彼女、宮田れいの住む国では毎日のように平和な日々を過ごしていた。
だが彼女の住む国の王が変わってからその日々が壊れてしまった。
その王は一度に周辺国に同盟国と共に宣戦布告をした。
その一週間後に王の命令により周りの国へと軍事侵攻を始めた。
その事から国民の生活はさらに崩れてしまった。
食事はまともに食べられない、国から毎日のように監視され少しでも国の悪口を言うと即座に処刑されてしまう。
そのせいで彼女、宮田れいの親も国に処刑されてしまった。
ある日、他国の軍人が彼女に近づいて行った。
彼女は軍人に警戒しながらカメラと盗聴器のない路地裏へと向かって行った。
軍人は彼女に声をかけた「我国の戦士として戦わないか?」と。
彼女は全力で拒否したが、軍人の人から君には秘められた力があるといわれた。
どうやらその力は俗に言う魔法のようなもので誰しもが持っている力らしい。
だが普通の人には魔法を操る力が少量しかなく80億人以上の人間がいるこの世界にも100人程度しかいない。
この能力が1番極まる時期は彼女の年齢と同じ17歳。
彼女は確かに国の政策は気に食わなくて、その国のせいで親も殺されてしまった。
彼女の頭の中ではこの話を聞いた途端に考えが固まった。
彼女は敵国へ渡りこの国でこれ以上の被害者を出さないために戦うことを。
彼女は軍人と共に敵国へ渡り、力を操るためにある集団と合流した。
その名を「反逆少女」。
この集団は彼女の住んでいた国の同盟国に潜入していた工作員がかき集めてきた彼女と同じ普通の人を超えた力を持つ人を集めた、この国にとっての最終手段となるものだ。
彼女の元々住んでいた国々は今の王になってから彼女の所の様に、残虐で非人道的な政策を行ってきた。
この国は彼女の様に自国への恨みや憎しみの感情を利用し、彼女と同じ様に連れてきて最強の集団を作ろうとしているのだ。
彼女は、酷いことを行ってきたあの国に復讐をするために日々、特訓に励むのだ。
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