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翌日─────
村の広場はざわついていた。
「人狼がいる」
ラウールの言葉は、村中に広がっていた。
💙「結局どうすれば…」
💙「このまま怯えて暮らすのか?」
阿部が静かに言う。
💚「人狼は、村人の姿をしている可能性もある」
💜「ひーー!!怖ぇ…」
その時。
広場の入り口に、三人の男が現れた。
自然に村人たちに紛れ込む。
🖤「……騒がしいな」
その後ろに岩本と宮舘が続く。
💛「何かあったのか?」
💙「ああ」
💙「この村に人狼がいるらしいぞ」
三人の視線が交わる。
しかし次の瞬間には、何事もないように笑っていた。
🖤「へえ」
🖤「それは大変だな」
♥️「この村も物騒になったものだな」
💛「夜は気をつけないとな」
こうして、3人は怪しまれることなく、
村人たちと過ごすことになる。
――夜
佐久間は一人、家へと向かっている途中だった。
森は静まり返っていた。
風が木々を揺らす。
その時。
ガサッ
🩷「……ん?」
佐久間が振り返る。
🩷「誰?」
暗闇の奥。
影が動いた。
🩷「……」
胸がざわつく。
ゆっくり後ろへ下がる。
その瞬間――
影が一気に距離を詰めた。
🩷「っ!」
腕を掴まれる。
🩷「ちょっ……!」
顔は見えない。
ただ、鋭い気配だけが伝わる。
🩷「だ、誰!?……やめて!!!!」
🩷「離してよ!!!」
🩷「誰か!!」
その時。
低い声が響いた。
💚「そこまでだ」
次の瞬間。
ガンッ
何かが弾かれる音。
影が後ろへ下がる。
🩷「……え」
目の前に立っていたのは
阿部だった。
💚「大丈夫?」
🩷「阿部ちゃん!!」
佐久間は震えていた。
💚「怪我は?」
🩷「ないけど……」
💚「よかった」
その間に
影は森の奥へ消えていた。
🩷「……今の」
🩷「人狼?」
💚「分からない」
阿部は静かに周囲を見渡す。
💚「でも」
💚「佐久間を狙っていた」
🩷「……」
佐久間は少しだけ阿部の服を掴む。
🩷「うぅ…怖かったぁ」
💚「もう大丈夫」
阿部は優しく言う。
💚「俺が守るって言ったでしょ」
🩷「……うん」
その頃――
森の奥。
🖤「あともう少しだったのに」
💛「騎士か」
岩本が静かに呟く。
♥️「面白い」
宮舘は月を見上げる。
♥️「この村は、退屈しなさそうだ」
目黒は小さく笑った。
🖤「ああ」
🖤「そうだな」
翌朝ーー
村には、ある噂が広がっていた。
「この村に――」
「裏切り者がいる」
誰もが、隣にいる人間を疑い始める。
つづく。