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あられ

4 - 第4話 努力の結果

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2024年08月30日

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今日も金のために仕事するぞー!

と、一息ついて

昨日から残っている“自分の分”の仕事を片付ける。

人の仕事は、後回しでいいのに……


持ち歩いているノートパソコンと、会社用の大きなパソコンを照らし合わせて、間違いがないかチェックする。

その後、後輩がやった書類のチェック。これさっきの上司にやらせればよかったかな。


仕事をはじめて数分後


「向井さん、社長がお呼びです。」


後輩の女の子が、俺のデスクに近づいてボソッと呟いた。


「社長…!?なんで?」

「わかんないです。なんかやらかしたんじゃないですか?笑」


この後輩とはあまり喋った事ないし、仕事チェックもしたことがない。なんでそんな事言われないといけないの?

俺をいじられキャラにしたいならやめてほしい。


「……はは笑 やらかしたかもな…」


と、適当に返事をして社長室に足を運んだ。




社長室に入ると、笑顔で社長が待っていた。

つくり笑顔でもない、自然な笑顔。


「失礼します…」

「おぉ〜!向井くん!最近君忙しいだろ?」

「え?」

「無理せずにきちんと言いなさい。」

「まぁ…確かに、仕事頼まれたりはしますけど…」

「自分の仕事はできてるか?」

「あまり…今日はそれをしようと思ってて…」

「そうか……」


しばらく社長は黙って、卓上カレンダーと社員名簿を取り出した。


「君は仕事ができていて、素晴らしい。でもしばらく休んでみないか?」

「え?」

「有給とは別だ。忙しいと思うだろうから、ゆっくり地元にでも戻って、美味しいもの、夢中になれるものを探して、とにかくゆっくりしなさい。」

「…でも、仕事は?」

「それがこの名簿とカレンダー。」


名簿には仕事のできる先輩の名前と、印。

色々聞いてみると、仕事ができる人物を一旦休ませてみて、その期間会社でしっかり回るのかを調べるためらしい。

回ったら、その人は別の支社で

回らなかったら、その会社で部長として働く。


「じゃあ俺は……」

「部長あたりに昇格してもいいんじゃないかな。」

「…ありがとうございます……!!」

「入社2年でここまで来たのは君しかいない。よくやってる!」

「でも…早くないですか?一般社員からいきなり部長って……」

「よく仕事頼まれるでしょ?あれ昇格に関わる難しい仕事入ってたりするから、ガンガン上がるんだよ」

「…そうなんだ……!!」



俺は、仕事を頼まれてよかった…?

使われてよかった…?

とにかく俺は二週間の休みをもらって、地元に帰ることにした。


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