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「ギャハハ!!!」と耳がキンキンになりそうなぐらい高笑いをしている声が僕の耳を潰す。
いや、そんな事よりも僕にとっては嫌な事が起きたんだ…
とあるカラス達の声が聞こえてくる朝、獣道を歩いている可愛らしい緑のフードを着ている子供がいた。
可愛らしい目をしているが、その目の中には光がなかった。
すると、誰かと話しているような独り言を言った。
「みんな、僕のせいで死んだよね…うんそうだよね… やっぱり僕の周りにいた、パパとママ…友達も…みんな死んで…ぐすん…」
と目に少しだけ涙をこぼした…
すると、ツタが侵食しボロボロで今にも崩れそうな小屋が見えてきた。
すると子供は、小屋の鍵を出し、開けて入って行った…それがあの子の悲劇と誰も気づかなかった。
僕は、小学5年生 赤大 坂 誰が何を言っても僕は男だ。
僕はやっと今までの辛い現実から解放されるんだ…そう僕は自殺するんだ。
イジメ? 鬱? そんな理由で自殺なんかじゃない僕が居なくなればみんな、安心する。
だから僕は今日ここで死ぬんだ。
さて、良いところに紐がくくりつけられそうな釘があった。でも届かないから僕は、本を見つけそれを土台代わりにして釘に、紐を括り付けた。
不恰好な大きさだけど、顔が入るからいいや…
ママ…パパ…友達…ごめんね 僕のせいで…今から…地獄に行くから許して…
と サカ は自殺をしようと顔に紐を入れようとしたその時でした。
土台代わりにした本が突然 ガダカダ と揺れ出して、サカ はバランスが保てなくなり落ちてしまった。
「イッタ!? えっ?地震?」と坂 は思った瞬間
「オメェわ!!!!!!!」と甲高い声をあげ
薄汚れた真っ黒い本が浮かびました。
「本が浮いているし!喋っている!?」と驚きながら言うと、
「喋って悪いか!!」と表紙を見せながら サカの目の前に来て耳を塞ぐほどの甲高い声で言ってきた。
そして、サカは表紙を見ると 悪魔みたいな目つきと 口が裂かれているような口が動いて見えた…いや、動いてた。
すると急に黒い本は辺りを見渡し 紐を見ると ニチャー とした顔で
「小僧!てめーの名前は」
「えっあっ 赤大 坂 です…」とビクビクしながら答えた。
すると黒い本は急に息を吸い サカ に毒々しい色の煙を吹きかけた。
「お前?自殺しようとしたな? これで刺してみろ」と近くにあった錆だらけのナイフを渡してきた。
(えっ? なんでナイフ渡したのかな?まぁ自殺するから別にいいけど)と思いながら、腹部にナイフを突き刺そうとした。
しかし、ナイフが腹部を貫かない、錆だらけと言っても腹部を切るのは容易そうなナイフだが、全く貫かない 首元を切ろうとしても切れない。
「えっ?どゆこと…」
と困惑した顔をしていると
「ギャハハ!!!! サカ !オメェーは俺の事を起こした罰そして!俺の野望の為!自殺できない呪いをかけた!!ギャハハ!! あっ一応、俺を燃やしても呪いは消えまーせん〜ギャハハ!」と笑いながら言ってきた。
サカ は膝を崩し、目には大粒の涙を出し なんで、 やだよ 死にたいよ と言いながら絶望しいた。
「だが!!しかし!魔の宝石と言う!! 最も!恐ろしい!アイテム的なあれを!100個!!ぐらい集めたら…もしかしたら解けるかもしれないぜ ギャハハ!」
と笑いながら言ってきた。
それを聞き少し落ち着いた様子で サカは
「本当?」と言うと!
「まぁ!代々は!魔の宝石は、化け物どもが持っているから!無理だけどな!!ギャハハ!」
と馬鹿にした笑い声をしながら答えた。
サカ は少しだけ希望を持ってしまった?
「…じゃあ…集めて来るよ…」と言い立ち去ろうとすると!
「いやいや!てめーじゃ無理無理! 俺の力がないと何も出来ないじゃないかギャハハ! まぁこれは俺のコレクションの為だ…協力してやるぜ…クククッ…じゃあーよろしく サカ ちゃん〜ククッ」
と馬鹿にした声でフードの隙間の中に入って行ったが 何が切れた音がした サカ はすぐに取り出して地面に投げつけた。
「イッタ!? 何を…あがっ…」と黒い本は怒ろうとしたが、サカ の険しい顔を見てゾッとした。
「…ちゃんは…辞めろ…僕は男だ」と歯をギシギシと鳴りながら怖い声で言いました。
「ハイ…ワカリマシタ…」と真顔になった黒い本
(魔の宝 もし、化け物が持っているとすればもしかしたら…僕は…集められるかもしれない…)
さて…サカちゃ…あっいや…サカ君は魔の宝を集められるのでしょうか…
まぁ結果は神が知っているだっけ?
分からんけど?神が知っておりますー
ではさようならー