放課後 、 教室で1人静かに
窓越しに夕焼けを眺めていた
今日は特に美しい夕焼けで
全体がオレンジ色に染まっていた
“椛帆 。”
背後からそんな声が聞こえて
振り向くと幼馴染が立っていた
「… 月遊 … 。」
[あ、夕焼けみてたんだ ?]
「うん、今日のは特に綺麗で…見惚れてた」
[へぇ 、いいじゃん、?]
「ねぇ 、月遊。」
[んー 、?]
「私の…片思いってさ 。」
〝意味あるのかな〟 _ 。
いつのまにか口が開いて
そんな一言が溢れた
[どうしたの急に 、笑]
「… ううん 。ただの 、…疑問 ?笑」
[…あるんじゃないかな。片思いの意味]
「そうかな 。月遊がもし私の立場だったら…不安になる?」
「相手が … その、自分のこと好きなのかなって。」
[…、う ~ ん … なるかな 。]
「… 意外 。」
[えぇ、?なんで 、?笑]
「月遊 … そういうの無さそうなイメージあったから。」
[…椛帆 。]
「 うん 、?」
[ちゃんと気持ち伝えないと …
相手に伝わらないよ 。]
「… っふ 、なんか … 月遊お母さんみたい、笑」
[…、私は幼馴染として 、友達として .
椛帆のこと 、大事にしてる]
「… 、そっか 。私も同じ」
夕焼けに照らされる私たちは
お互いの顔を見て笑い合う
「… 、月遊は、好きな人いる?」
[… 、えー?内緒 。]
「そっか 。」
{最終下校時間過ぎるぞ ~ 、}
「… 、もう帰ろっか」
[そうだね 。]
片手に指定の通学バックを取り
校門を出る 。
夕焼けはすでに消えかけていて
空は黒色に染まっていた
「…夕焼け,きれいだったな」
上を向いて 、そんなことを1人で呟いた
「あれ 、 …なんか頭痛い…、?」
ば た ッ .
[…椛帆 、!椛帆ッ 、!!]
〈人が倒れたぞ ‼︎ だれか救急車‼︎〉
コメント
3件
微笑ましいからの悲劇めちゃくちゃ感動的すぎる ドラマかよ、(?)
月と遊ぶでつゆなのなんかいいな、めちゃくちゃ名前が好き。綺麗 でもなんか不穏だよ〜〜!!夕方が終わって真っ暗になってから倒れるまでの描写が怖すぎる。次どうなるんだろう