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この話の続きって書く予定ないですか??
これみてるだけで毎日が幸せだわ
はああ‼♯;♪;♯︽︾ やばい死にますありがとうございます神 !!
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ur「う”ー……、」
et「どしたの?今日元気ないね」
頬を膨らませて、ふかふかと地面を寝転がる。
砂がふわっと舞って、俺を包む。
ur「yaが…知らない人連れてた、」
et「あー…yaさんって勇者様なんだっけ?」
ur「…そう、」
確かに、勇者様には僧侶とか、盗賊とか、
仲間を連れるのが一般だ。
yaはずっと1人だった。
ttは、僧侶とかなのかな。
それだったら、俺には敵わないじゃん。
ur「…ya、tt好きなのかなあ、」
腕に顔を埋めて、呟く。
周りにいた魚たちが元気づけようとでもしているのか、俺に寄り添ってきた。
ur「…ありがとう、」
俺は、ぼやけた視界で泳ぎ始めた。
早く。
yaに会いに行かなきゃ。
もう時間だ。
ふらふらと、いつもならすーっと行けるはずなのに、上手く泳げない。
et「ur、ちょっと待ちなさい、!」
ur「…ぇ、」
俺は身体を壊してしまった。
───────────
ya「……」
tt「来ないなぁ…もうええんちゃう?」
ya「うるさい、黙って待って」
tt「はぁい」
おかしい。
もうとっくに1時間は過ぎている。
一行にurがやってこない。
水面は波すらも経っていない。
いつもなら、すぐに来るのに。
だって、あいつは、俺のことが大好きで、大好きで、頭がおかしいんだから。
来るに決まってる。
きっと、遅刻でもしているんだろう。
あの馬鹿。
ya「……」
いつもの岩に腰をかけて、水面を眺める。
何時間経とうとも。
tt「…空暗いで?帰らん、?」
ya「……1人で帰れば?」
tt「そんなにあの人魚が大切なん?」
ya「分からなくていい」
それから何度も尋ねてくるttを無視して、水面を眺める。
まだか、まだか、と。
tt「まあいーや…俺、そこで寝てるわ」
「帰る時に起こして」
ya「ん、勝手にどーぞ」
ya「……!」
水面から何かが上がってくる。
urか?
et「ぷはっ…、あ!」
ya「…ん?」
現れたのは、橙髪の女の人魚だった。
urじゃない。
et「…えーっと、yaさん?」
ya「…なんで知ってる?」
et「urね、今身体壊しちゃってるんだよね」
「また今度来てくれる?」
え?
あいつ、発熱でもしてるのか?
まあ、多分一日で治るよな。
そうだそうだ。
あいつは俺が好きなんだから、きっと会いたくて仕方ないんだよな。
ya「そか、じゃまた明日」
et「…え?」
ya「なに?」
et「いや…、少なくとも明日には治らないよ」
ya「は?発熱だろ?」
et「いや…それはそうなんだけど、」
「なんかね、ストレスで鱗が剥げてるんだよね」
「このままじゃ、人魚も人魚でいられない」
yb「…え?鱗が、剥げる、?」
et「そー、今は偉い人に見てもらってる」
「まあ、多分毎日海底から陸上まで上がってたから、体力使ってたんだろうね」
ya「…、」
et「…じゃ、そういうことだから」
urがストレスを貯めてたなんて知らなかった。
だって、いつもあんなに笑顔で…
よく考えたら、海底から陸上を往復
するのって、すごく体力使うよな。
俺、あいつにあんなに…。
本当に馬鹿なヤツ。