TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ランキング

コンテスト

出版・メディアミックス作品

君忘るることなかれ

一覧ページ

「君忘るることなかれ」のメインビジュアル

君忘るることなかれ

第3話 - episode 2 ｰ盃

757

2025年08月23日

#irxs

#青桃

✞ 奏佑 ✞

シェアする

この作品はいかがでしたか？

757

✞ 奏佑 ✞

プロフィール

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール

テラーノベルのスクリーンショット

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

ホーム

検索

通知

本棚

こんにちは、奏佑です！

続き行きましょう！

※ 御本人様には一切関係御座いません。

ー

【青side 】

桃「こんにちは」 ( にこっ

青「ｯ…、」

顔を直視できない。

入って来た一瞬しか見ていないが

あいつの顔を間違えるはずなんてない。

黒「 …まさか…、」

悠佑は俺の様子から殆ど察したようで

訝しむように彼を見ている。

赤「失礼じゃない？初対面の相手の顔見て一瞬で逸らすなんて」

水「うんうん、幾らないちゃんがイケメンだからってそれはない！」

桃「こらやめろばか」

「関東連合会長のないこと申します」

「此度の会合、承諾頂き誠にありがたく存じます。」

「ご多忙だと聞いておりますので先に用件をお伝えしますね」

青『なんでこいつ生きとるんや…？』

『双子？兄弟とかおったか…、？』

『いや…にしたってこんなにそっくりなことないよな…、？』

色々な考えが頭の中を巡るも

整理が追いつかずただ疑問だけが頭に残る。

桃「 …会長さん？」

青「は…ｯ…、」

桃「どこか具合でも…、？」

青「 …いや…、」

恐らく反応から察するに

ないこは俺のことを覚えていない。

ならば初対面のふりをするのが妥当だろう。

青「 …俺も名乗らなあかんな、関西連合現会長のいふや。」

「よろしゅう」

桃 ( ！「よろしくお願いします！」

青「話逸らしてもうてすまんな、それで…用件ってのは？」

桃「半年程前からこの辺りで名を挙げ始めた中国マフィア、赤牙会についてです」

赤牙会 ( セキガカイ ) 。

麻薬ビジネス、金融犯罪、密輸等、

殆どの犯罪を請け負っていると噂の奴らだ。

黒「そいつらがなんや？」

桃「 …堅気の人間を、人身売買の道具として扱っています」

青「ほお…、最近街で行方不明者が急増しとるのはそいつらのせいか」

桃「恐らく。」

「我々関東連合とあなた方関西連合の仕事は、あくまで国の治安維持。」

「そのような無法者を野放しにしておく訳にはいかないと思いまして」

青「 …話の早いところ、うちと手を組みたいって話やな？」

桃「はい」

白「関東連合だけやとだめなん？」

赤「赤牙会の総員数は中国に残った奴らも含めて三万弱」

「それに対して関東連合は一万強。あっちの商売を止めて戦争になるかもしれないのにそれだと分が悪すぎる。」

白「やから敵への利害が一致して人数も多いうちに声掛けてきたっちゅうことか… 」

黒「 …どうするん？」

青「 ………… 」

「ええよ、協力しよう。」

「このまま野放しにしといて困るのはうちも一緒やからな」

桃「ありがとうございます…、！」

青「 …せや、さっき途中で酒買ってきとったよな」

黒「お…、今持って来たるわ」

青「ありがとう」

不思議そうな顔をするないこに

悠佑が持って来た酒を盃に注いで渡す。

青「義理と盃は命より重いで。」

桃「 ……えぇ、喜んでお受けします。」

Next➥