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如月刑事に居場所を聞いた
中央病院にいるから。
「近いのですか」
自転車でもあったら便利なのに…
マンションを出て、国道に出た私はタクシーを拾った
すみませんが中央病院迄お願いします…
乗ったタクシーが
Uターンした
左折したら着いたよ。
「おいくらですか」
「780円ですよ」
「すみません!新藤茜の部屋はどちらですか」
聞いてた看護士が
こちらにいますよ。治療室に入ったら
「お姉ちゃん笑っ」
腕に包帯巻かれてた。
折ったの?
切れたけど大丈夫よ。
如月蒼?
ありがとうなぁ
新倉、そういえば桐田先生見えないな
今日休みだよ。
如月さんですか?
「君が茜さんのお姉さんか…」
担当の刑事だって聞いた。
あの…
「親父かアハハ」
「如月刑事のお身体はいかがですか?」
「親父何かしたか?」
「病院で検査するってお仕事も辞めるとか」
…
「君の事聞いてたがやっぱり気配りが良いって言ってたな笑っ胃潰瘍で今はこの階の3階にいるよ302に居るから」
「茜治療費払って待っててくれる…」
「私も行きたい!おじ様がベッドでパソコンで報せたのよ」
はあ?
案内するよ
息子の蒼さんにつきそっていただいた。
看護士さんが「茜さんの痛み止め、何かありましたら来るようにね」
結局どうなの?
パトロールしてた刑事さんが
「自転車が追突されて来たのを阻止したが自転車が転び茜さんの腕に当たって切れただけだった」
「良かった如月さんが茜が事故にあったっていうから驚いたよ」
親父大袈裟するからな…
ドアをノックした
はいどうぞ
男部屋の6人のおじ様と若い男性が1人入院してた
「お邪魔します」
あれ蒼どうした?
新藤由岐さんが会いたいって連れてきた
お前…話したのか…
パソコンで仕事するなよ。
「おじ様笑っ」
「茜ちゃん腕大丈夫なのか?」
「如月さん」
由岐ちゃんまで来たのか…
「だってお兄さんが教えてくれましたよ」
鼻にシワ寄せて
「要らん事言うな!」
「退院いつできます?」
「明日だよ…」
少し痩せた如月さんの顔を見れた
「蒼、忙しくなかったら送れよ」
分かってるよ腹減ったな!良し茜ちゃん、由岐ちゃん昼飯行くか!
親父に…
「なんだ?この手」
お前しっかりしてるな…
二万出して、
「けちるなよ笑っ」
「そういえば補導した彼女と住んでるよな?」
「ん?お兄さん彼女いるんだ…」
親父も一言多いな…
「笑っ由岐と同じくらいだろ」
「あいつ20才になるよ」
カポネと一緒にいるが俺より
「カポネって何ですか?」
茜が聞いた
「子猫だよ」
え?子猫欲しいなぁそれにお兄さん彼女いるんですね。
OLしてるよ結婚するからな。
じゃ親父明日迎えは、
奈生子がいるから大丈夫だよ
「その彼女に猫が懐いてるの?」
「茜失礼でしょ…」
神木刑事の彼女が飼ってた猫に彼女が出来たその子をひきとった女性が好きらしいな。
「オス?…」
「君なぁ」
「すみません…」
正直者は好きだな、
ー蒼聞いてるか?きちんと送れよー
親父…いいかインカム切るぞ!
勝手にしろ…
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