テラーノベル
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私は私の元いたauに連れ去られた。
そして後ろから誰かに声をかけられた。
「おい…アンタ、俺の事覚えてるか?」
…と
振り返るとそこにはディサピアが居た。
「…ディサピア?」
「そうか…覚えているのか…なら話は早い。」
と言うと桃色の大剣で攻撃を仕掛けてきた。
私は何とか避けたものの急に攻撃されたので怯んでしまった。
そのまま次の攻撃が来てしまい、その攻撃を受けてしまい 私は少し吹っ飛んだ、全身が痛い。
「おいおい、アンタそんなに弱かったか?」
とニヤつきながら言われた。
その表情を見て 彼と私が戦っている光景を思い出した。
ディサピアは敵だ…
私は彼を睨みつける。
「やっとやる気を出したか…じゃあ俺は本気を出させてもらうぜ。」
と言うと高く飛び上がり大剣を振りかぶる様に構えた、斬りかかるつもりだろう。
大剣の刃先とディサピアの瞳が光る。
私の口が笑っている…意志的にやっている訳ではないのだが、どうしてだろうか。
私は大量の赤いナイフを召喚しディサピアに向かって放った。
彼はナイフを大剣で払い除け、私に斬りかかる。
私はあっさり手で大剣を止めた、彼は驚いている。
「お前…」
「隙だらけじゃん。」
私は彼の腹を蹴り吹っ飛ばした。
「アガッ…」
…私はナイフを手に取りディサピアの目の前まで歩いていった。
「どうしたんだい?それで終わりかい?」
彼は諦めたような表情をした。
あれ?どこかでこの表情を見たような…
「お姉ちゃん!」
カコがやって来た…
「お姉ちゃん…ディサピアに何したの?」
「彼が攻撃してきたから…」
あの顔で思い出した…戦っていた理由…中途半端な記憶だが、あれは私のせいだ、それは確実なんだ…
「…ディサピア、ごめん…」
私は手を差し伸べた。
「…俺もすまなかった。」
彼は手を取ってくれた。
「ありがとね、1部的だけどディサピアのおかげで記憶取り戻せたよ。」
「記憶?まさかお前記憶喪失か?」
「…え、今更?あの時聞いてたんじゃないの!?」
「すまん、全く会話内容覚えてねぇ…」
「えぇ…」
「お姉ちゃん達…仲良いね。」
カコは呆れたように言った。
そして、その後の事なんだが、
ディサピアも同居する事になった。
彼が駄々をこねるものだから仕方なかった、まだそこまではいいんだ。
何故私の部屋に居る?
私ディサピアと同じ部屋で寝るの?
一応仕切りはあるものの…何故こうなった?
これからどうなっていくのやら…
私はそう思いながらため息をついた。
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