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3000字ちょいの良くわからんパロ
目の色でカーストが決まる国で暮らす6人の話。
兄弟設定あり
kr>nk>sm=shとbr>kn
カースト制度、差別など、センシティブな表現及び話題です。
苦手な方は注意してください。
───
この大陸は青い目をした人が大半の人口を占める。
だから、昔から青以外の目をして産まれてきた者は「異色目」と呼ばれ差別されていた。
2年ほど前、新しく「カースト制度」が出来てしまった。
その内容は、目が青ければ青いほど地位が高いというもの。
青に近い目を持つ者は貴族に。逆に色素が薄い者は、酷い人じゃスラムで暮らすほど。
そういったヒエラルキーが出来てしまったのだ。
では、異色目の人はどうなるのか。
国から殺処分しろという指示が、公安に下された。
異色目は秩序を乱すとでもというのだろうか。
ただ、どれだけ疑問を抱こうが、真っ青な目を持つ国王には逆らえない。
だから俺たちは、山奥の一軒家で息を潜めて暮らすのだ。
──────
nk side
mb「おいお前、なにぼーっとしてんだ!!」
nk「っあ、すいません…」
大した作業のない仕事なのだから、少しくらいぼーっとさせてほしい、だなんて口には出せない。
mb「これだから………、」
ぶつぶつと文句を言うのは、俺より少し濃い色をした青の目を持つ同業者。
こんなにも当たってくるのは、きっとストレスを発散したいだけなのだろう。
水色の目、ぎりぎりヒエラルキーの最下層に居られる程度の色素で生まれた俺は、ようやく雇って貰えたここの工場に務めている。
それでも給料は雀の涙ほどで、到底兄弟3人を養える金額ではないけれど。
mb「もういい、仕事もできない癖に目障りだからさっさと帰れ」
nk「…はい」
こうやって帰れと追い出されるのも、もう何回目だろう。
今日だって何時間も務めたけれど、こうやって追い出されてしまえば時給も貰えない。
俺より少し高いだけで、下級層が殆どの工場じゃこういった扱いも少なくない。
nk「はぁ…さっさと帰っちゃお…」
──────
kr side
sh「ねー、おなかすいた」
sm「…おれも」
今日もご飯はない。
俺らは街にすら出られないし、Nakamuの目で貰える給料だって、何時間働いて漸く食パンが買える程度で。
俺が出来ることなんて、フードで目を隠しながら井戸で水汲んで来たり、2人に同じ本を何度も読み直して文字や言葉を教えるくらい。
kr(…長男なんだけどな…)
親は数年前に遠くへ逃亡した。この差別から逃げるために、少ないお金を貯めて、自分達だけで逃げたのだ。俺らを置いて。
俺はまだ18だし、Nakamuも16。2人だってもう14になる。でも、学校になんて通わせられないし、勉強道具を買う余裕もないし。支援なんて受けようと思えば速攻殺処分。もう人間としてすら扱って貰えないらしい。
奥の住みにある部屋で、未だ幼い2人と喋りながら時間をただ浪費していれば、玄関の扉から強い音が響いた。それに驚いた2人は身を寄せるように近づいてきて、守るように手を翳す。
『黄色い目をした奴が入っていったと通報が入った!!!!!』
『さっさと開けろ!!!!!』
いつ、見られた…?
井戸に行った時くらいしか考えられないが、人気のない時間帯に行っていたはず…なのに何故。
ただ、俺しか見られてない。なら、2人だけでも隠れてもらえばなんとか…?
焦る思考はまともな判断を鈍らせる。
きっと家は囲まれてる、どう足掻いても逃げられない。
玄関から木の軋む音と、複数人の足音がする。
もう時期見つかって殺されるんだろう。
最期くらい、Nakamuの顔も見たかったけれど。
匿っているのがバレれば、貴族でもない限り同じように処分されるのだろうから、良かったのかもしれない。
kr「ごめんね、シャークん、スマイル。絶対隠れきって、逃げてね」
俺の犠牲で救われるならこれでいいんだろう。
──────
nk side
nk「あー…つかれた…」
そこそこの重労働もある作業の後に山を登らなきゃ行けない労力と、消費した分を補う食料を考えたら何もしない方が節約出来るのではないかとも思いつつ家に帰る。
そこで、異変に気づく。
玄関に散らばる木屑と、こじ開けられた扉。
まさか、これは。
持っていた作業着や道具は投げ捨て、中へ走った。
リビングで手を上げ俯くきりやんと、それを囲む公安の人達。やっぱり、もうバレちゃってたんだ…。
『誰だ!?』
俺に気づいた公安の1人が、俺に銃を向ける。
kr「っえ、なか…なんで、」
nk「…今日も工場追い出されちゃった、」
そういえば、作り笑いを浮かべて「そっか」と返された。
『…お前ら2人か?』
kr「…はい」
…やっぱり。独りで死んで、シャークんとスマイルと、俺まで守るつもりだったんだ。
だから珍しく動揺してたのかな。
nk「ねー、折角最後だし、一緒に死の?」
kr「……………、」
nk「匿ってた俺も、殺すんでしょ、」
平和のためにさ。
sh「…2人で死ぬなら、おれらも死ぬよ」
kr「…!?」
sm「…ごめん、逃げてっていわれたのに」
nk「…じゃー、4人で死ぬ?」
「もう置いてかないで」
2人に記憶はないだろうけど、そう言われているようだった。
帰って来ない両親に、置いて行かれたことに気づいたあの日みたいに。
nk「ね、いいでしょ最期くらい。一緒に殺してよ」
鋭い目付きで銃を向け続ける公安は、如何に物騒で、如何にカースト最上位の国王に逆らえないのか分かる。
俺らも、彼らも、どうせ国家の犬なんだって。
好きでなったはずの公安で、好きでもない人殺しを任されているのだろう。
殺意しかない目もいれば、中には青い目の奥に見える苦悩があった。
──────
kr side
いつも俺らがいる隅の部屋で、4人で寄り添った。
『…最期に、言いたいことはあるか』
kr「…俺はないよ」
nk「俺も別に」
sh「んー、ないよ」
sm「…俺も」
最期も同じとか…ほんと、兄弟でよかった。
なんて言ったら最期の言葉になっちゃうから、言わないけれど。
『…そうか、なら』
『撃て!!』
──────
??「待って!!!」
そう声が聞こえ、俯いていた顔を上げる。
『ぶ、Broooock様…』
br「そう。間に合っ…てるね、よかった。」
kr「……は、」
声にならない息が口から出た。
Broooock。引き篭って生活する俺でも知っている。なんせ、この国の第一王子。国王の様に真っ青な目を持つ彼は、次代国王の名を持っていたはずだ。
??「俺もいるよ」
『…きんとき様』
nk「…………、」
きんとき。Broooockより深い青の目を持つ彼も第二王子であり、少し深いという理由で次代国王になった時Broooockの側近と言われていたはず。
『な、なんの御用でしょうか…』
kn「そこの4人いるでしょ、2年も隠れて暮らしてたって理由でお父様が目を付けてさ」
sh「めをつける…?」
そう小声で呟くシャークん。
目を付けて、ってことはきっと。この大陸で異色目は差別の対象と共に珍しく、人身売買では高値がつくという噂も聞いた。
でも、ここの国王が…?そんなことしなくたって、お金なんて山ほどあるのではないのだろうか。
br「お父様が「こんなに生きている異色目だなんて珍しい、今すぐ公安を止めてお前らの物にしてこい!水色の目の奴も一緒にな、その後は好きにさせてやる」…ってさ、」
kr「好きに……、」
やはり俺達は人間として扱われていないらしい。
br「君たち、僕らと来ない?」
それでも、まだ生きていいというのなら、希望を捨てる訳にはいかないだろう。
kr「…行く」
nk「!…正気?ここで死んだ方が、まだマシなんじゃ…」
期間
2024⁄10~2025⁄4
没理由
その後の展開が思いつかない
異色目ってなんだよ、もっとあっただろ別の言葉