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🖤💙〜 起きてる時にして〜
夕方のリビング
ご飯時までの少しの微睡み
今日は2人とも朝が早かったから、リビングに寝っ転がって束の間のおやすみタイム
めめがかけてくれた大きなブランケットに一緒にくるまって
大きなクッションを分け合って枕にして
2人揃って夢の中
俺はクッションの左下の方に頭を乗せていて
めめは俺に被らないように右上の方に、曲げた左腕を枕にして頭を乗せている
ちょうど普段の身長差くらいに顔の位置がずれていた
ふと微睡みから現実へとあがってくる
見上げれば視線の先には、いつもの角度で愛しい人の寝顔がある
2人の胸の間には繋がれた手
無音の部屋の中、めめの呼吸の音だけを感じる
(………すき、だなぁ)
繋がれてない方の指先で、ゆっくりとめめの唇をなぞる
無防備な寝顔に、胸の奥からじんわりと温かいものが込み上げる
そっと触れるだけのキスを一瞬して、少しあどけない整った顔をまた見つめる
パチリとめめの瞼が上がって、熱の籠った瞳と至近距離で目が合う
(え………)
「そうやって甘えるみたいな」
「うぇ?」
「可愛いことは起きてる時にしてよ」
「おきっ、んぅ」
唇を重ねて言葉を塞がれる
そのまま左肩を押されて仰向けにされる
肩を押しためめの右手が腕を滑って、顔の横で指を絡めて左手を握られる
完全に覆い被さられている
逃げ場がなくなって熱いキスをただひたすらに享受する
「んっ、んぅ、はぁ……め、め……も、くる、しっ、んん!んはぁ……んっ、はっ、んぅ!…んん……」
たっぷりと時間をかけて、味わうように口内を蹂躙される
息苦しさに涙が滲んでくる
そんなぼやけた視界でも、めめが嬉しそうに笑うのが分かる
「好きだよ翔太くん」
「……………キス長すぎだ、ばか」
「可愛いことするから、ついね」
俺の照れ隠しの悪態なんて全く気にもせず、ゆるゆるの笑顔で見つめてくるから、恥ずかしい気持ちも溶かされる
「…………そんなにうれしかった?」
「うん、めちゃくちゃ」
「…………………」
「ふふふ、なぁに?」
蓮の首の後ろに右手を回す
「…………れん、だいすき」
少し首を伸ばして近づきながら、そう呟いて、もう一度くちびるを軽く重ねる
再び目があった蓮は、少しびっくりした顔をした後に、思いっきり破顔する
「!………しょぉーたくーん!!」
「わぁ!」
そのままぎゅっと力強く抱きしめられる
「かわいい〜!!!だいすき〜!!!」
「うぅ……お、重い……」
「あ、ごめんごめん。よいしょ」
「わぁ」
くるんと身体が回転して、今度は蓮の上に乗せられて、にこにことした微笑みに見あげられる
嬉しいけどこそばゆくって、自分でも何とも言えない顔になっているのがわかる
そんな俺の困惑さえ、温かい手のひらで包み込まれる
「ふふふ、さっきのまたしてね」
「え…………」
「もちろん俺が起きてる時に」
「んん……………が、がんばれたら」
「楽しみにしてる」
「ん…………」
「よし、ご飯にしよっか」
「んぅ……うん」
軽くキスをされて、蓮が俺の体ごと起き上がる
立ち上がり様に俺の頭を撫でてから、蓮はキッチンへ向かった
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とても温かくて胸の奥がギューっとなる幸せいっぱいの素敵なお話をありがとうございます🥹
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