テラーノベル
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今日も悲鳴が聞こえている。辺り一面が焼け野原になり、数ヶ月前の面影なんてひとつたりとも残っていないのだろう。
今日も窓の外を眺める。町中をバケモノのようなものが歩き回り、町を、人々を滅茶苦茶にする。
今日も恐れる。いずれ俺たちがああなってしまわないかと。あれの対策方法なんて無い。あれは無差別に、無慈悲に人々の全てを奪う。
今日も1人、仲間が減る。無理だった。止められなかった。苦しんでいた。泣いていた。俺は何も出来なくて。人々も何も出来なかった。
今日もまた1人、仲間が減る。怖い。また俺は何も出来なくて。人々は狂っていって。
今日は頭が痛い。ああ、空が綺麗だ。みんな元に戻ったんだ。あんなのは夢だったんだ。これからも楽しく過ごせるんだ。
目の前に1匹のバケモノがうずくまっている。驚いて思いっきり蹴り飛ばす。それでもそいつは俺に着いてきて。邪魔だったから焼いて食った。
今日は外に出た。今までいた狭い所から出る。外には多くの人々が居たが人々は何かと戦っていた。バケモノだ。
まだ居たのだ。バケモノはせっかく元に戻った人々を傷つけている。なら、俺たちもバケモノを傷つける。
目の前のバケモノの足を引きちぎる。そこからは真っ赤な液体が吹き出し地面に生えている綺麗な花を汚す。
もう片方の足を引きちぎろうとした時、少し大きいバケモノが前に出てきて俺に威嚇のようなことをする。その目は恐怖や怒りが入り交じって汚い色をしていた。
大きい方のバケモノは小さい方よりは力があったが、所詮そこまでだった。ズブッという生々しい音とともにそのバケモノの腹は俺の腕によって貫かれる。
腕を引き抜いた瞬間腹からはとめどなく赤い液体が溢れ、それは口からも流れ出す。そのバケモノはそのまま地面へと倒れ、動かなくなる。
小さいのは気づいたら居なくなっていた。俺は動かなくなった大きいのを担ぐと、元いた狭い所へ帰る。そしてそのバケモノの肉にガブリと噛みつき、そのまま豪快に食べる。
美味い。美味い美味い。美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い
コメント
7件
化け物以外を人間が食べると、お腹がすきやすいってことなのかなぁ…… 満腹度が高いから人間は化け物を襲う、みたいな

つまりは・・人間が食べたってこと? え?人間スゴ!
???