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「お姉ちゃん!起きて!」
「んん…あと5分…」
私はあの後、本家にしばらく居候する事になった。
「もう1時だよ!どんだけ寝てるの!」
「もっと寝るの…」
「はぁ…」
と、こんな風にひたすらダラダラ過ごしている。
とりあえず体を起こして顔を洗い、着替えた。
「お姉ちゃん最近運動不足なんだから外行ってきて!」
「えぇ…」
確かにそうだが…行きたくないな…
と思ってたらカコに外に放り出された。
「5時まで帰ってきちゃダメだからね!」
とサイフも投げ出された。
中には5000G入っている、結構な大金だ。
おそらくコレを使って時間を稼げということだろう…なんやかんやで優しい妹だ。
そう思いながらスノーフルを歩いていると金髪ロングの和服の仮面をつけた女性と緑色の瞳の女の子が居た…また何処か懐かしい、きっと過去にあった事があるのだろう。
仮面を付けた女性がこちらを見て立っている。
「ミ…ライ…?」
女性はそう言葉にする。
「そうだけど…?」
と言うと思いっきり抱きついてきた。
女性は黙って抱きついている、その時カコが歩いて来て、こちらを見ている。
「お姉ちゃん!」
とカコは女性に抱きついた…お姉ちゃんとなると…この人はカレン?じゃあ一緒にいた女の子はトキ…という事になるか。
カコは私の事をカレンとトキに話した。
2人は驚いた顔で聞いていた。
そして、4人で同居する事になった。
カレンはとても落ち着いているが怠け者だ。
トキは…若干暗い感じの女の子であまり話さない、黒いソウルを引き連れている。
カコはとてもしっかり者だで優しい子だ。
そして私はやはりダラダラ生活してカコに叱られる日々だ。
こんな日が続けばいいなと思ってた。
しかし最近何故か視線を感じる…後を付けられているような、そんな感じだ。
そして、視線を感じ始めて1週間経った頃だろう、突然私の元居たauに連れ去られた…