⚠えむねね
今回のイベントに気持ちが昂ったオタクが書いた駄文です。期待しないで見てください
若干のシリアス
数年後のワンダショ
ワンダショは解散する事になった
まぁ、詳しく言えば去年から司と類は進学やらなんやらで偶に手伝いに来る程度だったので、ほぼ解散していたとも言える
わたしはこれから演技の勉強をするのに今司が通っている遠くの専門学校へいくことになり、類は演出などを学べる所に行くらしい。
そしてえむは、
「わ〜!!寧々ちゃん!専門大学合格したんだ〜!!おめでと〜!!」
「うん、ありがと、」
「…えむは、これから、引き続きフェニランで演るんだよね」
「うん!、あたしね、!バイトから本格的に働くんだ〜!!」
そう元気に笑う彼女の笑顔には、一つも曇りは無かった
「…ふふ、良かった、」
「…?寧々ちゃん?」
「え、?ど、どうしたの?」
「…なんか…、元気が無いような」
「そ、そんなことないけど…」
「…寧々ちゃん!」
「へ、?ど、どうし…」
わたしがそう言い切る前に、えむはわたしに飛びついてきた
「ちょ、え、えむ…」
「えへへ、寧々ちゃん、」
「な、なに、?」
「…怖くないよ」
普段のえむからは考えられないような、落ち着いた声だった
ー数ヶ月後
「寧々ちゃん、!頑張ってね!」
「うん、えむこそ、」
平然を装い、電車に乗ろうとする
「……っ、」
「…?寧々ちゃん?」
「えむ…っ、」
身体が勝手に動いたんだと思う
気付けば今度はわたしがえむに飛びついていた
「寧々…ちゃん、?」
「…えむ…っ、わたし…やっぱ…」
「…怖いよ…、」
自分でも情けないのはわかっていた
普段、クールぶって毒はいているような人間が、こうなったらすぐ泣きつくとか
「…寧々ちゃん、」
えむは軽くわたしの背中に手を回した
「…だいじょーぶ、寧々ちゃんは強いよ、なんにも怖がらなくても大女優さんになれるよ。」
「…わたしがずっと見てきた寧々ちゃんは、そういう人だから」
「…、!えむ…、!」
「ほらほら、電車出ちゃうよ、頑張ってね、!」
わたしがなにかを言おうとするのを遮るように、えむはわたしの背中を押した
「ちょ、あ、えむ…!」
なにかが吹っ切れた気がした
「…あはは、ありがと、頑張るね!」
今までで一番前向きに慣れた気がした
「あ、えむ、!」
「え、寧々ちゃん、?」
「…ーーーー、!」
「…!」
それだけ言い、電車に乗り込んだ
」
「…いっちゃ…った、」
そう小さくなる電車を眺めながら少女は呟いた
「……も、寧々ちゃんはずるいなぁ、」
流れてくるものを頑張って押さえる
「…あたしにも、言わせてよ、」
そう言い、駅から出た
コメント
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好き…がちで、てか、ダショが、解散するとかありえない…解散したら泣くよ?うん?