向「わからへんよ!俺に怒らんといてや!」
深「えっ、どうしたの、?」
阿「なんか、康二の香水とふっかの香水が同じ匂いらしくってそれで……」
深「ぇ、うそ」
佐「ちょっ、ひかる康二の事せめるなって!」
岩「は、なんで佐久間からもその香りがするわけ、?」
向「ふぇっ、さっくんグスッ」
佐「あ”ー、、ふっか全部話してあげて」
深「いや、ほんと2人ともごめん」
岩「なに、何企んでるの?」
深「……元はと言えば自分が悪いんだからね?」
岩「……え?」
深「お前が知らない香水付けるから少し反抗しただけじゃんか……何が悪いんだよ」
佐「だから俺の香水貸してあげるって言ったの、康二とお揃いで買ったやつだから……」
岩「ぇ、あ、……そうだったんだ……ごめん、、」
向「ううん、大丈夫……グスッ」
阿「……あのさ、話まとめると原因はひかるのその香水な訳だよね、?」
深「…………そう」
宮「……かち割っちゃったら?」
渡「……ぶはっ!笑」
目「まぁ、原因はこれなわけだしね」
岩「そうだな……うん、そうするか」
深「えっ、いいの、⁈」
岩「ふっかが嫌って思う事はしたくないから」
深「……ありがと、」
岩「ん、あ、そだ今度香水一緒に見に行こうよ」
深「俺が選んでいいわけ?」
岩「むしろ選んでよ」
深「……ならいいよ」
阿「平和に終わってよかった~」
佐「まじで、もう巻き込むなよ!笑」
渡「呼び出されるのしんどいからな」
向「もぉ、怒られたないからふっかさん頼むで」
深「いや、ほんとごめん」
目「平和が1番ですもんね」
ラ「パパもママに捨てられないように気をつけないとね」
岩「…………捨てないでよ?」
深「捨てないわ!変なこと言わないの!笑」
こうして幕を閉じた香水事件。
後日ちゃんとひかると2人で新しい香水を買いに行きお揃いの香りを購入できて一安心‼︎
今後同じことが起こらないことを誓ってね……?
end
………………………………………………