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こうもり@スランプ
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稀灯 夏成🩵🍸
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「···それで俺は休みをとる。出来たら2週間···1ヶ月とかでも。なんかさ、スケジュールもわりと空いてるし···」
「うん、休もう。俺だってりょうちゃんに会いたいし。2人の邪魔はしないからさ」
たぶん、りょうちゃんのことは会社も配慮しててそれでこのスケジュール具合だとは思う。それでも休もうと思うとかなり忙しくなるだろう。
「悪い···忙しくなるけど」
「なにも悪くない···元貴もりょうちゃんも!なんにも誰も悪くない。それにりょうちゃんのことが大切なのは俺も一緒だから!俺たち、メンバーだろ···!」
そうだよな、ありがとう、若井。
声を詰まらせながら言うその背中をトントンと叩く。
どんなことがあっても、俺もりょうちゃんも1人じゃない。
それからしばらくはスケジュールを詰められるだけ詰めて休む為に少し仕事に集中した。
「休み、何したい?」
『元貴と居られるならそれだけでいい、元貴は?』
「可愛いこというなぁ···俺もそう、だけどもし行けるならりょうちゃんの思い出の場所に連れて行ってよ、高校とか···その時のりょうちゃんを知りたい」
『いいの?そんな···でも僕も、行きたいなぁ···久しぶりに』
仕事と仕事の合間に電話で話しながら俺だってりょうちゃんと一緒ならなにもいらないと思う。
でもりょうちゃんが行きたいところがあれば、したいことがあればそれを全力で叶えてあげたかった。
楽しい話、明るい話。
そんなことばっかりを話すりょうちゃんだけど珍しく寂しそうな声を出した。
『もう少しで会えるのに···やっぱり元貴がいなと、寂しいね』
「···俺も。本当、毎日顔見て抱きしめないと落ち着かないよ」
本当にそうだった。
今日は元気だろうか、痛いこと、辛いことはないか···言わないだけできっと苦しいこともあるだろうけど、だからこそ少しでも毎日幸せであってほしい。
『じゃあ休みは、毎日ぎゅってしてもらおうかなぁ』
「嫌だっていうくらいね、やめないけど」
呼ばれた為に仕事に戻る、と伝えて電話を切る。
りょうちゃんが少しでも寂しくないように、俺が好きだって伝えるため···今何が出来るか考えていた。
ふと、ラブレターという言葉が思いつく。
あの再開した日、りょうちゃんはノートに日記のような俺への想いをたくさん書いてくれていた。
それは俺が行った時もそうで、毎日の日課のようだった。
···俺はスマホを開くとすぐに想いを綴った。
“向日葵をあげる”
俺はXに投稿することにした。りょうちゃんへの想いを、匂わせのような思わせぶりで皆に気づかれたいような愛のラブレターを。
コメント
4件
2人が思いやってるのが美しすぎて😭😭 ❤️君のラブレター、泣いちゃいました😭 更新ありがとうございます また続きも楽しみにしています

繊細な表現が好き💖💞やっぱり推せるわ♪