テラーノベル
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“OK、こっちの鍵は開いた。ここで最後だから逃げ道の確保お願い”
“了解”
“屋上どう?ヘリで行ける?”
“東の塔に警察降りちゃったから無理かも‥‥もう少し様子見ます”
“了解、じゃあ駐車場は?”
“こちらもさっきまで警察いたんだけど‥‥今見えないな”
“少し前目に抑えて確認出来たら教えて”
“了解です”
ここはサーバールーム
前回はバイクで逃走出来たが、毎回上手くはいかない
早く脱出しないと籠城戦になり、効率が悪くなる
俺は建物一階の部屋に身を隠しながら警察が来るのを待っていた
その時階段から誰かが降りて来て扉を開ける
銃口を向け身構えるとそれはボスだった
「おい、酒寄‥‥俺はそこの部屋からこっち見るから俺とクロス組もう」
「あ、はいボス」
「やった事はないが、もしかしたら正面から出るかもしれない。ただ車が近くにないのが難点だな」
「それなら俺の車入り口の脇に隠してありますけど」
「ナイスだ酒寄。じゃあなんとしてもここは抑えよう」
「はい、わかりました」
俺達は通路を挟んで対角線に銃を構える
‥‥足音が聞こえた
ボスが目で俺に合図をくれる
早く姿を現せ
曲がり角から警察の姿を捉えた
1人‥‥2人‥‥
確実に銃口を向け撃ち抜く
その後に‥‥また1人‥‥また1人‥‥
「え‥‥多くない?」
「酒寄、大丈夫か?」
「ちょっと多いかも‥‥」
警察がこちらに発砲してくる
俺は身を屈め、弾の補填をしなくては‥‥
曲がり角から足音がこちらに向かってくる
しまった!
踏み込んで来たんだ
「酒寄っ!」
「えっ⁈」
俺が銃を構えるより先にボスが向こうからローリングで俺の前に滑り込み、警官を撃つ
倒れ込む警官のすぐ後ろに警官が立っていて、その銃口はボスを狙っていた
俺はボスの後ろからその警官目掛けて引き金を引く
「‥‥っぶねー‥‥」
「‥‥これで全員か?」
「ここに居たのは多分終わりました」
“屋上から正面見れる?”
“はい、今は誰も居ません”
“とりあえずやった事ないけど正面からは出れそうだけど金持ちはどんな感じ?”
“上は無理そうだし、一回正面やってみよう!”
“OK、酒寄の車があるからそれに乗って出て行こう”
「酒寄、お前運転出来るか?」
「はい、俺車行ってます!」
「あぁ、無事に逃げ切れよ」
「了解です!」
入り口を出ると辺りを確認する
すぐ側で銃声が聞こえた
人影が見え、俺に手を挙げる
ととさんだ
「俺裏からこっち見てるから大丈夫よ」
「OKッス、俺車出しますね」
「OK」
茂みの奥に入れて置いた車を出す
“入り口正面出るよ!あと15秒”
“車もう居ます”
“OK、すぐ乗る”
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