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第6話「親友から愛娘への最高の贈り物」
「ねぇノア、ちょっと僕の娘のホテルに一緒に行かないかい!?」
ある日、ルシファーはいつものようにカラスのレインを頭に乗せたノアの元へ、目を輝かせながら走ってきた。
「チャーリーのハズビン・ホテルね。ええ、もちろんいいわよ。……でも、急にどうしたの?」
ノアが少し低い、落ち着いた声で首を傾げると、ルシファーはちょっぴり悔しそうな、だけど誇らしそうな複雑な笑顔を浮かべた。
「いやぁ、実はね……。チャーリーが『ホテルに新しい悪魔を呼びたいけれど、みんな更生なんて信じてくれなくて、怪しい奴らばかり近づいてくる』って悩んでいてさ。そこで僕はピンときたんだ! 誰にでもフランクで優しくて、しかもチンピラどもを一瞬で消し炭にするほど強い君がいれば、ホテルのみんなも安心だし、チャーリーも絶対に喜ぶって!」
ルシファーにとって、天国に傷つけられた過去を持ちながらも、他人を恨まず優しく接するノアの魂は、地獄の何よりも価値があるものだった。自分の大好きな親友を、大好きな娘に紹介したい――そんな父親としての温かい想いが、ノアにはよく伝わった。
「ふふ、そんな風に言ってもらえて光栄ね。チャーリーちゃんを助けに行きましょう。レイン、みんな、準備はいい?」
ノアが声をかけると、彼女のふわっとした黒髪の隙間や影から、30羽のカラスたちが嬉しそうに羽を羽ばたかせた。そして数分後、ホテルの重厚な扉の前に、ルシファーとノア(そして肩に乗ったレイン)が立ちました。ルシファーが杖でトントンと扉を叩くと、勢いよく扉が開き、地獄の王女チャーリーが顔を出す。
「パパ! 急にどうしたの……って、わぁ!?」
チャーリーは、ルシファーの隣に立つノアの姿を見て、思わず目を丸くしました。長い黒髪の毛先は鮮やかな赤、落ち着いた大人のオーラ、そして背後には静かに佇むカラスの軍勢。
アラスターのラジオで一躍有名になった、あの『フェザー・デーモン』が目の前にいるのだから、驚くのも無理ない…
すかさず、後ろからバギーが槍を構え、アラスターが不敵なノイズを鳴らしながら一歩前に出ようとしました。しかし、それを遮るようにルシファーが胸を張ります。
「チャーリー! 紹介するよ、僕の最高の親友、フェザー・デーモンのノアちゃんだ! 誰にでも優しくて、とっても素敵な淑女さ。君のホテルの力になってくれると思って、僕が招待したんだ!」
張り詰めたホテルの空気の中、ノアは全く動じることなく、いつものフランクで優しい笑みを浮かべました。そして、少し低い、耳に心地よいイケボでチャーリーに話しかけたのだ。
「ハロー、チャーリーちゃん。パパからあなたの素敵な計画のことはよく聞いているわ。新入りでまだ地獄のことはよく分からないけれど……もしよければ、私とこの子たちも、ここに混ぜてくれないかしら?」
ノアがそう言って優しく微笑むと、肩のレインもチャーリーに向かってペコリと頭を下げました。その瞬間、チャーリーの目がキラキラと輝き出しました。地獄のオーバーロード級の悪魔が、自分たちの計画を否定せず、こんなにも優しく「混ぜてほしい」と言ってくれたのだから。
「もちろんです!! 歓迎します、ノアさん! パパの親友なら、私の家族も同然です! さあ、中にどうぞ!」
「ふふ…ありがとう…ニコ」
チャーリーはバギーの槍を慌てて下げさせ、ノアの手を嬉しそうに握りしめた。
後ろでは、アラスターが
『おやおや、やはりここへ来ましたか』
とさらに深く笑みを刻む。
エンジェル・ダストが
「へぇ、噂のイケボお姉さんじゃん。よろしくねぇ」
と手を振っている。
こうして、フェザー・デーモン・ノアと30羽のカラスたちは、ハズビン・ホテルの最も心強い、そして最も愛される特別な住人となった。
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第6話「親友から愛娘への最高の贈り物」
次回、第7話「テレビ・デーモンの電撃勧誘」
ご視聴ありがとうございましたぁ…
コメント
5件
あぁ〜〜〜ありがとぉ😭 最高すぎっ!てかカラスのちょいすがよすぎるぜ☆結構キャラも出てきたし…楽しみ!