TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)
シェアするシェアする
報告する

シュバルツ=シルト「お前ら!準備はいいか!今回この作戦の指揮を努めさせて貰う!シュバルツ=シルトだ!」

はい!!

シュバルツ=シルト「今回…よく集まってくれた!家族がいるものもいるだろうに!」

カスマン「…」

セレフィ「シュバルツ様…はきはきしてますね…」

カスマン「あの魔族だ…緊張を緩めるために…喝を入れてるんだろう」

シュバルツ=シルト「お前ら!怖いか!逃げ出したいか!怖いものはこの場からされ!俺は何も言わない!」

シュバルツ=シルト「…作戦開始だ!」

おおおおおおおおお!!!

ルーナ「…」

マリア「?どうしたの…ルーナちゃん?」

ルーナ「いえ…シルトさんはすごいなって…」

マリア「…」

ルーナ「シルトさんも死ぬかもしれないのに…みんなにやる気を出させるなんて…」

マリア「シルトさんは強いから死なないよ!誰にも負けないし!」

ルーナ「…!そうだね!」

バルファ「今回こそ…魔族を殺せるのか」

ドルガン「奴ら邪なるものに我々の力を思い知らせましょう」

アレフ「…」

カイン「けっ!気に入らねえ!あいつが指揮何ざ!」

エルセナ「見てて…里のみんな…魔族を倒して…認めてもらうから」

シュバルツ=シルト「…逃げるものは?」

セレフィ「誰1人…」

カスマン「さすが…と言ったところだな…」

シュバルツ=シルト「…お前ら…生きて会おう…そのあとは酒を浴びるほど飲むぞ…」

カスマン「…ああ!お前の奢りな!」

セレフィ「…わかりました!」

シュバルツ=シルト「…」



開戦だ

ライアン「やり方は圧倒的な勝利…正面からだ…姑息な手を使う下等種族が俺達が正面からでも勝つと言うことを世に知らしめる…」

グリフ「…」

オルデス「ふふ…」

グリード「楽しみだあ…何百人殺せるかなあ…」

ガラン「ふん…我が肉体にヒビを入れるものでもいればいいがな…」

ゲルマ「食い殺してやるわい…女の血肉がいいのう!」

ネルス「保存食にする方が効果的だ…」

ライアン「今回は有象無象も使う…行け…」

グギャグギャ

シュバルツ=シルト「どうだ?」

アレフ「今のところは…」

バルファ「ほんとに来るのか…?」

アレフ「…来ましたよ…」

シュバルツ=シルト「来たか…」チャキ

ゾロゾロゾロゾロ

オーク「グフフフ…」

ゴブリン「ぎゃぎゃ」

シュバルツ=シルト「…消えろ…最初からクライマックスだ…」

ナパーム

ドゴオ

シュバルツ=シルト「降りるか…」タンッ

アレフ「私も!」タンッ

バルファ「…俺も行く」タンッ

シュバルツ=シルト「ここにしか来てないのか?」

アレフ「通信魔法を使ってますが…他にも来ているようです」

バルファ「…これがA級か…全滅したぞ…」

ぎゃははははは!!!

バルファ「…!?」

グリード「いいなあ!そこの銀髪!殺しがいがある!」

アレフ「…!魔族…!なんて威圧感だ!」

グリード「殺し合いだ!!」ビュ

シュバルツ=シルト「下がれ…」ブン

ガキッ

シュバルツ=シルト「…」

グリード「やるなあ!ほとんどの下等種族はこれで死んだのになあ!!」

グリード「ヒャハハ!」ドドドドドド

シュバルツ=シルト「…」シュ

グリード「ギャハハ!そこだあ!」

マジックスマッシュ!!

シュバルツ=シルト「…」ズザザザザザ

グリード「!」ビュ

死ね死ね死ね死ね!!

アレフ「…なんて戦いだ…」

これが生物の戦いなのか?

バルファ「…俺達が入り込む余地はない…」

グリード「ヒャハハ…楽しかったが!もう終わりだ!下等種族!」

マナバーン!!

ドオオオオオオオオオオン

アレフ「シルトさん!」

グリード「ヒャハ…次はゴミ…てめえらだ…」

期待外れだ

グリード「!?」

シュバルツ=シルト「…ここに攻める魔族だから期待したんだが…アズリドユースフォードより格下の雑魚か…」

グリード「んだと?もう1回言ってみろ!!」

シュバルツ=シルト「だからあ…」

格下の雑魚

グリード「…」ブチッ

オーバーロード!!(過負荷)

アレフ「…!魔力の底が見えない!」

シュバルツ=シルト「ぉぉ…マシになったな」

グリード「マシだと!?後悔すんなよ!!」ドッ

シュバルツ=シルト「…血を吸え…」

バルファ(…魔族が…消えた…)

ザン

シュバルツ=シルト「…遅いな」

グリード「…ガア?」ドサッ

アレフ「…」

バルファ「…」

シュバルツ=シルト「ふう…どうした?お前ら…」

アレフ「…あ!はい!次の持ち場に戻りましょう」

バルファ(…こんな簡単に魔族が死んでいいのか…?)


ネルス「…早く死んでくれないかな?」

カスマン「…クソ!強すぎる!何だこの魔族!」

殆どの同志が殺された…!

ネルス「当たり前のこと言うな…下等種族が俺たちに勝てるわけないだろ…」

カスマン「だが!!諦めん!!」ブン

ネルス「…」パシッ

カスマン「俺のパンチを片手で!?」

ネルス「斬糸…」

ズバババババ

カスマン「ガハッ!」(すまない…シルト)ドサッ

ネルス「弱…こんなのじゃなくてもっと強いのと…」

ゾクッ

ネルス「…!?…グリードがやられた?…あの戦闘狂に勝てるやついたのか…まあいいや…」

ネルス「…他行くか」


セレフィ「はあ!」ブン

グリフ「…」ガキン

グリフ「…」ブン

セレフィ「クッ!!?」ズザザサ

グリフ「諦めろ…もう…」

セレフィ「諦めません!!ホーリーソード!」

グリフ「…だから無駄なんだよ」ドスッ

セレフィ「きゃ!!」ドサッ

セレフィ「まだです!…シュバルツ様が!私を信じて待ってるんです!」

グリフ「あっそう…死ね」

スパードファイア(断罪の炎)

グリフ「…」ボアアアア

セレフィ「はああああああセイントスラッシュ!!」シュシュシュ

グリフ「惨めだね…たかが下等種族を待つのに…命かけて」

セレフィ「はぁはぁ…何が!貴方達魔族なんかに!何がわかるんですか…!」

(シュバルツ様はこの作戦の要…!なんとしてでも時間を稼ぐ…!)

グリフ「…知らないよ下等種族の事なんて興味無い」

シュバルツ=シルト「そうなのか…」

グリフ「そうそう…って?」

バッ

グリフ(なんだこいつ…いつの間に…まあいいや…下等種族なんて全部同じ…)

グリフ「縮地…」シュ

セレフィ「消え…」

シュバルツ=シルト「…」

グリフ(…後ろからの奇襲で…)

ドサッ

グリフ「あれ?…俺の体が倒れてる?」

グリフ(どういうことだ…?視点も低いし…ああ…そういう事か…)

首が切断されたのか…

グリフ(…俺の負けか…)

シュバルツ=シルト「…セレフィ大丈夫か?」

セレフィ「…やっぱりきてくれましたね…シュバルツ様!」

シュバルツ=シルト「次に行く…」ドッ

セレフィ「あ…シュバルツ様…」



ドルガン「グオオオオオ…!」

ガラン「ふむ…中々やるではないか」

ドスッ

ドルガン「ギャオ!?」ズザザザザ

ガラン「ロックビート(投擲岩)」

ドルガン(擬龍で傷ひとつつかないとは…あの体…まるで鋼鉄のように硬い…!これは勝てませんかな…)

ドルガン「ですが!…シルト殿の命令!引く訳には行きませぬぞ!」

ガラン「下等種族が…往生際が悪いぞ」

ドルガン「コオオ…(呼吸を吸い…魔力を最大限に発揮する…)」

ガラン「…最後の一撃か…ならこちらも下等種族に使う技では無いが…」

ロックスピア(岩槍)

ガラン「串刺しだ…」ブンッ

ドルガン「…我が一族に伝わりし奥義受けてみよ!」

ドラバーン!!(龍爆)

ガラン「ほう…!面白い!」

ドオオオオオオオ

シュバルツ=シルト「爆発?あっちか…!」

ドルガン「はぁ…はぁ…もう魔力が尽きましたぞ…ですが…これなら倒したでしょう」

やるな

ドルガン「…!?…これでも無理か…」

ガラン「下等種族にしては強かったぞ…まさか俺の体にヒビを入れるとは」

ドルガン(…奥義で…ヒビが入る程度…もう…無理ですな…)

ガラン「さよならだロックビート」

ドルガン(…言うなれば…短い人生でしたな…)

バキッ

ガラン「…?岩が砕けた」

シュバルツ=シルト「よくやったな…ドルガン」

ドルガン「…シルト…殿…!」

シュバルツ=シルト「後は任せろ」

ガラン「ハハハ…!たかが1人増えたところで何が出来る…!」

シュバルツ=シルト「はぁ…」

ガラン「…聞いてるのか!貴様!」

シュバルツ=シルト「ん?ああ…聞く価値がなかった」

ガラン「ほう…下等種族如きが我を愚弄するか…万死に値する!」

剛磑!

シュバルツ=シルト「おお…黒くなったな」

ガラン「それだけでは無い…元々の硬さの数十倍の硬度…!下等種族では傷1つつかんぞ!」

ガラン「グランドシェイク!(小地震)」

ゴゴゴゴゴ

シュバルツ=シルト「おっと…」

ガラン「ストーンブラスト!!!(石弾)」

ガラン(グランドシェイクでまともに経つことすら出来ないはず…だが動きは制限されるはずだ)

ガラン「グチャグチャにしてやる!」

シュバルツ=シルト「オーバーヒート…」シュ

ガラン「消えた…!どこに!?」

バキッ

ガラン「…バカ…な…剛磑を使った体が…砕けた…」

ガラン「何を…した…!?」

シュバルツ=シルト「…ただ殴った…」

ガラン「グハッ化け物め…」バラバラバラ

ガシャン

ドルガン「…」(*_ _)zzZ

シュバルツ=シルト「寝てやがる…俺が来たから安心したのか…まあいい」

冒険者「シルトさん!」

シュバルツ=シルト「ああ…来たか…こいつを中に…」

冒険者「わかりました!」

ダダダダ

シュバルツ=シルト「…残り4体…」


グリフ「…危なかった…たかが首が切られた程度では俺は死なない…」

おやおや…グリフさん

グリフ「…オルデスか…何しに来た」

オルデス「ハハハ…ええ…そろそろあなたが負けたと思いましてね」

グリフ「…そろそろ?何を言って…」

ザシュッ

グリフ「…!貴様!」

オルデス「…今の私じゃシルトさんには傷1つ付けられない…先程グリードの力も奪ってもね…ですから…死んでください」

グリフ「…」ドサッ

オルデス「ふふふ…さらに力が増幅しましたね…後はガランさんの力を奪いましょう…」

私の計画のために…


ライアン「…ネルス…オルデスを知らないか?」

ネルス「さあ?…ゲルマは派手に暴れてるから…わかるけど…」

ライアン「…ふむ…ネルス…オルデスをどう思う?」

ネルス「…なんでそれを聞くの?」

ライアン「今回…グリードやグリフ更にはガランまでもう殺されている…」

ネルス「はあ!?…マジで?グリードとグリフが死ぬのは想定内だけどガランが!?俺達のNO.2だぞ!?」

ライアン「ああ…それも1人の男にな…」

ネルス「…有り得ねえよ!たかが1人の下等種族に俺たちが殺されるはずが…」

ライアン「もし…魔族…だったら?」

ネルス「は?俺達と同じ種族が…同胞を殺してるって言うのか!?」

ライアン「ああ…」

ネルス「くそ…!魔族の恥晒しが!…俺が行く!」

ライアン「やめておけ…お前が言っても殺されるだけだ…」

ネルス「何?…中級魔族である俺が負ける?」

ライアン「…ああ…だが…ゲルマと俺、ネルスなら勝てるかもしれん…恐らくオルデスは俺達の敵だ」

ネルス「…根拠は?」

ライアン「まず初めに…この計画を立てたのもあいつだ…そして…我々の存在がバレている…おかしいと思わないか?」

計画がまるで筒抜けだ…

ネルス「…つまり…初めからあいつ俺達を嵌める気でいたのか?」

ライアン「そうだな」

ネルス「…コロしてやる…」

ライアン「先ずはゲルマをこちらに…」

ネルス「…行ってくる」シュ

ライアン(…何を企んでいるオルデス)


ゲルマ「しゃしゃしゃ…!女の割には持ち堪えるのお!」

エルセナ「…はぁ、はぁ」

ルーナ「…ぅぅ」

マリア「…くっ」

ゲルマ「まあ…もう終わりかのう…死ね…ヴェノム(猛毒針)」

おらあ!

ドスッ

ゲルマ「…ぬぅ!?」ズザザ

カイン「ハハハ!油断してんなあ!」

ゲルマ「貴様…確かオーガと戦ってた…」

カイン「ぶっ殺したよ!…骨がなかったぜ」

ゲルマ(…仮にもB級上位のオーガを倒すとは…下等種族でも油断は出来んな…それよりも…)

ゲルマ「下等種族が…儂を蹴ったのか…許せん」

ゲルマ「楽に死ねると思うなよ…」

カイン「上等だ…!」

おいゲルマ!

ネルス「…集合だ」

カイン(魔族が増えた…!)

ゲルマ「急にか…何故じゃ?」

ネルス「…化け物がどんどん我々の兵力を減らしている…ライアンが集まれと言っている」

ゲルマ「そんなの儂が殺してやるわ」

ネルス「いや…今回は俺達が3人がかりでやらないと勝てない…」

ゲルマ「3人?…もう3人しかいないのか!?」

ネルス「いや…正確にはオルデス、俺、ゲルマ、ライアンが生きている」

ゲルマ「…?4人ではないか!」

ネルス「訳あってオルデスを外す…それよりも集合に来い!」

ゲルマ「…まあ待て…この小僧を殺す…儂を蹴ったからのお」

ネルス「…さっさと殺せ…」

カイン(…!?動けねえ…!)

ネルス「余り激しく動かない方がいいぞ…足を折る」(操糸)

ゲルマ「楽には殺さん…人間が死なぬギリギリの毒で…」

ゾワッ

ネルス「…!?」

ゲルマ「…!」

マリア「…あれは…え?」

ルーナ「シュバルツさん?」

ゲルマ「なんじゃ…あれ…黒いモヤが…あいつから出て…」

ネルス「くそっ…来ちまった…あれが…ライアンの言ってた化け物…」

エルセナ(…まるで…)

悪魔

シュバルツ=シルト「…」



シュバルツ=シルト「…あれは…カスマン!」

カスマン「…」

シュバルツ=シルト「…生きてるか!?おい…待て今回復を…ヒール!」パアア

カスマン「…」

シュバルツ=シルト「なんで治らない!?…これなら…オーバーヒール(上級治癒)」

カスマン「…」

シュバルツ=シルト「…まだある!」

リザレクション!(復活)

カスマン「…」

シュバルツ=シルト「まだ…リザレクション…!」

リザレクション…!リザレクション…!

カスマン「…」

シュバルツ=シルト「…なんでだ…なんで生き返らない!」

シュバルツ=シルト「お願いだ!…生き返ろ!」

カスマン「…」

シュバルツ=シルト「…」ポタ

シュバルツ=シルト「…感知…」

シュバルツ=シルト「…そこか…」



ドッ

シュバルツ=シルト「貴様ら…死ぬか?」

ネルス「…斬糸!!」ビュ

バシュッ

ネルス(…剣は振ってないはず…なのにかき消された…)

ゲルマ「しゃしゃしゃ…!こいつか…!」

ネルス「行くな…!ゲルマ!」

ゲルマ「猛毒の霧!」シュウウウウウ

ゲルマ(少しでも吸えば…ものの数秒で死ぬ…!)

ゲルマ「…」

殺したか?

ゲルマ(…完全に殺せたか…確認だ…ヴェノムスラッシュ(猛毒斬))

シュバルツ=シルト「…」ブン

ビュウウウウウウ

ゲルマ「風!?…まさかあの中から生き残ったのか!?」

ネルス(不味い…ゲルマはもう捨てよう…まずはこいつらを!)

カイン「…ぐうううう」

シュバルツ=シルト「お前か…」

ネルス「!?」

ゲルマ「消えた…!?」

チャキ

シュバルツ=シルト「…死ぬか?」

ネルス(いつの間に…!)

シュバルツ=シルト「まるで小さな斬撃の傷だった…」

ネルス(なんの話しを…)

シュバルツ=シルト「俺は考えたんだ…だけど武器にそんな小さな傷を残すのは難しいって…だから魔法か魔族特有の能力だと思った…今ので確信したよ」

お前だろ?カスマン殺したの

ネルス「…!」ゾワッ

ネルス「剛糸!」ビュ

シュバルツ=シルト「…」チャキ

ネルス(構えた?馬鹿が…この糸は俺が出せる最大強度の糸下等種族が切れる糸では無い…触れた瞬間にその剣が切れる…)

ザンッ

ネルス「…?」

ブシャアアアア

ドサッ

ゲルマ「ネルス!」

シュバルツ=シルト「次はお前だ」

ゲルマ「…!」ダッ

ゲルマ(馬鹿な…馬鹿な!儂が恐怖しているじゃと!?とにかく今は…ライアンと合流を…!)

シュバルツ=シルト「遅いな…」

ゲルマ「…!?」

ザシュッ

ゲルマ「…ガッ!?」

ズザザザザ

シュバルツ=シルト「…」フンッ

ドガン!

ライアン「貴様…タダで死ねると思うなよ…」

シュバルツ=シルト「…そちらもな…」

オルデス「…戦いだしましたか…ふふふ…順調順調…」

利用しなければ利用出来るものは…

この作品はいかがでしたか?

15

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
;