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992
五反田.☃
55
Snow♡
20
ユラルノ
84
〜阿部side〜
闇の世界に帰ろうとしていたロイを俺たちは足止めしてラウールを助ける為に戦い始めた。
💙『お前の能力は全部分かってんだよ!』
ロイ『・・・へぇ。』
今まで楽しそうにしていたロイの表情は氷のように冷たくて闇の気配も強くなっている。
いや、これが本来の彼の強さなんだ。
バケモノを暴れさせて自身の力なんて全然使ってなかったから俺たちも初めて感じてるけどロイもレオンとハルトも闇の王に支配された闇の幹部なんだから弱いはずがない。
💛『久しぶりだな。こうやってお前と刀を合わせるのは。』
闇と戦えるように俺たちはずっと仕事の合間を見て特訓してきたんだ。
9人で。
だから翔太が言った通り、お互いの実力も能力も全部分かってる。
闇に支配されていようとラウールはラウールだ。
ラウールの能力は風。
台風以上の物凄い強力な風を巻き起こしてそれを自由に操れるし疾風以上にとにかく物凄いスピードで動けて相手を斬り倒す。
・・・正直俺の能力は植物だから相性は悪いんだけど💦
でも相手の力が分かっているのなら俺だって戦える。
それに照もまるで稲妻みたいにすごく早く動ける。
照とラウールが俺たちが目で追えないくらいの速さで2人で勝負していたのを何回も見てきた。
そしてそれは今も・・・
2人の刀がぶつかる音が聞こえている。
💛『隙だ!』
ロイ『・・・・・・・・・・・・・・・!』
ロイの動きを一瞬上回った照がロイの間合いに入って刀に電気を纏わせて攻撃してロイの事を吹き飛ばした。
💛『今だ!』
💙❤️💚『はああああ・・・!』
照がロイに負けるはずがないと信じていた俺たちはいつでも攻撃ができるように準備しながら2人の戦いを見つめていた。
そして照の声を合図に3人でさっきロイに打った水、炎、植物の光線を一斉に打った。
俺たちの攻撃を受けたロイは吹っ飛ばされて地面に叩きつけられて辺りに煙が起きている。
今は敵になってるけどラウールの身体に攻撃なんて本当はやりたくない・・・。
けど助けるには戦うしかない。
ロイ『さっきもそうなんですけどやっぱりSnowManの皆さんの力は凄いですね!これだけこの世界を滅ぼすのに時間がかかってしまう理由がよく分かります!』
💙『・・・お前・・・!』
💚『・・・効いてない・・・!?』
土煙が晴れてロイの姿が見えてきたけどこれまで見せていた楽しそうな笑顔をしている。
俺たちの攻撃を2回も受けたはずなのに・・・。
❤️『・・・いや、そういう訳ではなさそうだ。』
💚『・・・え?』
💛『ロイの身体が傷付いている。俺たちの攻撃は意味がある。』
驚いて気が付かなかったけど重症ではないけどロイの身体に攻撃を受けてボロボロになってる。
ロイ『そんなに心配しなくても皆さんの攻撃はちゃんと効いてますよ笑』
💙『ならこのまま一気に畳み掛けるだけだ!』
💛『ああ。お前を倒してラウールも返してもらうぞ。』
やっぱり知り尽くしている相手だからか全く歯が立たない訳じゃない。
俺たちはまた刀を構えた。
ロイ『・・・そうだなぁ。これ以上俺も攻撃を受けると倒されちゃうしなぁ笑少し本気出してみるか。』
💙❤️『・・・・・・・・・・・・・・!』
💚『・・・消えた!?』
💛『やらせるかよ!』
ロイ『おお!良く反応しましたね!』
距離があったはずなのに一瞬でロイは俺たちの目の前に来ていた。
照が咄嗟に反応してくれて刀で受け止めている。
💛『・・・まだこんな力を隠してたのか?』
ロイ『当たり前じゃないですか。ダークキング様の闇ですよ?』
💛『うわっ!』
💚『照!』
今まで互角に戦っていたのにロイのスピードについて行けなくなった照はロイに蹴飛ばされていた。
💚『大丈夫?』
💛『・・・ああ・・・っ。』
蹴飛ばされた照は苦しそうにお腹を抑えている・・・。
💙『くそ!いい加減にしろよラウール! 』
❤️『これ以上は止めてくれ!』
ロイ『お2人のその力お借りします!』
翔太と舘さんは水と炎を出してロイに攻撃したけどロイは風を起こして2人の攻撃を飲み込んだ。
その風はそのまま大きくなっていって全部を巻き込んで街を飲み込んだ。
ロイ『あれ?少しやり過ぎちゃったかな?笑』
💛『・・・こんなことをしておいて・・・楽しそうだな・・・』
💙『・・・つか、笑ってんなよ・・・』
❤️『・・・たしかに・・・やり過ぎだ・・・』
💚『・・・ラウール・・・』
ロイが巻き起こした風に俺たちは煽られてそのまま地面に激突した。
地面にぶつかる直前に能力出して何とか耐えられたもののすぐには動けず地面に倒れ込む。
・・・ラウール、強いな・・・。
知っているラウールの力だと思ってたけど闇の王の力ってことなのかな・・・。
街ももうバラバラだ・・・。
ロイ『ボクを止めなければさっき帰ってたのに。皆さんもそんなにボロボロにならなかったんですよ?』
倒れてる俺たちを見ながら笑顔で言葉を出すロイ。
顔だけ見たらラウールそのものだ。
💛『・・・言ってるだろ。仲間を返してもらうって。』
❤️『・・・まだ終わってないぞ。』
💙『・・・ああ。続きをやろうぜ。』
💚『・・・俺たちが諦めの悪い奴だって事はもう知ってるよね?』
刀を支えにしながらまだ痛みが残る身体を起こす。
ロイ『・・・でもなぁそんな身体の皆さんと戦ってもなぁ。じゃあもうこれで終わりにさせてもらいますよ!』
💛❤️💚💙『・・・・・・・・・・・・・・・!』
満足に動けない俺たちにロイは両手を向けてきて黒い闇を集めている。
💙『止めろ!』
💚『ラウール!』
呼びかけても止まらずロイの手に闇が集まっていく。
今のボロボロの俺たちでは無傷で止める事は出来ない・・・
ロイ『・・・ゔっ!』
💙💚💛『・・・・・・・・・・・・!』
❤️『・・・なんだ?』
突然ロイが苦しみ始めて地面に蹲った。
理解ができない俺たちはただ苦しんでいるロイを見つめる事しかできない・・・
ラウール『・・・ごめん・・・みんな・・・逃げて・・・!』
💛❤️💚『・・・・・・・・・・・・・・・!』
💙『ラウール!』
何とか闇に耐えながら声を出したけどそのまま闇に包まれて消えてしまった。
💚『・・・今の・・・』
💛『ああ。ラウールだ。』
涙を流しながら弱々しく呟いたのはロイ・・・じゃなくてラウールだ。
やっぱり闇の中で必死に頑張ってくれている・・・。
💛『・・・とにかくふっかと佐久間に直接伝えよう。』
照の言葉に頷いて俺はそれぞれ仕事中の2人にメールを送った。
コメント
1件
読み終わりました……いやあ、今回も熱かったですね。ロイ(ラウール)の強さが序盤から桁違いで、特に「本気出す」からの一瞬の間合い詰め&照を蹴飛ばすシーンはゾッとしました。でもその直後に、苦しみながら「ごめん…逃げて…」とラウールの意識が一瞬戻る場面、グッときましたね。闇の中でも必死に抗ってる——その姿が何より胸に刺さります。仲間たちも満身創痍でそれでも立ち上がる精神力。次、ふっかと佐久間に連絡が行くところでどう動くのか、続きが気になります!