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ラン暦愛
無理な人は自衛
夢で見たものを少し脚色してお裾分けー
⚠ここでは、ランガ(=スノー)、暦、愛抱夢(=愛之介)の三人が色々あって一緒に暮らしているという設定を含みます
※呼び方は夢の中そのままなので違和感があったら申し訳ない
ーーーとある昼下がり
暦は、ランガと愛之介、二人の予備ボードのメンテナンスをしていた。
「よし、予備のボードの手入れしゅ~りょ~!あとは二人を待つだけ、、、掃除でもすっか〜」
暇になってしまったので、一度ガレージを出てリビングへ向かう。
(ガラン、バタ)
「あ、帰ってきた。どっちかな」
すると、タイミング良く誰かが帰ってきたので出迎えに行く。
「ふぅー、、我が家だ」
「あ、愛抱夢!おかえりなさい」
先に帰ってきたのは愛之介だった。こんな早い時間に帰ってくるなんて珍しいな、と思いつつ、暦は愛之介に微笑んだ。
「お疲れ様」
「ただいま」
「このあとはまだ仕事?」
「そうだね。持ち帰ってきたから、執務室に少し閉じこもるよ」
「なんか手伝えることある?」
すると、愛之介うーんと悩む素振りを見せた後、口を開いた。
「じゃあ今日は先に癒してもらおうかな。先に手を洗ってくるから、服でも着替えなよ」
「あ、ほんとだ。さっきまで二人のボードのメンテしてたからな~」
(カチャ、パタン)
「よし、おっけー!」
暦は早速着替えることにした。そして着替えた服は、黄色の浴衣だ。浴衣を着ると何となく心が落ち着くのでたまに着るようにしている。
着替え終わったあと、最後に、よし!と気合を入れてから愛之介のところへ行くことにした。
(コンコンコン♪)
「失礼しまーす!」
そろっと顔を出すと、愛之介は既に椅子に掛けていた。どうしようかな~と悩んでいると、
「こちらにおいで」
と愛抱夢が手招きした。素直に従って愛之介の元へ行く。
「暦、ここにおいで」
「いーけど、、」
暦は心配そうな顔で愛之介の膝の上にちょこんと座った。
「お気に召さないかい?」
「や、ちがくて、、この際だから聞くけどさ!俺、重くね?」
「暦は重くないよ。それに、この先暦がどんなに重くなっても、鍛えてるから問題ない」
「ほんと?」
「ほんと」
愛之介はそう言って微笑み、暦の頭を撫でた。そしてそのまま優しく頬を撫でる。その手つきは、いつも暦の心を落ち着かせるものと同じだった。
(あぁ、俺、撫でるの好きだけど、無でられるのも好きかも、、)
そんなことを思っていると、突然顎の下に手が触れて持ち上げられる。なんだろうと思っていると、急に唇を塞がれた。どうやらキスをされているようだ。
「ん、む、、、♡」
暦は、その後も愛之介にわしゃわしゃ撫でられたり、愛之介の話を聴いたりしながらゆっくりとした1時間を過ごした。
「じゃあ、俺行くね」
「もうそんな時間かな?、、君といると時間の流れが速くて困るよ」
(ぎゅうう、、)
「だーっ!腕を離せー!」
「仕方ないな、ほら」
暦は、よろけつつ愛之介の方を向くと、愛抱夢偉い、と言って頭を撫でた。
「ん。そのかわり、約束は守ってもらうからね」
「もちろん。今回はちょうど一時間だったから、分かりやすいし大丈夫」
暦はそう言いつつゆっくり扉を閉めた。
(パタン)
(ガチャ、バタン!)
すると、ほぼ同タイミングで玄関から音がした。小走りで迎えに行くと、案の定そこにはランガがいた。
「おかえり、ランガ」
「た〜だ〜い〜ま〜」
「ふふっ、おつかれ」
暦の姿を見るや否や、ランガが飛びついてきたのでそれをぎゅっと受け止める。「あ〜落ち着く〜」
「ほら、まずシャワー浴びてこい。その間に適当におやつ作っとくから」
「うん!」
ランガをお風呂に追いやると、暦はキッチンに行き、軽くつまめるものを準備する。するとランガが戻ってきたのでそれをリビングに持っていく。
「いい匂いがする、、」
「おー、あがってきたか。丁度できたとこ」
「やったー!いただきまーす」
「はいどうぞ」
暦はランガの笑顔を見る度に心が満たされるような気がした。それと同時に、二人のことを好きすぎる自分が少し怖いと思うこともある。
(今はこんなに幸せなのに、いつか急に捨てられてしまうことがあるかもしれない、、)
そんな不安を抱えながらぼーっとしていると、不意に腕を引かれた。すると目の前にはランガの顔があった。
「どうした?なにか考え事?」
心配そうに聞く彼の表情を見ていられずに目を逸らすと、今度は額にキスされた。
「ん、、、なんでもねー」
「ほんとに?」
今度は頬に手を添えられ、親指で目元を優しく撫でられた。
「ほんとだってば」
「ならいいけど、無理はしちゃだめだよ?」
そう言って微笑むと、今度は唇に触れるだけのキスをされた。
そしてそのまま抱きしめられる。暦もそれに応えるように背中に手を回すと、さらに強く抱き締められた。
「ねぇ暦、今から時間もらえる?」
「あー、うん!先に愛抱夢のやってきたから空いてる」
「先を越された、、まあ良いか。で、今回は?」
「きっかり一時間」
「じゃあ少しゆっくりできるね」
暦は、二人とまったり過ごせるこの時間が好きだ。だから、少し大変ではあるが、大切にしたい時間である。
「じゃあ早速始めっか」
「うん、お願いしまーす」
(カチャ、パタン)
「さあ、この暦様が隅々まで癒してやるー」
「じゃあ、、今日もいつもので」
「任せろ!」
ランガの言ういつもの、とは、暦がランガを沢山撫でて沢山抱き締める、というものだ。ランガはこれが気に入っているらしく毎日要求してくる。
「よしよし。今日も頑張ったな」
「うー、暦ぃ」
「偉い偉い♡」
「うぅ、」
暦はランガの頭を優しく撫でる。すると、ランガは少し頬を染めながら嬉しそうに笑う。
(可愛いなぁ)
スケートをしている時こそクールで格好良いランガだが、こんな風に甘えん坊になるところも好きだ。暦はそんなランガのことが可愛くて仕方がないのである。
「よし、次はハグ!」
「わぷっ!ちょ、苦しいってぇ」
暦は勢いよく抱きついてくるランガを受け止めつつ、そのまま背中に手を回した。「暦、もっと強く」
「はいはい」
(ぎゅううっ)
「あー落ち着く〜」
ランガは暦を抱き締めたまま首筋に顔を埋めた。すると、ふわりとシャンプーの匂いがした。それがすごく心地よくて、思わずまた口付けたくなってしまう。
(ちゅ♡)
軽く触れるだけのキスをすると、今度は暦から舌を入れてきた。それに応えるように自分も絡ませていく。しばらく続けているうちに息が苦しくなってきたので一旦離すと、お互いの間に糸ができた。
「これ以上は、駄目」
「でも、、う、分かった」
少し可哀想だが、癒しタイムはキスまでと三人で決めたので仕方ない。
「かわりに、沢山なでなでしてやっから許せー」
「許すー」
「ふふっ」
そうして、あっという間に一時間は過ぎていった。
「はい、終了でーす」
「ぅ、、延長、、、」
「だーめ。これで我慢して?」
暦は軽くランガにキスをした。こういうときに、暦からキスをしてもらえる事はあまりないのでランガは喜んだ。
「そろそろ夕食?」
「腹減った!行くか、ランガ!」
「うん!」
二人がリビングに行くと、夕食は既に用意されていた。
「今日はスネークの当番だったもんなぁ、、普通に美味そう」
「分かる。あの人料理出来そうな感じじゃなかったけど、凄く美味しい」
「じゃあ、愛抱夢の様子見てくる!」
「行ってらっしゃい」
そう言って暦は愛之介の部屋へ向かっていった。
(コンコン)
『どうぞ』
「失礼しまーす」
(ガチャ)
中に入ると、そこにはいつも通り椅子に腰掛けた愛之介がいた。しかし何やら様子がおかしいことに気づく。
「だ、大丈夫か!?」
「……」
「おいっ!愛抱夢!」
暦が慌てて駆け寄ると、突然腕を引かれた。そのまま倒れ込むようにして抱きしめられる。
「うわっ!?」
「あぁ、可愛いな」
耳元で囁かれ思わず固まると、今度は唇を塞がれた。何度も角度を変えながら貪るような深いキスが続く。しばらくすると満足したのか解放されたのでホッとする。
「はぁ、はぁ、急に何すんだよ!」
「いやぁ、少し甘いモノが欲しいなーって思っていたら、甘いモノの方から来てくれたからつい、ね?」
「もう、、、で、仕事は終わった?」
「さっき終わったよ。で、君が来たということは、、夕食の時間かい?」
「そーだよ!ほら、行こうぜ!」
暦は愛之介の腕を引っ張りつつ部屋を出ていく。そしてそのままダイニングへ向かった。ちなみにランガは先に着席していたようだ。
「おー、連れてきたぞー」
「あ、来た。じゃあ食べよう」
三人揃って席につくと、いただきますと言って食べ始めた。今日のメニューはビーフシチューだ。
「んまい」
「ほんと?よかったぁ。実は俺も少し手伝ったんだ」
「この味ならいつでも嫁に行けるぞ」
「いえ、私は出来ることならここに終身雇用されたいです」
忠は表情を変えずに言った。
「ま、もう終身雇用みたいなもんだろ」
「ふむ、、それは良いね」
愛之介も、普段意見を口にすることのない忠が口を開いた上に、意外なことを言ったので面白そうにしている。
「おかわり」
ランガは、そんな事を気にもとめずに追加を食べ始める。
「おい、ちゃんと噛むんだぞ」
暦はそんなランガを叱りつつ、自分もおかわりをする。そんな二人の様子を眺めていて、愛之介はあることを思い出す。
「ご馳走様でした」
「美味しかった!さんきゅ」
「片付けはしておきます」
「このあとはもう休んでいいから」
「承知しました」
忠は無表情のまま皿を片付ける。
「じゃあ、少しゆっくりしてから風呂入るかー」
「少し良いかい?」
「なに?」
愛之介が暦の腕を引いて耳元で囁いた。
「今日は僕の番だよね?」
「っ〜〜!」
「ふふ、真っ赤。良いよね?スノー」
何の話かを一瞬で理解したランガは、少しムッとしつつ口を開いた。
「昨日は俺だったから、良い。けど酷いことはするなよ」
「もちろんだよ。だって、僕達の可愛いイブの為だからね」
「、、、決着ついた?良ければ俺先に風呂入りたい、、」
「あ、ごめん。じゃあ順番決めて入ろ」
「おう」
「愛抱夢、暦に無理させないでよ」
ランガは念を押すように忠告する。すると愛之介は少し考えたあと、にこりと笑って言った。
「大丈夫だよ」
(カチャ)
「お先にー!」
「うん、ゆっくり入っておいで」
「はーい」
暦は元気よく返事をして風呂場へ駆けて行った。その背中を眺めつつ、二人は議論を続ける。
「今日は僕に譲ってもらうけど、、明日の事に関して一つ提案があるんだ」
「、、俺、愛抱夢が言いたいこと分かったかも」
「そうかい?じゃあ、せーので言おう」
「ああ」
「せーーのっ」
『暦と三人でイチャイチャしよう』
どうやら二人の結論は同じだったようだ。そんな二人の様子を忠はさらっと見つめている。ちなみに、お察しの通り週末はよく三人で夜を過ごしているのである。
風呂から出た暦がリビングに戻るとランガは先に寝てしまったようだった。まあ帰ってきてからシャワー浴びてたし大丈夫、とか考えながら髪を乾かす。
「、、トイレ行こ」
そして、いつも通りトイレで準備を済ませ寝室(防音)で愛之介を待つ。
「お待たせ」
やがて、愛之介が部屋に入ってきた。
「おせぇ」
「ごめんね」
そう言って暦の頭を撫でたあと、優しく押し倒してキスをする。最初は触れるだけのキスだったが、徐々に深くなっていく。そして舌を入れられそうになったところで暦は顔を背ける。すると愛之介は少し残念そうな顔をする。
「好きだ。愛しているよ」
「ん、、」
「恥じらう君も、スケートをしている君も、、どんな君も全部好きだ」
「っ、、、」
そう言って微笑むと愛之介はもう一度軽くキスをして耳元で囁く。
「暦、愛してる」
「んぅ、耳やだぁっ」
暦は自分の耳を手で覆った。しかしそれを許さないとばかりに愛之介がその手を掴むとそのままベッドに縫い付けられるように押し倒される。そしてまたキスされたかと思うと今度は首筋に噛み付かれた。
「愛しているよ♡僕の本当のイブ」
「ん、、俺も、愛抱夢が好き、、、」
「可愛い、僕のイブ」
「んむっ、、はっ、まっれぇ!」
愛之介は暦の制止の言葉を無視し舌を入れてきた。歯列をなぞられ上顎を擦られるとゾクゾクとした感覚に襲われる。息継ぎのために口を離すと銀色の糸を引いた。それが恥ずかしくて顔を背けようとするもすぐに顎を掴まれ正面に戻された。そしてまたキスをされる。今度は先程よりも激しく口内を犯し尽くされた。
(ぴちゃ、れろ、)
「んっ、ふっ、んぅっ!♡」
「はぁ、、、美しい」
「愛抱夢って、けっこうむきむき、、やっぱでかいなぁ」
そう言いつつ、ペタペタと筋肉を触った。
暦は、愛之介が自分を「僕の」と言ったことに優越感を抱いていた。そして、それが嬉しかった。
だから、つい調子に乗ってしまったのである。
「へへ、おれの愛抱夢〜」
「、、、煽るからには、相応の覚悟があるんだよね?」
「へ?」
次の瞬間にはもうベッドに拘束されていた。しかも、両手は纏めて愛之介に掴まれている為抵抗できない。必死に足をばたつかせるも意味はなく、そのまま組み敷かれるような体勢になってしまった。
「痛くすんなよ、、?」
「ふふ、それは君次第かな」
愛之介は暦の服を脱がせていく。露わになった肌には、赤い痕がいくつも散っていた。それを満足そうに眺めると今度は首筋を舐め始めた。
「ひっ!?」
「ん、美味しい」
舌の感触に思わず身を捩るが逃げられない。
「うぅ、、、(はやく挿れろよっ!ナカが疼いて仕方ねぇ、、)」
暦は、早くこの熱から逃れたかった。だが愛之介がそれを許すはずもなく、さらに激しく攻め立ててくる。
「あ、あっ!もぉ、やだぁ!」
「可愛いね♡」
「ひぅっ!?♡♡」
耳元で囁かれた瞬間、全身に電流が流れたかのような感覚に襲われた。そして次の瞬間には絶頂を迎えてしまっていた。しかしそれでも愛之介の愛撫が止まることはない。むしろ激しさを増していった。
「んぁっ!いまイッたばっかなのにぃ!!♡♡♡」
「囁かれながら胸を弄られただけで呆気なくイッちゃうなんてねぇ」
「ひぅ、ごめんなさいっ!」
「別に謝ることはないさ。むしろ喜ばしいことだ」
そう言いながら愛之介は暦の乳首を摘んだり引っ張ったりする。それだけでも十分すぎるほどの快楽なのに、さらにもう片方を口に含んで吸い上げた。
「あっ!それだめぇ!!♡♡♡」
「ダメじゃないだろう?こんなに硬くさせておいて」
そう言うと今度は甘噛みをしてきた。その刺激にまた達しそうになるがなんとか堪えることができたようだ。しかしそれも長くは続かなかった。愛之介が暦の下腹部を撫で回し始めたのである。
「へぁ!?なにして、、」
「ココの準備」
そう言って笑うと、そのまま秘部に指を埋めていった。最初は一本だけだったが、すでに柔らかいそこにすぐに二本三本と増やされていく。バラバラに動かされたり抜き差しされる度に卑猥な水音が響く。その音を聞くだけで恥ずかしくて堪らない。しかし、二人に着実に調教されている身体は時折イイ所を掠められただけで跳ね上がってしまう。
(ぐちゅ♡ぬぷっ)
「ふぅ、そろそろいいか」
(ぬぽ、、、♡かちゃかちゃ、ぴと♡)
「あ、ぅ、♡」
(ぬぷぷぷっ、、ごちゅん!!)
「〜〜ッ!?♡♡♡」
一気に奥まで突かれた衝撃で暦は声にならない叫びを上げた。そしてそのまま激しくピストンされる。その度に結合部からは泡立った腸液が溢れ出しシーツに大きな染みを作った。
(たん、たん、、ばちゅ!!)
「はげひ、んぎゅ!?はげじぃ!!♡」
「ははっ、気持ちいいかい?」
「あぐゥ!?きもぢっ!!きもちいいれすぅ!!!♡♡」
暦は呂律の回らない状態で必死に答える。すると愛之介はさらに強く腰を打ちつけてきた。結合部から聞こえる水音が激しくなり耳からも犯されているような感覚に陥る。
(ぎゅうぅうーっ!!)
「イッグゥッ!!!♡♡♡」
暦は大きく身体を仰け反らせながら絶頂を迎えた。しかし、それでも尚止まらない動きに思わず逃げ出そうとしてしまうがすぐに押さえつけられてしまう。
「こら、逃げるんじゃないよ。まだまだこれからだろう?」
そう言って愛抱夢はさらに激しく責め立ててきた。暦はもう限界だと訴えるが愛之介は聞く耳を持たず、行為は続いていくのであった。
そうして何時間経っただろうか。未だに終わらない行為に暦の身体は限界を迎えようとしていた。しかしそんなことはお構い無しとばかりに愛之介は暦を犯し続けているのである。
「ひぃっ!♡もぉ無理れす!!許してくらしゃいぃ!!♡♡」
「駄目だよ。まだまだ足りない」
「お願いします!!お願いしまひゅがらぁ!!♡♡♡」
「じゃあ、あと一回イッたら終わりにしてあげようか」
そう言って愛之介は暦の腰を掴み直すと一気に最奥を突き上げてきた。その衝撃に目の前がチカチカとする。しかし休む間もなく激しいピストン運動が始まった。
(ごちゅん!どちゅんどちゅんっ!!!♡♡♡)
「お゛っ!?♡イグゥウウッ!!!」
暦は絶叫を上げながら絶頂を迎える。しかし、あと一回と言っていたはずの愛之介が動きを止めない。
「な、んれっ!?イ゛ッだ!♡もう゛イッたがら゛ぁあぁ!!!♡♡」
「うん、そうだね。でも僕はまだイッてないよ」
そう言いながらさらに強く打ち付けてくる。その度に暦の口からは意味のない言葉しか出てこなくなっていた。
(どちゅ、どっちゅ!!♡♡♡)
「やべでぇえ゛えええっ!♡♡♡イグゥウウッ!!!♡♡♡」
何度目かわからない絶頂を迎えるが愛之介はまだ止まらない。それどころかますます激しさを増していく始末だ。
(ごちゅ、ばちゅ!!♡)
「ひぎっ!♡イッてる゛ッ!!イ゛ッでるがら゛ぁあ!!」
あまりの快楽に涙が出てくる。しかし、愛之介はさらに動きを速めてきた。
(ごりゅん!!!♡♡♡)
「かひゅ、♡」
最奥まで突かれた瞬間、暦の身体が大きく跳ね上がったかと思うとそのまま脱力してしまった。どうやら気を失ってしまったようだ。だがそんなことはお構いなしとばかりに愛之介は動き続ける。
「!?、?、あ゛ーーっ!♡まらイッぢゃうぅう゛!!♡♡♡」
絶頂を迎えたばかりの身体に容赦なく快楽を叩き込まれ、暦は絶叫を上げることしかできなかった。そして何度目か分からない絶頂を迎えるとようやく愛之介の動きが止まった。ずるりと引き抜かれる感覚にすら感じてしまい小さく喘ぐ。栓を失った秘部からは白濁液が流れ出てきた。それを満足げに眺めると愛之介は暦の頭を撫でた。
(ぴく、ぴくんっ)
「あ゛、ひぃ゛、、?おわ、た?」
「うん、お疲れ様。よく頑張ったね」
そう言って優しく額にキスを落とす。暦は安心したように微笑むとそのまま意識を手放したようだ。愛之介は、ゆっくりと暦の身体を抱き起こし風呂場で清めてから自分のワイシャツを着せ、寝かせた。
ーーー翌朝
「ん、、(あ、愛抱夢がいる。そういえば今日は土曜日かぁ、、、)」
「おはよう、暦」
「ん〜、はよぅ」
まだ眠いのか呂律が回っていない。愛之介は微笑みながら暦の頭を撫でる。すると暦は気持ち良さそうに目を細めて擦り寄ってきた。そんな姿を見ていると庇護欲を掻き立てられてしまう。そのまま暫くの間撫で続けていると、ふいに暦と目が合った。その表情はとても幸せそうだ。その事に満足しながらもう少し寝てもいいぞと言う意味で軽く唇を重ねる。
「さんきゅ。でも、三人で一緒に飯食べたいから起きる」
「ふふ、そうかい。じゃあ僕もそろそろ準備しようかな」
そう言って愛之介は先に部屋を出ていった。
「、、俺も起きよ、って、い゛っっ!?(こ、腰痛てぇ!)」
(ぐぐぐ、、ぺしゃ)
「愛抱夢め、昨日変な姿勢で俺を潰すみたいに抱きやがって、、、まあ、頑張って行くかぁ」
リビングに辿り着くと、ランガが抱きついてきた。
「暦、大丈夫だった?酷いことされなかった?」
「もーランガ、大丈夫だって!あいつだってもう俺のことを憎んでるわけじゃねぇし」
「その通り。僕は暦に酷いことなんて何一つしていないよ?」
ドアを開け、やってきた愛之介が口を挟んだ。しかし、今度は暦が愛之介に反発する。
「お前なぁ、、たしかに酷いことはされてねぇけど、もっと手加減しろよ」
「愛抱夢、、、」
「おっと、、無粋な真似はしないよ。ただ見守ってるだけだから」
そう言うと愛之介は椅子に腰掛けた。どうやら本当に見守るだけでいるつもりのようだ。
(じーっ)
暦のことをじっと見つめている二人を見て、少し居心地が悪くなるが気にしないことにした(まあ、よくある事だし)。それよりも今は朝食を食べることが先決なのだ。今日のメニューはトーストと目玉焼きだ。暦は、朝食はランガが作ったようなので、昼食は俺が作らなきゃな、などと考えつつトーストを頬張る。
「美味しい?暦」
「ん〜、美味いけどちょっと多すぎじゃね?」
「うーん、やっぱり難しいな。でも頑張るよ!」
そう言って笑うランガはとても格好良いが、あまり無理はさせたくないのでほどほどにするよう促す。その後他愛のない会話を続けながら朝食を食べ終えた。
「少し休憩ー」
「俺の肩使う?」
「いや、僕の肩の方が安定しているよ」
暦がソファに座ると、すかさず二人は両端をとった。
「(う、筋肉に挟まれる、、、でも、ムキムキマッチョと細マッチョ、どっちも格好良いなぁ)」
暦は二人の筋肉に見惚れながら、自然と笑みがこぼれていた。すると突然ランガに引き寄せられる。そしてそのままぎゅっと抱きしめられた。たまたま近くを掃除していた忠はそそくさと逃げていく。
「おわっ」
「暦、どうしたの?」
「いや、別に何でもねーよ!(やばい、この流れは、、!)」
慌てて否定するもランガは納得していないようで訝しげな視線を向けてくる。しかし、それ以上追求されることはなくホッと息をついたのも束の間今度は右から引っ張られ、愛之介に抱きしめられた。
「ちょ!おい!」
「ん〜?どうしたんだい?」
愛之介は楽しそうに笑いながら暦の耳元で囁いた。その吐息がくすぐったくて身を捩るが離してくれそうにない。それどころか更に強く抱き締められる始末である。
「いや、だから近いんだって!」
「いいじゃないか別に」
「良くない!離れろって!」
そんなやり取りをしている間もランガと愛之介は暦のことを離さないとばかりに密着している。そして二人は同時に口を開いた。
『暦』
二人の声が重なり合うと同時に、それぞれの手が胸に触れた。そのまま優しく揉まれてしまい思わず声が出てしまう。
「ひゃう!?♡」
(むにゅ♡くにっ)
「可愛い声」
愛之介は暦の反応を楽しむかのように更に強く揉んでくる。ランガも負けじと反対の胸を揉みしだいてきた。二人同時に責められているため、快感が二倍になって襲ってくるため頭がおかしくなりそうだ。
「あっ!だめっ!♡そこばっか触っちゃやだぁ!!♡」
「どうして?」
「だってぇ、♡ちくび、きもちよすぎておかしくなるからぁ!♡」
「ふふ、暦は可愛いね」
そう言いながらランガが首筋に吸い付いてきた。愛之介は耳を舐めてくる。暦は二人の舌の感触にビクビク震えた。
「あ゛っ♡みみやだっ!♡んんぅ〜!!♡♡」
(びくんっ!)
「暦、イッちゃった?」
「まだ胸しか弄ってないのにねぇ?」
二人が耳元で囁く度に身体が跳ね上がる。そして、そのままくったりとなってしまった暦は、二人をきっと睨む。
「折角の休日なんだから一回やめ!、、、そのかわり、夜、な?」
「分かった」
「暦、可愛いね♡」
そう言って二人はにやりと笑った。そして再び暦の身体に手を伸ばす。しかし今度は優しく触れるだけだった。その後しばらく三人でいちゃついた後、今日の予定を立てたのだった。
「じゃあ、まずは買い物に行こうよ。暦、何食べたい?」
「え?んーそうだな、、ハンバーグとかどうだ?」
「ふむ、良いと思うよ」
「よし、決まりだな!」
こうして三人は仲良く(たまに暦を引っ張り合いつつ)買い物に出かけたのであった。
ーーー数時間後
「帰ってきたー!」
「楽しかったね」
「うん、また行こう」
暦の両手には袋があり、沢山の工具や物が入っていた(これが結構重い)。
だが、ランガと愛之介が荷物の大半を持っているため、鍛えたほうが良いのかな、、、などと思いつつ荷物を置こうとした。すると突然声をかけられバランスを崩してしまった。
「お帰りなさいませ」
「おわっ!スネークーー」
しかし、倒れることはなく誰かに抱き止められたようだ。見上げるとそこにはランガがいた。どうやら転ぶ前に助けてくれたらしい。
「ありがとう」
「どういたしまして」
そう言って微笑むランガを見て思わずドキッとするが慌てて目を逸らす。そんな暦を見て不思議そうな表情を浮かべながらもランガは優しく手を引いてくれた。
「怪我はない?」
「うん、、、さんきゅ」
そう言って笑う暦を見て愛抱夢とランガも自然と笑みがこぼれる。そして、三人で仲良くリビングへと向かったのだった。
ーーー夕食後
「ご馳走さまでした」
「お粗末様です」
「美味かった!」
「そりゃ良かった」
そう言いながら食器を片付けていると急に後ろから抱きしめられた。驚いて振り向くとそこにはランガがいた。どうやら手伝いに来てくれたらしい。
しかし何故か不機嫌な様子でこちらを睨んでいるように見える。不思議に思っていると、突然抱き締められた。しかも、かなり強い力で締め付けられている為何気に痛い。
「ちょ、おい!いきなり何だよ!」
「暦、最近愛抱夢とばっかり話してる。、、、ずるい」
「はぁ!?」
どうやら暦が愛抱夢と話しているのを見て嫉妬していたようだ。しかしだからと言って何故このような行動に出るのか分からない暦は混乱していた。するとそこに愛之介がやってきた。彼はランガの姿を見るなりニヤリとした表情を浮かべる。そしてやれやれといった様子で口を開いた。
「全く君たちは本当に仲がいいね」
「愛抱夢も人のこと言えないだろ!」
「そうだそうだ!」
ランガと暦は二人揃って反論した。しかし、そんな様子すら楽しんでいるようで彼は余裕そうな表情を浮かべている。それが気に食わなかったのか二人は更にムッとした表情になるが、それすらも楽しいようだ。
「ふふ、君たちを見ていると飽きないよ」
そう言って笑う彼を見てランガはますます不機嫌になっていくのだった。
ーーー
「じゃあ、昨日ので良い?」
「もちろん。僕から提案した事だしね」
「おっ、珍しい、もう決まった。昨日は愛抱夢だったから今日はランガの番になった?」
にこにこと笑う暦に、二人は無言で近づいていく。
「ん?あれ、どうしーー」
『暦』
二人は同時に名前を呼んでくる。その目は獲物を狙う肉食獣のようで、暦は嫌な予感がした。しかし逃げる間もなく二人に捕まってしまう。そして、そのまま寝室へと連れ込まれてしまったのだった。
(どさっ)
「おわぁ!」
ベッドに放り投げられ、その上に二人が覆い被さってくる。ランガと愛抱夢に両手を押さえつけられてしまい身動きが取れなくなった。
「ちょ、いきなり何すんだよ!離せって!!」
必死に抵抗するがびくともしない。
「(無言だし何か怖ぇえ、、もしかして、遂に愛想を尽かされた?)ご、ごめん」
「?なんで謝るの?」
ランガにキきょとんとした顔で聞かれるが、涙で視界がぼやけている暦にはそれが見えない。
「ごめ、やっぱり、俺じゃ駄目だったんだ!いっつも沢山迷惑かけてっし、、二人とも、ごめんっ、、、!」
そう言うと暦は泣き出してしまった。それを見た二人は慌てて慰めようとするが、泣き止んでくれない。すると愛之介がある提案をした。
「とりあえず一旦落ち着こうか。ね?」
「……うん」
「ごめんね暦、泣かないで?よしよし、怖かったね。もう大丈夫だから」
ランガが優しく頭を撫でてくれているうちに少し落ち着いたようだ。しかしまだ不安なのかなかなか泣き止まない様子である。そんな暦を見兼ねたのか今度は愛之介が話しかけてきた。
「暦、君は僕達のことを嫌いかい?」
「!?そんなわけねーじゃん!」
「じゃあどうして泣いているんだい?教えてくれないか」
そう言う彼の目は真剣そのもので誤魔化すことは出来なさそうだ。だから正直に話すことにした。
「だって、俺二人に迷惑ばっかかけてるし、それに最近は愛抱夢と話す機会の方が多かっただろ?そんな感じで、二人と平等に接する事が出来ないこともたまにあるから、、それで二人が嫉妬したんじゃないかと思ってさ、それで愛想尽かされたと思ったんだ」
そう言って俯く暦を見て二人は顔を見合わせた後同時に微笑んだ。
「はぁ、全くこの子は」
「暦は馬鹿だなぁ」
「なっ!?お前らには言われたくねーよ!」
顔を真っ赤にして怒る暦を見て二人は笑い出す。それにつられて暦も笑顔になった。そして改めて三人で向き直り話し合いを始めた。
「でも、嫌われて捨てられるかと思ったから、良かった、、」
「嫌うわけないだろ」
ランガは暦を抱き寄せながら言った。愛之介もそれに続くように暦の手を取り微笑む。二人からの愛情を感じて安心したのか、暦は再び涙を流し始めた。
「うぅっ、ごめんなぁ、二人とも、ありがとぉ、、っぐすっ」
「もう泣かないの」
優しく頭を撫でてくれるランガに抱きつくとそのままキスをされる。舌を入れられ口内を蹂躙され頭が真っ白になる感覚に襲われる。しばらくして唇が離れる頃には、暦はすっかり蕩けてしまっていた。
そんな様子を見て、今度は愛之介がキスをしてきた。舌を入れられ歯列をなぞるように舐められる。
「んっ、ふぅっ」
息苦しくなり胸元を叩くとやっと離してくれた。飲み込めなかった唾液が口から漏れてしまいそれを愛之介が舐め取ってくれる。それから二人から交互にキスされた暦は腰が抜けて立てなくなっていた。そんな暦を支えつつ、ゆっくりとベッドに押し倒す。
「じゃ、そろそろ始めようか」
「え?なにするの?」
「決まってるだろう?セックスだよ♡」
「え、、三人で?」
「もちろん!」
「で、でも、先週も三人でシたじゃん?三人でスると、俺、次の日立てなくなるし!つーか動けなくなる!」
必死に訴えかけるが二人は聞く耳を持たないようだ。結局そのまま流されてしまい、暦はいつものように二人に愛されることになった。
「んああぁっ♡」
「ふふ、暦可愛い」
「もっと気持ち良くさせてあげようね」
そう言って二人はさらに激しく責め立てる。胸の先端を口に含まれ舌で転がされたり吸われたりする度に甘い痺れが全身を襲う。そして同時に下の方にも手を伸ばされた。
既に濡れそぼったそこは簡単に指を受け入れてしまうほど柔らかくなっている。しかし、今日は準備をしていない状態で連れてこられたので、ランガが解してくれている。二本の指でナカを拡げられるとさらに蜜が溢れ出した。
「ねぇ、挿れていい?」
その問いに答える余裕もなくただ小さくコクンと首を縦に振った。するとすぐに熱いものが押し当てられる。ゆっくりと侵入してくるそれを受け入れようとするも上手くいかない。
(にぢ、ぎゅ、ぐぐ、、、)
「あ゛っ!う、ぐぅっ、、!」
そんな様子を見兼ねてか愛之介が暦に口付けてきた。舌を入れられ口内を蹂躙される感覚に頭がボーッとしてくる。その間にもランガはどんどん奥へと進めていった。やがて全て入り切ったところで一度動きを止める。暦は既に息も絶え絶えだったが、それでも必死に呼吸を整えようとしているようだ。そんな様子を見て二人は愛おしそうに頭を撫でた。
「動くよ」
そう言ってランガはゆっくりと動き始めた。最初はゆっくりだったが徐々にスピードを上げていくにつれて暦の口から漏れる声も大きくなっていく。結合部から聞こえてくる水音と肌がぶつかる音が部屋中に響いているような気がしたがもうそんなことなど気にする余裕もなかった。
やがて限界を迎えたのか暦の身体が痙攣し始めた。その際の強すぎる収縮により、ランガも同時に果てる。
(ぐちゅぐちゅ♡ぬぽ、、、♡)
「あ、あぁっ、ぬけてく、、、」
「暦、大丈夫?まだ頑張れる?」
ランガが心配そうに顔を覗き込んでくる。しかし暦はぐったりとしていて首を横に振ることしか出来なかった。すると今度は愛之介が話しかけてきた。彼は優しく微笑むと暦の頭を撫でながら言った。
「じゃあ今回はここまでにしておこうか」
「え、いいの?」
てっきりいつものように激しくされると思っていたので拍子抜けしてしまった。だが正直助かったと思いホッとする。しかしそれも束の間ーー
(ずぶっ!ぬぷぷぷ、、♡)
突然後ろから何かが入ってきた感覚があり思わず声が出てしまう。慌てて振り返るとそこには愛抱夢がいた。どうやらいつの間にか挿れられていたようだ。
「お゛ごぉおお!?う、ぎ、んぐ!!む、り、ぐる゛ひぃい!!♡♡」
「大丈夫だよ暦♡これからもっと気持ち良くなれるからね♡」
ランガが耳元で囁きかけてくると同時に腰を動かし始めたため頭が真っ白になる。もう何も考えられないくらい快楽に溺れていた。
(ごちゅん!どちゅっ!ずぷぷぷっ!!)
「暦、俺の舐めて?」
すると、ランガがモノをウェットティッシュで拭いてから眼前に出した。愛之介は少しの間止まってくれるようで、暦は息を整えつつランガのモノを見つめた。
「あ、、♡」
暦がそのまま口を大きく開くと、ランガがモノを入れてきた。
「ん、、暦の口の中すっげぇ気持ちい」
「ん!」
喜んでもらえて嬉しかったので、暦はにこっと笑った。しかし、それは良くない選択だった。暦が微笑んだ途端、愛之介が容赦なく奥を突き刺してきた。
「んごぐぅう!?♡」
「ちょ、愛抱夢!危ない」
「ごめんごめん、ついね。でも暦がいけないんだよ?」
「んぇ、、?うぎぃい!?♡」
今度はランガに腕を噛まれた。痛いはずなのに何故か快感を感じてしまい身体が震える。その間にも抽挿は続き何度も奥を突かれる度に目の前がチカチカした。
(ごちゅ♡どつ!ぱんっぱんっ!!)
二人の動きが激しくなるにつれて結合部や口から聞こえる音も大きくなっていく。
「暦、出すよ!」
「俺もそろそろ限界だ」
(ずりゅりゅっ!♡びゅうっ!♡♡)
二人が同時に最奥を突いてきた瞬間、熱いものが注がれる感覚があった。それと同時に暦自身も果ててしまったようで、勢いよく射精した。
「暦、全部飲んで」
「んぐぅ!ん、く、んん、、ぷはっ♡」
言われた通り口の中に出されたものを全て飲み込むと、一度解放された。しかし、これで終わりではなかった。ランガが暦の両足を抱え上げると再び挿入してきたのだ。そしてそのまま腰を打ち付けてくる。暦は視覚的な羞恥により顔を真っ赤に染め上げた。それを見た二人は不敵な笑みを浮かべた後、暦の身体を起こし背面座位の体勢になる。すると自重でより深く入ってしまい目の前に火花が散ったような感覚に襲われた。
「んぎぃい!!♡あ゛っ!やべで、どまっれぇええ゛!!」
「ごめん暦、止まれない」
ランガは謝りながらも容赦なく突き上げてくる。その度に結合部から白濁が溢れ出してきたが、お構いなしといった様子だ。その上、愛之介も負けじと動き始める。二人によってどこまでも責め立て続けられている暦は、もう何も考えられずただ喘ぐことしか出来なかった。
(ずぶっ!♡ばちゅっ!♡♡)
「おごぉお!!♡んぎぃいいい!?♡」
「ふふ、気持ちいいかい?」
「ちぐびだめっ!!♡たべるにゃ、お゛ッ!?ふが、おぐふがいぃ!!♡」
「暦、可愛い♡もっと気持ち良くなって」
愛之介は乳首を口に含んだ後強く吸ってきた。そしてそのまま舌先で転がしたり甘噛みしたりを繰り返す。その度に甘い痺れが身体中を駆け巡った。すると今度は反対側にしゃぶりついてきたかと思うと強く噛まれた。その瞬間身体が大きく跳ね上がると同時に絶頂を迎えてしまう。しかし二人は動きを止めることなくさらに追い打ちをかけるかのように激しく責め立てた。
(ごちゅ!ぱんっぱんっ!!♡)
「んお゛ぉッ!♡うぎぃい!♡イグぅううう!!♡」
「ふふ、いっぱいイッて良いんだよ」
そう言って愛之介は暦のモノに手を伸ばした。先端部分を中心にぐりぐりと押し潰すように刺激を与えると呆気なく果ててしまった。それを見たランガも負けじと激しく責め立てる。そして再び絶頂を迎えそうになる寸前で動きが止まる。暦が不思議に思っていると、ランガが恐ろしいことを言い出した。
「これ、暦を持ち上げたら二人で挿れれるんじゃない?」
「は、、?」
「確かにそうだな。暦、ちょっと失礼するよ」
そう言うとランガは暦を抱えて持ち上げた。そしてそのまま愛之介に抱きつくような体勢を取らせると、後ろから一気に貫いた。
(にぢゅ、、ごちゅんっ!!♡)
「!?!♡♡お゛っ、お゛ぉっ、、」
「うん、いけそう。じゃあ、一回抜くから同時に挿れよう」
「すごく面白そうだ。、、僕達のイブ、少し待っててね」
「へぁぁ、、、?」
理解が追いつかない。ただ分かるのは、今から恐ろしい事が起きるということだけだ。二人のモノが暦の秘所に触れる。そしてーー
(ぬぷ♡ず、ぐちゅ、ずずずっ、、!)
「ん゛ほぉおぉおお!?!ぐるじ、う゛っ、ぎぃ!!ぐ、、!」
二人のモノが同時に入ってきた。しかも前と後ろ両方からだ。圧迫感や苦しさで呼吸が上手く出来なくなり意識が遠のきそうになる。だが、容赦なく下から突き上げられ強制的に覚醒させられる。
(ずりゅりゅっ!♡♡ぱちゅんっ!!♡)
「んぎぃい!!♡」
あまりの質量に 腹が圧迫され苦しいはずなのに何故か快感を感じてしまっている自分がいた。
「暦っ、大丈夫!?痛い?無理なら、今すぐやめる」
「ら、いじょうぅ、、」
ランガが心配そうに覗き込んできた。暦は首を横に振り大丈夫だと答えると、それに安心したのか再びゆっくりと動き始めた。
(ぐちゅん!♡ぱんっ!!♡♡)
「んぎぃい!?♡あ゛っ、おごぉお!?」
前後から同時に攻め立てられ頭が真っ白になる。あまりの圧迫感と快感に意識を失いかけたその時ーー不意に耳元で囁かれた言葉に背筋がゾクッとする感覚を覚えた。それは二人同時の言葉だった。
『愛してる』
その言葉を聞いた瞬間、嬉しさと幸せで胸がいっぱいになる。
「お゛ごっ!?♡あ゛ぁッ!!イグぅうううう!!!」
(びくんっ!♡♡)
絶頂を迎えた暦は身体を大きく痙攣させながら果ててしまった。しかしそれでも二人の動きは激しくなるばかりだ。パンッパンッという肌同士がぶつかり合う音が部屋中に響き渡る中、三人は快楽に溺れていた。
「んぎぃい!!♡あ゛っ、うぐ、、!」
「あぁ、もう精液が出ないんだね。可哀想に」
「女の子になっちゃったな」
愛之介が暦のモノに触れ扱きながらも腰を動かす。そして後ろからはランガにごりごりと突かれている状態だ。前と後ろの快感に耐えられず暦の口からは悲鳴のような嬌声が上がるばかりだ。
「んぎぃい!!♡おごぉ!♡」
(どちゅどちゅ!♡ぱちゅんぱちゅん!♡♡)
「あぁ、可愛いね♡もっと気持ちよくなりたいかい?」
そう言って愛之介は暦の乳首を摘んだり引っ張ったりして弄ぶ。暦はその度にビクビクと身体を震わせていた。
「お゛っ、お゛ぉ、んぎゅう?!♡もぅむりぃいい!♡」
「無理じゃないだろ?こんなに締め付けておいてよく言うよ」
そう言って愛之介はさらに激しく腰を打ち付けた。すると突然ランガが暦の顎を掴み自分の方を向かせると唇を重ねてきた。舌を入れられ口内を蹂躙される感覚に頭がボーッとしてくる。その間も二人は動き続けたままである為暦は休む間もなく快楽を与えられ続けていた。
「暦可愛い。大好き」
「あ、がぁ、んぐぅうう!?」
(ごちゅ!♡どちゅっ!!♡♡)
ランガの言葉に応える間もなく抽挿を再開されてしまう。激しく揺さぶられる度に脳天まで突き抜けるような快感に襲われる。あまりの激しさに呼吸すらままならない状態だ。それでも二人は止まることなく暦を責め立て続けた。
そしてとうとう限界を迎えようとしていたその時ーー突然二人の動きが止まったかと思うと同時に熱いものが注がれていく感覚が伝わってきた。どうやら同時に達したらしい。
「は、ひ、、♡はりゃむぅ、、、♡♡」
暦はぐったりとした様子で弱々しく呟いた。その姿を見た二人は満足げに微笑むと再び動き始める。今度は正常位で愛之介の上に座らされる形で貫かれた。
自重によりさらに深くまで入ってしまったようで、あまりの圧迫感に息が詰まっている。それでもお構いなしといった様子で下から突き上げられてしまえばなす術もなくただ喘ぐことしか出来なかった。
「んぎぃい!!♡」
「ほら、ここ好きだろう?いっぱい突いてあげる」
「こっちも弄ってあげるね♡」
ランガが片方の乳首にしゃぶりついてきたかと思うともう片方を指で摘まれ転がされたり引っ張られたりした。それだけでも十分すぎる程の刺激なのに、さらに愛之介には後ろを貫かれている状態なのだ。
「んぎぃい!?♡あ゛っ、うぐ、、!」
(ずぶ!ぱんっぱんっ!!♡♡)
「暦可愛い♡もっと声聞かせて?」
そう言ってランガは奥を捏ね回してきた。二人の男根を咥え込んだ暦のアナルは限界まで拡げられている。その状態でピストン運動を繰り返されるのだから堪らない。
「あ゛ひぃっ!?んぐぅ、、!」
(ごちゅ!!♡ぱんっぱんっ♡♡)
「んぎぃ?♡あ、やぁ、お゛っ!?♡」
ランガが動く度に結合部からは愛液が飛び散っている。暦のモノは既に勃起しており先端からは透明な汁が溢れ出していた。それを見た愛之介とランガは再び動き出す。今度は二人で暦を責め立て始めたのだ。
「おごぉお!?♡やめでぇええ!!♡」
「ふふ、可愛い」
「もっと乱れても良いんだよ?」
二人の言葉など耳に入っていないようでひたすら喘ぎ続けている。その姿はとても淫靡で美しい。
「んぎゅぅうう!?!♡♡♡」
(どちゅんどちゅん!!♡♡ず、ずぼ、ぐちゅり!♡♡)
下から容赦無く突き上げられる度に脳天にまで響くような快感に襲われる。もう何度絶頂を迎えたのかすら分からない程に暦はイキ狂っていた。
それでも二人の責め苦が終わることはなく寧ろ激しさを増していく一方だ。
「お゛っ、あがぁあ!?♡イグぅうう!!♡」
「あぁ、またイッたんだね」
「暦可愛い。もっと気持ち良くなって」
「ま、まっでぇえ!♡もぅむりぃいい!!♡」
(どちゅんどちゅん!!♡ぱんっぱんっ♡♡)
ランガが上から突き上げると同時に愛之介は暦のモノを握り上下に動かしてきた。
「おごっ?!♡あぐっ、やらぁっ、うぎぃい!!♡」
(ずぶんっ!ぱんっぱんっ!!♡♡)
「あ、また締まった。気持ち良いんだ」
「暦は僕達に犯されるの大好きだもんね」
二人は楽しそうに笑うとさらに動きを早めてきた。もう限界などとっくに超えているというのに休む暇すら与えられない。そしかし、遂にその時が訪れる。
(どちゅん♡ごちゅん♡ばちゅっ!♡ぐぽぉお!♡♡♡)
「あがぁぁああ!?♡イグぅうう!!♡」
(びくんっ!♡♡)
暦は身体を大きく仰け反らせ絶叫のような声を上げた。それと同時に、性器からは潮を吹き出しランガの腹を汚していく。
それでも二人は動きを止めることなく動き続けた。それどころか更に激しくなっていく一方だ。
「お゛っ、おごぉおお!?♡イぐのとまんにゃぃい!♡♡」
「あ、は♡暦可愛い♡もっとイッて良いんだよ♡」
「まだ出るじゃないか♡そんなに気持ち良いのかい?♡」
「んぎぃい!!♡♡お゛っ、あ゛っ!♡♡」
二人の言葉など聞こえていないようでただひたすらに喘ぎ続けている。
「お゛ごぉお!?♡イグぅうう!!♡♡♡」
(びくんっ!♡♡)
その時、確かに絶頂を迎えたのだが、暦のモノからは何も出なかった。
(びくっ♡びくん、、)
「あ、ひぃ?あぁっ、、?♡♡」
「あれ?もしかしてドライ?」
暦のモノはぴくぴくと小さく震えている。それを見た二人は嬉しそうに笑い、一度モノを抜いた。
「すごい、初めてドライでイけたね♡」
「偉いぞ♡よしよし、ご褒美をあげないとね」
そう言うと、愛之介は拳を暦のアナルに押し当てた。
「あ、もしかして、、、愛抱夢、暦が痛がったらすぐに止めて」
「もちろん分かっているさ。けど、ドMな暦ならきっと気持ちいいよ♡」
「あぅ、、?いたいこと、すんの?」
「大丈夫。俺がついてるよ」
そう言ってランガが暦の頭を撫でると安心したのか、暦はふにゃりと笑った。そしてそのまま愛抱夢の方へと尻を向ける。すると、アナルに拳を当てられゆっくりと挿入された。
(ぬぢっ、にぢゅ、ぐにゅぅう♡)
「う、ぎっ!?やっ、!やだ、やぁああ!!♡♡」
「大丈夫、落ち着いて。痛くないようにゆっくりするからね」
暦は嫌々と首を振っているが愛抱夢はそれを無視してどんどん拳を奥へと進めていった。そしてある一点を掠めた時、、
(ごりぃ!!ぐぽん、ぐぽぉ、、、♡♡)
「??ぁ、ぎっ♡かは、ん、ひ?」
暦が目を見開き、声にならない悲鳴を上げた。
「ぐ、るじい゛!や゛あ、ぐぅじぃい!!!♡」
「大丈夫だよ。ゆっくり息を吸って」
ランガは優しく声をかけながら暦の背中を摩った。しかし、それでも暦は苦しそうな声を上げ続けている。
「愛抱夢、一回抜いたほうが、、」
「いやいや。ここは一気に押し込んだ方が、、」
愛之介とランガが言い合っている中、暦は
目を見開き舌を突き出しながら体を痙攣させていた。どうやら苦しさと疲労で意識が飛びかけているようだ。
「あぎっ?♡お゛ごぉおお?!♡♡」
(びくびくびくん!♡)
「ほら、腕まで入ったじゃないか♡」
愛之介は満足そうな表情を浮かべているが暦の方はそれどころではないようだ。瞳からはポロポロと涙を流しながら体を痙攣させている。その姿はとても扇情的だった。
「すごい締め付けだ、、♡」
愛抱夢がゆっくりとピストン運動を始めるとそれに合わせて暦の口から甘い吐息が漏れるようになった。どうやら痛みよりも快感の方が勝ってきたらしい。
「お゛っ♡あ゛ぁ〜!!」
「愛抱夢ばっかりずるい!交代して」
「仕方がないなぁ、、、ほら」
(ずろろろろっ、、、ぶぽっ!!)
「うぎゅぅう!?♡ひっくりかえう、ひっぐりかえっちゃうぅ!♡♡」
引き抜かれた反動で暦は身体を大きく仰け反らせ白目を剥いてガクガクと痙攣し始めた。アナルからはごぽぽっ!と音を立てて精液や腸液が流れ出ている。
「はぁ、はぁ、もぅ無理ぃい!」
「駄目だよ暦、まだ終わってないよ」
(きゅむっ♡)
「ひぃん!?♡」
「俺の腕入れていい?嫌だったり無理だったりしたら止める。、、どうする?」
ランガの長くて白い指が暦のアナルに入っている。愛抱夢が暦にキスしている間に、そっと指を入れてきたからだ。そのおかげで今は三本の指が暦の肉壁を擦っていて、たまに指先が前立腺を掠める度にビクビクと身体を震わせている。
「いぃ♡きもひいいからぁ♡もっとさわってぇえ!♡♡」
「うん、分かった」
(こりゅっ♡こりっこりっ♡♡)
「んひっ!?♡お゛っ♡もっどぉ!!♡もっどおぐまでいれてぇえ!!♡」
「うーん、、どうしよっかなぁ」
「おねがいっ!ね、らんがぁ、、♡」
(ひくんっ、ひくっ♡)
「じゃあ、ゆっくり挿れるよ」
ランガが暦の耳元で囁くと暦は小さくコクンと頷いた。ランガは、少し戸惑っていたがすぐにコツを掴んだのか、スムーズに入れていく。そして遂にかなり深くまで飲み込ませたところで動きが止まった。
「お゛ごぉおお!?!♡♡♡しゅごいぃい!!♡」
(びくんっ!♡ぷしゃぁああ!!♡♡じょろっ、ちょろろろ、、♡)
あまりの快感に暦は失禁してしまった。シーツに広がる黄色い水溜まりを見て二人は驚いているようだったが、すぐに笑顔を浮かべた。
「ふふ、おもらししちゃったね」
「あぁ、すごく可愛いな♡」
「あぅう♡ごえんらさいぃい!♡」
(びくんっ!!♡♡)
「大丈夫だよ、暦。これからもっと気持ちよくなろうね♡」
そう言ってランガは暦の頭を撫でたあと、ゆっくりと動きを再開した。そしてすぐに奥深くまで入ってくるようになる。
「お゛ごぉ!?♡♡あがっ!♡おぐっ!はいってるぅう!!♡♡」
「そうだね、入ったよ♡」
(ぐぽんっ!!ごりっ!♡ぐりんぐりんっ♡♡)
「ひぃい!?おぐぅうう!?!?」
結腸まで押し込まれたかと思うと今度は入り口付近まで引き抜かれまた奥深くまで入れられる。それを何度も繰り返されているうちに暦は意識が朦朧としてきたようだ。目の焦点があっていない。口から涎を垂らしながらひたすら喘いでいるだけだ。
「あ゛ーっ、うぐっ、ぎもぢぃい!♡」
「暦、俺の腕で気持ち良くなって♡」
ランガはそう言うとさらに強く押し込んだ。
(ずぶっ!ぐちゅ♡ぱんっぱん!!♡♡)
「あ゛ぁ〜!?♡しゅごいぃいい!!♡♡♡」
「ん、、暦?大丈夫?」
「お゛っ♡あぎぃいい!?♡♡♡」
(びくんっ!♡♡がく、がくんっ!!♡♡♡)
暦は身体を大きく仰け反らせ白目を剥きながらガクガクと痙攣している。どうやらまた達してしまったようだ。
「可愛いねぇ。胸も可愛がってあげよっか♡」
「あがぁあ!?♡イったからぁ!!もうイってるからぁああ!!♡♡」
「うん、そうだね」
「やめでぇえ!♡やだっ、ね、あだむっ!にゃんがぁあ!!♡♡」
「、、、、」
そんな暦の頼みを聴き、二人はピタリと動きを止めた。
「、、、可愛すぎるんだけど」
「あぁ、、これは反則だ」
二人が悶えていると暦は不安そうに見上げてくる。
そんな暦を見て二人は頭を抱えた。可愛すぎるのだ。この小動物のような仕草がたまらなく愛おしい。
「、、、ゆるしてくれる?」
「うん、許すよ」
「俺もだ」
(ごちゅん!♡ぐぽぉおお!!♡♡)
「お゛っ!?♡」
二人は再び激しく動き始めた。先程よりも激しい動きに暦は目を見開くがすぐに蕩けた表情へと変わる。もう何を言っているのかもわからないくらい喘ぎ続けている。そんな姿も愛おしいと思ってしまう程二人は重症だった。
暦のアナルからは腸液などが混ざった液体だらだらとが流れ出している。それがランガの腕を汚しているのを見て、愛抱夢は少し興奮しているようだった。
「あ、うぁあ゛?んぉお!♡♡」
ランガの腕を奥深くまで飲み込んだ状態で暦は身体を大きく仰け反らせ、痙攣し始めた。どうやらドライオーガズムに達したようだ。
「良く頑張ったね、、♡」
(にゅぽんっ!!♡)
「お゛っ!?♡♡♡」
ずるりと引き抜かれると同時に暦の口から甘い声が上がる。ぽっかりと開いたアナルはひくひくと収縮を繰り返していた。
「おにゃかいっぱいぃ、、、♡も、ちゅかれた、、、」
「暦に頑張ったご褒美あげないと」
「そうだねぇ。何かして欲しいことはないかい?」
二人がそう言うと暦は恥ずかしそうに俯くと小さな声で呟いた。
「、ぎゅってしてほしい」
「!、、、」
二人は暦の両脇に腰掛けるとそれぞれ腕を広げた。それを見て暦は嬉しそうに笑うと二人の腕の中に飛び込んだ。
「あったかいな」
「うん。幸せだ」
そう言って二人は暦の額にキスをおとした。そしてそのままゆっくりとベッドへ押し倒すとその上から覆い被さった。
「んっ、ちゅ、んぁ♡」
「んむ、暦、可愛い」
「暦、こっち向いて?」
ランガは暦の顎を掴むと自分の方を向かせた。そしてそのまま深く口付けをする。愛之介もランガに続き、暦の手を取り指先にキスをする。
二人の愛情表現が嬉しいのか暦は頬を緩ませている。
「んっ、、、♡眠くなってきた、、♡」
「ふふ、寝ても良いよ。僕達が側にいるから」
「うん、おやすみ暦」
二人はそう言って暦の額にキスをすると布団を掛けてやった。すると暦はすぐにうつらうつらとし始める。よほど眠かったのだろう。二人は暦の側に寄ると、優しく暦の頬に触れた。
「これからもずっと一緒にいようね」
愛之介は暦の額にキスをすると静かに微笑んだ。するとそれに釣られてかランガもまた微笑んでいるように見えた。
そんな二人の姿を見た後、暦は静かに目を閉じる。そしてそのまま深い眠りへと落ちていったのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーEND
コメント
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こんな秘境まで見に来てくれて ありがとう。 正直、テラーノベルにSK∞腐民 ほぼいないと思っていたから 同志がいて嬉しい。♪┌|∵|┘♪