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ありんす
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10
五木友人
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「やあお客さん。いらっしゃい。
今日はどうしますか?…水が欲しいんですか?
はい、どうぞ。そういえばお客さん、狂気の森って知ってますか?最近そういう噂話があるらしいんですよね。その森に行った人は帰ってこれないとか…。皆、山で遭難しただけじゃないかと疑ってるらしいですよ」
「え?お客さん、狂気の森に行くのですか?
どうなっても知りませんよ?それでは」
客は代金を払い去っていった。
ここは聖類の森。通称狂気の森。
聖類の森には人はいないらしいが…。
1つの小屋があった。
その中には数人の少女が居た。
「姉さん、僕外に行ってみたいな。
この森の外には出れないって言われてるけど、
いつかお外の人達とお話したいの!」
「メアリ、私もそう思うよ。外の景色を見てみたいの」
妹のメアリと姉のマリリ、双子である。
2人はいつも、森の外の世界を夢見ている。
「2人とも、森からは出れないわ。でも、森の外の人が来る事はある。その人達と話せれば良いけどね」
「アリア!外の人とお話したいのはアリアも同じでしょ?」
アリアはメアリと同じ歳の少女である。
「外の話は興味深いからね」
そう話していると、足音が聞こえてきた。
「ハァ…ハァ…。皆!家の外に誰かいるのです!?」
「なごみさん…?お外に誰かいるの?」
「と、とりあえずメアリちゃん!一緒に来るのです!」
「な、なごみさん…あの…って、待って〜!?」
「メ、メアリちゃん?どうしたのです?」
「…気持ち悪いの。お外にいると苦しいんだ…」
「大丈夫です!?お家の中で待ってても…」
「…大丈夫だよ。だってやっとお外の人と話せるもん」そういってメアリは笑顔を見せた。
「そう…。辛くなったら教えてほしいのです!」
「ねぇ!なごみさん!彼処に誰かいる!」
メアリが指を指した所には人が一人倒れていた。
「は、早く運ぶのです〜!?」
「…此処は」
「良かった…。起きたね」
次回に続く
コメント
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まぐろの旨味さん、第1話読みました! 不気味な店主の「どうなっても知りませんよ」って台詞、もうこの時点で背筋が冷えた…。森の外に出られない少女たち、しかもメアリが外の空気で苦しくなるって設定、すごく気になる。でも「やっとお外の人と話せるもん」って笑顔を見せたところ、すごく切なくて…。次回、倒れてた人は誰なんだろう?続きが待ちきれないです🌙🤍