注意
他のキャラめっちゃクズ。推しの方々ごめんなさい。
暴力、嘔吐、血、リ ス カ 表現あります。
口調迷子
オリキャラ出て来ます。
10,ありがとう
解放されるまで6日
凛
あー。誰か助けてくれないかなぁ、..無理か、もうすぐ死ぬからいいけど。
解放されるまで5日
凛
死にたいのか、死にたくないのか、生きたいのか、生きたくないのか、笑っていたいのか、笑っていたくないのか、1人がいいのか、皆といたいのか、前の日常を過ごしたいのか、過ごしたくないのか、自分を傷付け痛めたいのか、そうしたくないのか、諦めたいのか、諦めたく無いのか、期待したいのか、したくないのか、助けを求めたいのか、求めたく無いのか、皆に死んで欲しいのか、死んでほしく無いのか、幸せになりたいのか、なりたくないのか、何もかも辞めたいのか、辞めたくないのか、もう、全部、全部、何もかも、分からない。俺は、どうしたいんだろう。分からない、分からない。考えたく無い事だけは分かっていた。
解放されるまで4日
凛
雪が降っている。目の前には、兄。
冴「消えろ、凛。
俺の人生にもう、お前はいらない」
兄に捨てられた日。
兄の口からその言葉が放たれる。言葉は凶器へ変わり、俺に刺さる。
俺は顔を歪め、「待って、」と、兄の背中に向かって手を伸ばす。
兄は何処かへ行ってしまった。
苦しい。気持ち悪い。
景色が変わる。
試合後、マネージャーに全部壊された時。潔達から冷たい視線を向けられている。
潔「お前、最低だな。」
千切「残念だよ、」
潔達に捨てられた日。
潔達の口から言葉が放たれる。この言葉もまた、凶器となり、兄の言葉の棘が刺さったままの俺に刺さる。
俺は涙を流しながら「やっていない、待って、」と、去り行く背中に手を伸ばしていた。
景色が変わった。
カッターの刃、床は血で染まっている。俺は、言葉の棘に刺され、心身ぼろぼろになっている。その傷を抉る様に自分を壊している。どんどんぼろぼろになっていく。体は重く、痛かった。
景色が変わっていく。
どの景色も、俺は、苦しんでいた。
景色がまた変わった。
真っ暗な所。ブルーロックの皆が楽しそうに話している。皆の中には、兄ちゃんもいた。俺は、皆の背中に手を伸ばしている。届きもしないのに。
兄ちゃんと楽しそうに笑う昔の俺もいる。兄ちゃんに捨てられた時の俺も。潔達に捨てられた時の俺も。部屋で1人自分を壊す俺。氷織達にまた捨てられた時の俺。マネージャー、潔達に殴られる俺。部屋で1人泣き、苦しみ、自分を責める俺。
幸せそうに皆と笑う俺なんかいない。兄ちゃんと仲良く笑う俺なんていない。全部全部、苦しんでる俺。
その遠くに、俺は1人で苦しんでいる。傷が大きくなっていく。
皆、『気持ち悪い』という様に、冷たい目で見下して来る。
痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。
『お前なんか死ねば良い』という様に、昔の俺が首を絞めて来る。
苦しい。苦しい。苦しい。苦しい。苦しい。苦しい。苦しい。苦しい。苦しい。苦しい。苦しい。苦しい。
「ッ、!!」
夢か、…と安心する。悪夢……
呼吸が乱れ、汗で体中濡れている。時計に目をやる。..2:30。
変な時間に起きてしまった。シャワーを軽く浴び、もう一度、眠りについた。
悪夢を見ない事を願いながら。
解放されるまで2日
凛
「ウィーン」
誰だろ、、
ゆっくりと扉の方を向く。
ぇ、、
夢界「ストレス発散したくてw」
「やめろッ」
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。
苦夢「うるせぇよ」
ドゴッバキッ
「ッ゛、、ぁ゛ッ」
痛い。苦しい。痛い。痛い。痛い。
バコッドゴッ
「ッ、ゲホッゲホッ」
口に鉄の味が広がる。
バキッドゴッ
「ぅ、え゛ッッ、」
ビチャッ、
もう嫌だ、もう、嫌だ、もう、、嫌だ、
夢界「きったなww」
苦夢「きも、、帰ろ」
夢界「ばいばーいww」
気持ち悪い。
潔
凛の部屋の前を通りかかった時、鈍い音が聞こえてきた。
部屋を覗く。
え、、、?
目の前に広がったのは、苦夢達が凛を殴り蹴っている光景。
苦夢達が部屋から出ていくと、すぐに凛の元に駆け寄った。
「凛ッ、!」
凛「い、さぎ、、」
「大丈夫かッ、!?」
凛「ッ゛、、た、すけ、、て」
弱々しい声で助けを求める凛は、辛そうだった。
凛
彼奴等が部屋を出ていった後、潔が来た。
「い、さぎ、、」
潔「大丈夫かッ、!?」
大丈夫じゃない、辛い。苦しい。助けて、、もうすぐ死ぬから、1人でもいい筈なのに。
「ッ゛、、た、すけ、、て」
気付けば、助けを求めていた。
ふわりと、温もりが俺を包む。
潔「辛かったよな、、苦しかったよな、、ごめんな、、今まで、、もう、大丈夫だからな、、、」
涙が溢れた。
優しい言葉が、温もりが、俺の傷を少しだけ癒してくれた気がした。
解放されるまで1日
潔
凛が苦夢達に虐められていた事を聞いた。蜂楽達はまだ苦夢達を信じている。凛も連れて、話に行くか。
凛
潔に呼ばれて行くと、そこには蜂楽、玲王、凪、千切がいた。俺を嫌ってる奴等。殴ってくる奴等。嫌だ。殴らないで、蹴らないで、もう嫌だ。会いたくなかった。顔も見たくなかった。
凪「あれ、クソ野郎いる。何で?」
凪の拳が振り下ろされる。
あ、また殴られる、、
パシッ
玲王「おい、潔、そこどけ。そいつの味方しなくていいんだぞ、?」
潔「うるせぇよ、」
蜂楽「ねぇ、潔、そいつ、夢界達虐めた奴だよ、?何でそいつの味方すんの、?」
千切「そうだぞ、目ぇ覚ませよ、」
やっぱり、俺は生きてちゃ駄目なんだろうか。死んだら皆喜ぶんだろうか。
潔「目ぇ覚ますのはお前等だろッ!!」
潔の怒鳴り声が響く。
潔「明日、部屋に来い。」
潔といると、安心する。守ってくれるから。潔といると、楽しい。まだ、生きたい。でも、分かってる。俺は、生きてちゃ駄目な人間。欠陥品だから。
「潔、もういい。もうすぐ、いなくなるから。」
潔「ぇ、凛、?」
潔が震える声で尋ねて来る。どういう意味なのか。
くるりと体の向きを変えて、その場を離れた。
解放されるまで0日
今日の昼、兄ちゃんが来る。兄ちゃんにも嫌われたら、….俺は壊れるんだろうな。でも、もう、死ぬし、大丈夫。
昼
絵心「ーーーー、ーー。」
冴「…..」
嗚呼。もう嫌だ。どうしても兄ちゃんに見つかりたくない。どうしても会いたくない。兄ちゃん、まだ俺に気付いてない、…筈。潔に見つかっても、また聞かれるだけだから、誰にも見つからない様、こっそり抜け出して、屋上へ向かった。
少し前から気に入ってる場所。苦しくて、辛くなった時に此処へ来る。綺麗な青く澄んだ空が見え、静かで誰も来ない。柵の上に登れば風が当たる。少し肌寒いけど、心地良い。足をぶらぶらと振る。風で髪が揺れ、少しくすぐったい。此処では何も考えなくていい。考えなくていいのに、できなかった。
「俺の人生にお前はいらない…..か、」
兄から言われたその言葉が、自分の口から出て来る。
自分を傷付けなきゃ、生きられない。誰かといなきゃ、一緒じゃなきゃ、生きられない。1人じゃ、生きられない。弱いから。脆いから。
なんだか、騒がしかった。でも、どうでも良いや。全部、無くなるから。
柵に手を掛ける。
兄ちゃん、潔、皆、もう、いなくなるから。こんな、欠陥品は、もう消えるから。迷惑かけてごめんなさい。最後まで欠陥品で、ごめんなさい。
怖くないと言えば、嘘になる。誰かに助けに来て欲しい。止めて欲しい。でも、もう、嫌なんだ。疲れたんだ。
目を瞑り、深呼吸。
ガチャッ
ドアの開く音がした、様な気がした。
気にせず柵を越えようとする。
??「凛、!!」
後ろから名前を呼ばれ、振り返る。聞き慣れた、俺の大好きな声。
抱きしめられる。温かい。
嗚呼。貴方には、来て欲しくなかったよ。
冴「凛、凛….」
「兄ちゃん、離して」
冴「離すわけねぇだろ…」
肩が濡れる。肩にうずめられた兄の顔から流れる涙で。
「もう、辛いのは嫌だよ」
冴「凛、ごめん、ごめん….」
なんで謝るの。兄ちゃんは悪くないのに。謝らないで。謝って欲しいわけじゃない。
冴「もう、1人にしないから、」
冴「もう、一生離さねぇ」
言われたかった言葉。視界が滲んで、涙が溢れる。
「クソ兄貴、おせぇよ」
冴「うるせぇ、愚弟」
冬の空の下、
2人で、笑い合った。
できたぁぁぁぁ!!
さぁ、次回は、!!お楽しみ、クソ姉妹(あのクソマネージャー)ボコそうの会、!!!
ただ単にクソ姉妹が、冴さんとか、潔さん達にボコされるだけの話です、w
毎回毎回遅くなってごめんなさいm(_ _)m
では、!!ばいばーい!
コメント
41件
冴凛は一生仲良しだな
ちょー最高ですー!! 次も楽しみにしてます!!
えっ最高すぎん?バッドエンドもハッピーエンドもうますぎるのは反則よ?!ちょっとうちの水分搾り取らないでーーー!!ちょ、冴ちゃんあなた偉いじゃない(何様だよ)凛ちゃん良かったね〜😭