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それから、長い一分の沈黙を続けてから、皆さんをダイニングに呼び、美味しくお昼を食べました。


そんなふうにして、夜の九時。


チャイムの音が聞こえました。


「え?」


不思議に思い、モニターを見ると、思わず声が漏れました。


「何故、貴方方が、此処に」


モニターに映る、五人に、「少々お待ちを」と声を掛けて、仏華へLI〇Eで文を送リました。


[緊急です。西華の主と俺の主達が来た]


私は、少し慌てて文章を送信しました。


[ま?!]


[とどりあえんず、]


[ごめん誤字った。取り敢えず、あくまでも、“仏華”と“炎吉”ていう感じでやるんでしょ?気を抜かないようにしないとね]


どうやら仏華は驚き過ぎて、誤字ったようですね。


すくっと笑って、[了解]とだけ送り、外でお待ちの四人の元へ足を運んだ。


ガチャッと音を立てて、ドアを開けました。


「お待たせ致しました」


そっと視線を上げて、待っていた五人に目を向けました。


「遅かったですね」


「炎吉として出迎えか?」


「お待ちしておりましたよ」


「久し振りだな」


そこには、あの日から何ら変わりのない五人が居ました。


「何故、貴方方が此処に。昔、死んだというのに」


久し振りに会えて嬉しいのか、思い出して悲しいのか、それとも、何かこの人(国)達が不敬を働かないか心配なのか、心の中がグチャグチャで、少し、涙が出そうでした。


「清が此方に来るとか言っててな、なら俺も良いかと思って、ついて来たようなものだ」


なんと迷惑なのでしょう。清さん(今の中華人民共和国に位置する場所にあった清帝国の化身)がかわいそうです。絶対脅されてきてるのですから。​

鋼鉄のドールが掴み取った幸せ

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