土曜日駅で10分ぐらい待ってると彼女がお洒落な服装でやってきた正直言って少しドキッとした
ごめんごめん待った?
10分も待たされたんだけど
と皮肉も混ぜて言うと彼女は笑顔で
せっかくのデートだもん可愛い服装で行かなきゃでしょ!
はいはいでどこ行くの?
それはついてからのお楽しみですよ!
全くどこに吊れ回すのかと少し怖かった
30分ぐらい電車の中で彼女と会話していた時もう県外だった
さあ着いたよ行こ!
そこは田舎ではありえない程のビルや店が並んだ都会だった
俺は思わずわ〜と言ってしまったすると彼女は
ねっ!良いところでしょ!
と言ってきたすると彼女は俺の手を掴んで走った
おい、っちょ離せよ!
彼女は聞く耳も持たず無我夢中に走ってた
ハァーハァー
彼女はやっと止まってくれたそこには行列のカフェがあった
まさかハァーこのために来たの
運動不足の俺は久しぶりの運動で疲れ切っていた
うん!そうここのパンケーキが食べたかったの
確かにこれでもかと言うほどのフワフワのパンケーキの看板が置いてある
早く並ぼう売り切れちゃう!
あの行列を本当に並ぶの?
と聞くと
あったり前じゃんこのために来たんだから
自分は今日がどんなに地獄かを思い知ったやっぱバイトがあるって言っとけばよかったと思う自分を容赦なくカフェの最後尾に並ばせた
2名でお待ちの加藤様
なんで俺の名前なんだよと言うツッコミを我慢し店の中に入ると田舎ではありえないほどお洒落な店だったこんな場所が初めてだった俺は空いた口が閉じれなかった
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