今日は、珍しく学校に通った。
誰も私に気づかない。
○○
「……、」
自分の席に座り、
静かに読書をする。
??
「おはよ」
○○
「……え、」
私に話しかけてきた、1人の男の子。
その人とは話したこともない人で、
名前は確か……、
○○
「目黒蓮さん……、」
この学校の、アイドルみたいな人。
私とは真反対。
彼が太陽ならば
私は……、何だろう。
目黒
「ん、確か○○さんだよね?」
○○
「……はい、」
私は、ボソボソと喋ることしか出来ない。
目黒
「今日は学校来れたんだ。」
○○
「あ……、はい、」
こんな風に話しかけてくれるのは
有難い。
でも……、
女
「あいつ、目黒くんと話してるんだけど、」
女2
「うわ、やば」
女子からの視線が痛い。
○○
「……っ、」
こんなこと、言われ慣れてる。
だけど、やっぱり、
悲しいなぁ……。