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プロローグ
____深夜3時30分____
[カタカタカタカタカタカタ]
大きなオフィスには一つ、ぼんやりとした白い光と黒い影を背負った人影、
そしてカタカタというキーボードを打つ音が響いている
その人影の名は日本 いわゆる社畜
今日で連勤50日目を迎える 彼の目には暗く、仕事中の画面が綺麗に反射している
日本:あぁ…卵焼き食べたいです…でも今の僕にはそんな暇はありませんよね…
力なく笑いながらエナドリを無理やり口に入れ、喉を潤し腹を満たす
彼は優しい性格の持ち主 それはいいことである
しかし、問題は優しすぎるということだ
そのため、仕事を押し付けられ、徹夜をし、終わらせるがそれはもう朝
そしてまた仕事が入るという永遠ループである
日本:はぁ…もういっそウイルスにでもなって会社のパソコン乗っ取りたい…
その時、パソコンが今までとは違う激しい光を放つ
日本:うわぁ⁉
目が覚めると、目の前には彼が今まで座っていた椅子が見える
しかし、そこはもぬけの殻 誰もいないのだ
日本:こ、ここは…?
あたりを見回すと、そこはきれいな青色の背景が広がり、窓のような四つの四角が奥に描かれている
でも、なぜか見覚えがある 他にも黄色いファイルや赤色のPの文字… そして確信する
日本:こ、ここってもしかして…
日本:いやいや、そんな夢みたいなことが起こるはずないです…!第一、僕人間ですし…(頬をつねる
うぅ…いだい… …どうやら本当にそうなったようですね…
どうすればいいかと見渡していると今までは見なかったドアのマークがあることに気付く
日本:あれは、なんでしょうか…
ドアをそっと開けると、そこには看板がかかったドアが数百個並んでいた
目をぱちぱちとさせながら驚いた表情を見せる
日本:なんですか、これ!
すると聞き覚えのある名前が目に入る
日本:あ、アメリカさん…?なぜ…
不思議に思いながらも、とにかく近づいてみる
それに近づき、ドアを開ける かぎはかかっておらず、すぐに開いた
そこは真っ暗ではなく紅白色の何かが見える
その正体を見た途端、日本は驚愕する