コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
迷宮よ 我を守る為に 作れ
(僕の名前は 赤大 坂 訳あって黒い本と一緒に魔のお宝 だっけ? それを100個ぐらい集めなきゃいけない
そういえば 僕が何故、独り言ばかりの理由は…まぁ…寂しいからかな…)
と心の中で呟き、大きなため息を出した。
さっきまでとの獣道と違い、周りは住宅ばかりで地面が固いコンクリートになっており、歩きづらそうに歩いている。
「そういえば、サカ お前は何処に向かっている? もしかして、海岸絶壁で身を落とそうとギャハハ!無理だぜ!どうせ! 体が鋼鉄になって死なねぇーからギャハハ!」
と周りに聞こえるような声で言いました。
「いや…違う…今から家に帰るんだよ…あと周りの人のおかしな人と思われる…」
と小声で言っても
「はぁ?お前には関係ねぇしーお前だって毎回、独り言してるから、もう遅くねぇ?」
と反論され、その言葉が サカ の精神に命中し、少しだけ悲しくなってしまった。
やがて歩き続けると とある寺が見えてきた。
その、寺に入ろうとすると、黒い本は笑いながら
「ギャハハ! もしかして!てめー、呪いを解こうとしてるな!! だが無理だぜ! 俺の呪いは!俺が呪いを解かなければならないからな!」 と言うと サカ は真顔で
「あっいや、別に呪いを解こうとしてないし、ブラックの事を封印しないし、別に何もしないよ」 と言った
「あっそうなのか… ていうか!ブラックってオメェー!俺の事か? センスあるなー」
「そ…そうかな…」と少し赤面して嬉しそうに話した。
そう サカ と ブラック はネーミングセンスが無かったのである。
そうして、小さい鳥居をくぐると、狛犬の像が二体が サカ をお出迎えしているような感じかした。そして階段は、やっぱり普通の神社にあるような何百段あり、普通の人なら疲れそうなぐらいある。
その階段を軽々と登っていくサカ
そしてやっと、登り終えた。
神社は、新しく立ち直した感が出ていて、看板には 一万円払うと一生幸せになる とうっさん臭い内容だった。
そして、隣にはとても奈良時代の庭先みたいな高級感が出ている家があった。
「…なぁ…うっさん臭いねぇ?」
「まぁ…うん…ここの神主…お金の為なら何でもする方なんだ… 霊感ないのに…僕を引き取ったけど…いつも僕を雑用させてる…し、先輩の、神主さんが来たら急に態度が変化してごますったりする…うん悪い事しか浮かばねぇー」
「あーりゃーご苦労様だな!」
(あれ?引き取った…妙だな? …それに…霊感がないの も少しだけ疑問が残るが…まいっか)
とブラックは少しだけ、疑問に残ったが、考えるのをやめた。
そして、サカ は玄関の扉を開け、手洗いやうがいなどしてから、二階に行きました。
二階には、個室の扉と思われる扉が3枚あった。そして奥の個室がサカの部屋でサカは奥に向い扉を開けた。
その時、ブラックの目が一瞬、飛び出そうになった。
驚くのも仕方ないこの個室の壁や床には、焼け焦げたお札がびっしり貼り付けられていて普通の人なら、失神してしまうぐらいの異臭を放っている。
あとついでに黒いモヤモヤが動いている。
「クセェーし!コェーし!何だこの部屋!!それに謎に動くあれはなんだ!!あの黒いモヤモヤは!」と甲高い声出したその時、
「ウルセェ!サカ!」と図太い男の声と共に個室の床が ドン! と鳴った。
「あっ多分例の神主の 小山 だ…すいませーん! まぁ、うるさくするとすぐにあれなんだよな…だから小声で話してね…」と大声で謝り、ブラックに小声で伝えました。
「あーでもさー 何でこんなに汚いのさ これ?」
「まぁ……実は僕って…化け物が寄ってくる体質なんだって…だからお札をいっぱい貼ってるの…」
「ギャハハ…えっ!? そうなのか!!」とブラックが驚きながら言うと サカはコクリッと首を小さく振った。
「僕ね…小さかった頃…ある事が起きたのが始まりだったんだ。」
僕が6歳で夏の頃、僕はパパとママと一緒におばあちゃんとおじいちゃんが住んでいる てんか村と言う森が生い茂っている田舎町に行ったんだ…
パパとママに少しの間遊んでくると言い聞かせ、少し散歩をしていたんだ。
夏だった事もあり、セミの甲高い羽音や暑い太陽が、ギラギラと水晶の反射のように、照らしていたんだ。
その時、森の中の方から目線があったんだ…
まぁその時は、田舎の子かな?と思ったんだ…
でもその目線が段々近づいて来たような気がした…僕は怖くなり走って家の方角に帰ろうとすると…後ろからものすごい足音が聞こえて来た…多分僕の事を追いかけていたんだ…
そうその時から僕は…お母さんやお父さん…いや家族全員…化け物に食べられて…僕の友達も全員…あっ…あっ…あああああああ!!
サカは急に大声で絶叫し壁に頭突きなどをした。
「ウルセェ!! さっさと、精神薬を早く飲め!!」
と下から怒鳴り声が、聞こえて はぁっと正気を取り戻す サカは布団にある精神薬を二つぐらい飲んだ。
「フーン…それで周りの人達に迷惑をかけないように、自殺っと へぇー」と少し鼻で笑うブラックを見て サカは震えながら小さい声で
「だって…それしか…方法が…」と言うと、また呆れた声でブラックは、
「へぇーまぁ、俺にはどうでもいいや」
と言ったので少し ムッ となったサカですが、反論はしたかった。だって自分でも分かっている事だ。他人の事だからと…
「しかしまぁーこの部屋見て驚いたけど…さっきから魔の宝の、匂いがプンプンするのは」と言いました。
サカ は鼻ないのに嗅げるんだと思いながら
「そういえば隣の部屋って入ったらいけない部屋だったなー」
と言いながら汚い部屋から出て右にある隣の部屋の扉の前に来ました。
「気をつけろよーだって!化け物がいる可能性が高いからな! まぁ死にたいお前じゃ〜ラッキーだな ギャハハ!」
「あっいや、化け物喰われるのはヤダですので、その時は退散します」真顔で即答しまして、扉を開け中に入った。
少し サカ は驚いた。
入ったらいけないとか言ってたので、汚い部屋なのかなと思いきや、すごく明るく、壁床は、埃が一切ない白さだった。
面積は小さく、上から見たら正方形をしていて、前、右左に木製の扉がありました。
(あれ?私の部屋の方向に扉がある?私の部屋の中には、扉がないのに)
と疑問に残り、右の扉を少し開けてみるとこの部屋と全く同じ形式の部屋が出てきた。
「あれ?どゆこと?」と、首を傾げる サカ を見つめてブラックは
「ギャハハ!!!!なぁ!俺たちが入ってきた時の扉を一回開けてみろ!ギャハハ!」と大笑いした。
恐る恐るもう一回 開けると扉を開けると廊下に繋がるはずが、この部屋と同じ形式の部屋が出てきた。
「えっ!?」と驚く サカを見て!楽しげにブラックが
「サカ!お前は罠にハマったんだよ!そうだ!今!魔の宝の説明をしようじゃないか!ケラケラ」とケラケラと言った。
(あれ…魔の宝の説明遅くね?)と サカ とそこの読者!は思いましたね!
「魔の宝とは、対象や周囲に影響を与えるアイテムであるんだぜ!一部の怪異とか不思議な現象は!代々!魔の宝せいだぜ!ギャハハ!」
と少し大笑いした。
「まぁ今回のは運が悪かったな! この魔の宝の能力は!罠にハマった!対象を!ループ形式で!迷わせ!閉じ込める!言わば!迷宮だ!」
とブラックは言い サカ の方を見るとやけに落ち着いていた。多分、ことの重大さに気づいていない分かっていないと思い追い討ちに、
「てめーは一人孤独でここで死ぬんだよ!!ギャハハ!」と言ったが サカ は落ち着いている…いや、嬉しそうにしている。
「あのーどうして、嬉しそうに、していますかねー サカ君?」とブラックは聞くと
「えーだって!ここにいれば誰にも迷惑しないし、だって一人じゃないもん。ブラック、君も罠にハマったんだよね?」
と返された。
ブラックは事の重大さに気づいてしまった。
俺も入ったから、一生ここで過ごすんだと…
「ほら、諦めてここでお話ししよ? 僕が死ぬまで、まぁ死んだら君…一人…いや一冊で孤独で過ごすしかないね」
と少し微笑みながらサカ 言いました。
ブラックは、一旦深呼吸して体を地面に落とし
「サカ様、お願いします。この愚か者の為に協力してくださりますか?お願いします! 」
と、めっちゃ態度が変わったブラックを見て
「じゃあ自殺の呪いを解いて…たら…協力しよう」とサカは、持ちかけた…が
「あの…すいません…呪いをかけるのは容易いですが、解くのが意外と難しいと言うか、今のままじゃ無理なんですよ… 魔の宝を沢山集めたら…解けれます…」と返さられた。
サカ は少し考えた。
「はぁ…無理だと思うけど.もしここ出たら…まぁそうだな…友達になってくれる…?」と、すこしドキドキしながら言った。
「あれ?もう俺たち?友達みたいなもんじゃねぇの?」
とブラックは言った時 サカ の心の中は悲しいのか嬉しいのか分からないぐらいだか、今まで感じてなかった幸福感が来た。
「まぁ…まぁしょうがないなーブラック!」とここから出る事を選んだ。
ブラックは嬉しそうにはしゃいでいた。
「でよ…ここから出るにはどうすれば良いんだろうか?だって 扉を開けても同じ部屋だから無限ループしてるんだ…それをどうやって…」と少し考えこむとブラックが
「ギャハハ!ここは迷宮だと思えばいいぜ!迷宮は、必ずゴールもある!まずはひたすらに扉を開けようぜ!」
と言ったので、サカはひたすらに扉を開けては、入り開けては入りを繰り返したが、同じ部屋ばかりだった。
そして20分繰り返したがなんも進展がなかった。
「はぁはぁ…無いね…ゴール…」
と疲れ果てたサカは、床に寝そべり上を見ました。
「なぁ…サカ…少し忘れていた事が…あった…」と少し言いにくそうに話すブラック
「なーに?」
「いや、そういえば…この場面で役立つ奴が俺の中にいる事…忘れていた…」
「えっ!?」とブラックの言葉に驚きました。
「サカ がいないと出来ない事だ…俺の中で2ページ目を開いて見てみろ…」とブラックは言った。
恐る恐る開いてみると1ページ目は白紙になっており2ページ目を開くと左上に横文字で何か書いてある
「探し鬼」
古くから建てられている学校に住んでいる妖怪で人間の形をしているが体はロッカーよりも大きくで肌は茶色で、ガサついていて両手には、透視できる。 そして、色んな事を見つける事が得意らしい。
夜遅く歩いている子供を連れ去り食べてしまう。
「これ?図鑑?これで何すんの?」
「出すんだよ!お前が!」
「えっ!?出す!?怖いんだけど!?」とブルブルするサカ
「大丈夫だ!安心しろ!何もしてこねぇーよ!
いいから早く俺を閉じて! 探し鬼よ!我の導く鍵となれ! 召喚! ってとりあえず叫べ!」とブラック無理やり閉じて言いました。
「うーん…怖いけど…」と戸惑うサカに対してブラックは
「早く言え!」と強引に言った。
「やればいいんでしょ!えっーと!探し鬼よ!我の導く鍵となれ!召喚!」と、サカは言うと、
ブラックの口から黒い星形の魔法陣が出てきた。そしてものすごい風圧と共に魔法陣の中から何が飛びだした。
サカは風圧に耐えられなくなり尻もちをしてしまった。
とサカは何が出てきた所をよく見ると…
あの恐ろしい姿…ではなく
体は一般的なぬいぐるみの大きさをしており、可愛い服を着ていて、肌はふんわりもちもちしており、髪の毛は白でアホ毛が大きな天使のような可愛い子供でした。
サカは少し頭の中は?だらけでした。
「ではさっそく!探し鬼!ゴールを探せ!」とブラックは命令したが、探し鬼は、無視しました。
「えっー…俺のしもべなのに…」と少しガクッとなるブラック
すると探し鬼はサカに近づいて、何が指示を待っている動作をしました。
「…えっーとゴールを探してくれる?」とサカは困惑しながらも命令すると、
「上なの」と探し鬼は上を向いた。
「うん?上?」とサカは上を見たが、電光となんかの、スイッチ
「なんだ…電光と、スイッチしかないじゃん…はぁー」とサカはため息を吐きながら言った。
「そうか…電光と、スイッチしかねぇのか…」
とブラックもがっかりしました。
「で、どうしようか…うーむ」
サカとブラックは考えている。
「…」 無言が、走る。
おわり
「…あっ…あっ!!!!!!」とサカとブラックは振り向いてハマりながら言ってやっと気がついた。
「おう!今から!俺が!全力タックルで!押してくるぜ!」と言い空中を、飛びながら突進しスイッチを押した…
すると…床下に、穴が開きました。
穴は真っ黒です。
「わー!!!」とサカ達は、絶叫しながら全員落ちていきました。
サカ達は地面に落っこちたが、床はフワフワで痛くなかった。
「ここどこ?」と辺りを見渡すと周り真っ暗い、部屋だと分かった。
その真っ暗をよく見ると一筋の光が指してあった。
とサカは光の所に行くと、金属性の机があった。机の上には 青く光る四角い石板があった。
「あっそれは!魔の宝だぜ!ギャハハ!!」と言いすぐさまその石板を口に咥えて食べました。
「えっ!?そんなのでいいの!?」
「そうだ!俺の中に、しまうのだ!ギャハハ!」
すると、空間は段々歪み始め、窓とドアがあるだけ木製の部屋に変わった。
「戻ったのかな?」とドアを開けると いつもの廊下に来た。
「やったーー!!!ぜー!!!!ギャハハ!!!シャバの空気はうめぇー!!!ギャハハ!」と大声で喜ぶブラック
「うるせぇーわ!!さっきから!!」と下の階から怒鳴られ、ブラックはズッコケでしまった。
「うーん…それにしても…今回ので…チャンス失ったな…はぁー」とサカは大きなため息をした。
「チャンス?」
「いや、あの中にずっと居れば死ねたのに」とサカは言ったので、まだこいつ諦めてないんだなー と少しドン引きしたブラックであった。
終わり
魔の宝の所持集 2
今回の魔の宝
No.056 迷宮のルームストーン
一部屋対象に異常性を見せる。部屋を扉が四つある白くて明るい部屋に変える。入ったドアをもう一度開けようとすると同じ白い部屋が形成される異常性がある。 だが出口は必ずあるが、代々何とは諦め自害する
「迷宮の霧」
対象だけ迷宮の世界に惑わす事ができて時間稼ぎができる技だが、強い精神力や野生の本能がある人には無効化される。
あとがき
ここまで読んでくださりありがとうございます。
相変わらず変な文章になっているかと思います…。
次回予告は明日やります。ではまた読んでくれると嬉しいです。
ではでは…