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「   デキナイ子    」

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「 デキナイ子 」

4 - 第4話

♥

320

2023年09月10日

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妹は 、日に日に成長する度に 、

私に容赦のない暴言を吐き散らかした 。


そのせいか 、日に日に酷くなっていく 、

雨の日が好きだったのに 、嫌いになった 。

左手が痛い 。友達と遊ぶ時 、じゃれあうと触れられるだけで痛みがでる 。


リスカの跡ではなかった 。


いつしかこうなってしまった 。

ストレスを感じたり 、苦しくなっていくと 、

皮膚を引っ掻き 、皮膚を傷つけた 。

ヒリヒリとした 。次の日には跡が残った 。

絆創膏が耐えなかった 。とうとう顔にもやるようになった 。

これは自分の意思じゃない 。無意識なんだ 。


傷つけられていく左手と顔の部分 、怪我が増える一方の怪我 、

両親と 、親 、友人 、


騙すときには心が苦しくなった 。


「転んだだけ」「水脹れが潰れちゃって、」

「事故りかけて自転車で転けた 。」

「階段から落ちた」



案外みんなその言葉を信じた 。


そんな彼らに少し 、寂しさを感じた 。

そんな感情は知らないフリをした 。

したって直せるものでは無いから 。


日に日に増えていく傷を見て 、

クラスメイトや 、生徒たちは 、私を見て 、

その傷をじって見つめていた 。

知ってる 。でも 、見ていることに気づかないフリをした 。




なんでだろ 、




『 ____ 気づいて欲しかった 、』



『 気づいて 、』




「その毛がどうしたの?」そう聞かれる度にそんなことを心に潜めながらも 、

「え?転んだ 。」嘘をついた 。




きっと私は 、死んだら 、



地獄だろうな  、











どうか 、この小説が 、



私の心を変えてくれますように  ____  。




どうか 、この小説が 、



周りの人にバレませんように  。






どうか 、この小説が 、



































最後の『  遺書  』になりますように  。



















死にたくない 、でも 、死んだらその時は   、












『 この小説  』のこと 、











読んでくれますように  。
















貴方達に助けを求め無かった 、私は 、















まだ 、人間  にはなれなかったようです 、



生まれ変わったら 、貴方達に  、



『    会ってもいいですか  ?    』















皆さんのことを  、とても  、



『    愛していました  。』











出会えてよかったよ  _____  。








後悔しないでね  、私が悪いだけだから  。






私が迎えに行く時  、ちゃんと信じてよね  。









おばあちゃん  。大好き  。


泣かないでね     。





親友  のみんな  。

アンタらも泣くんじゃないぞ  。

葬式の時は笑ってね  。




読者さん 。

なるべく書くようにする  。だから  、

安心してね  。これはもしもの時の遺書  。

死ぬつもりじゃないよ  。ただ  、死んでしまった時は 、


ごめんなさい  。



人はいつ死ぬか分からないものね  。

分かったらいいのにね  。



その日までに沢山楽しめるじゃない  。




まぁ  、分からないから毎日大切に生きろって 


世間は言うんだろうけどね   。







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コメント

20

ユーザー

ここあちゃんには誰よりも幸せになって欲しい いや、私"達"が絶対に幸せにする ここあちゃんには色んな人がついてるよ ファンのみんなそう思ってるよ でも私は絶対に死ます○なないでとは言えない 辛かった時、○にたくなった時にそう言われると胸が苦しくなるし色んな感情で頭がごちゃごちゃになって結局弱い自分が嫌になる 辛くなったらいつでも逃げてきなよ

ユーザー

遅くなってすいません 冗談ですよね、いや冗談であってほしいです でも別に死にたいなら死んでもいいですけどでもここあちゃんが想像するよりも色んな人が悲しむんですよ!もしここあちゃんが死んだら私はここあちゃんを1人にさせない為に死にたい、けどそんな勇気ありません でも!来世、来来世世でも私はここあちゃんの傍にいますからねいつまでも尊敬しています!

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