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『共依存』
tg視点
しおたんが俺の髪を撫でながら、柔らかく微笑む。
その笑顔を見ると、心が温かくなるけれど、同時に不安も感じていた。
so ちぐちん、ずっとそばにいるから、何も心配しなくていいんだよ
しおたんの言葉に、俺は安心しようとするけれど、その裏にある恐ろしさを感じずにはいられない。
しおたんの手が、俺の肩に触れる。
その手のひらから伝わる温もりが、どんどん心に浸透していく。
tg しおたん…
俺は言葉を漏らす。その瞬間、胸が締め付けられるような感覚に襲われた。
しおたんは微笑んだまま、俺を見つめている。
その瞳は優しさに満ちているけれど、どこか冷たい光を放っているようにも見える。
so ちぐちん、俺と一緒にいられるなら、どこでもいいでしょ?
その一言に、俺は震えながら頷くしかなかった。
そのとき、心の中に芽生える恐怖が俺を支配する。
tg しおたん、俺、もうどこにも行けない…
その言葉を口にした瞬間、まるで心の中で何かが崩れ落ちる音がした。
俺はしおたんがいないと生きていけない。
しおたんがそばにいなければ、何も感じられない。
しおたんの手が触れなければ、ただの空っぽの存在でしかない。
どこにも行けない。何もできない。
しおたんがいなくなったら、俺はどうなるんだろう?
考えるだけで、心が裂けそうになる。
tg しおたん…
その名前を呼ぶたびに、胸が痛む。
もう、しおたんがいない世界なんて考えられない。
もし、しおたんが離れてしまったら…
俺はどうしても、耐えられないだろう。
俺は、しおたんを完全に手放すことなんてできない。
どんなに苦しくても、もうそれが怖いなんて思わない。
しおたんがいれば、それだけで俺は生きられる。
でも、そんなことを思っている自分が怖い。
しおたんが俺をどう思っているのか、
それすらわからない。
でも、もう一度だけ…
しおたんに問いかけてみる。
tg しおたん、俺、もう離れたくない
その言葉を口にした瞬間、
俺の胸の中で、しおたんのことを完全に支配する感覚が湧き上がった。
もう、後戻りはできない。
完結~.ᐟ
下手でごめんね😭
ここまで見てくださってありがとうございました🙌💕
おつ主~.ᐟ.ᐟ
ちなみに、20話のドア開けても誰もいなかったのは、
心音くんが、自分のスマホや家のシステムで意図的にチャイムだけを鳴らした。
目的は一つ。
→ ちぐさくんが「外に出たい」と思うかどうかを確かめるため。
だから、誰もいないのは当然。
すべては心音くんが仕組んだ、**“支配の実験”**だった。
ってかんじ!
新作で書いて欲しいペアとかトリオとかはコメント欄にお願いします🙏
コメント
4件
わ!!!!!!完結お疲れ様~!!🍵 すっごい面白かった…!! 特にね「どこにも行けない」が、「行かない」じゃなくて「行けない」って言うのが良かった!!!😽︎💞
めておらメンバーの情報源が少ない中で、ちぐさくんに対するゾワゾワした世界観を構築しているのがうますぎて拝読しておりました。 言葉一つ一つが綺麗で、感動しました。