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10 - 桃黒 第一話 キミとの出逢い

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2023年05月03日

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画像 桃黒編 第一話 キミとの出逢い


俺が悠佑を勧誘した理由は今思えば歌唱力だけではなかったのだろうか。

少し前、歌い手グループを作りたいという旨を伝え、何度も交渉をして、奇跡的にいれいすというグループに向かい入れる事が出来たメンバー。そう、みんなのアニキこと、悠佑だ。俺は、アニキの歌唱力を買い、アニキを歌い手グループに誘った。

メンバーの中でいちばん年上で頼り甲斐があるアニキ。初めてメンバーの顔合わせがあった時もすぐにりうらや初兎と仲良くなり、元々知り合いだったまろとはもっともっと仲を深めていっていた。そして、最初はどことなく心配だったイム、そしてもちろん俺もアニキとの仲を深めて言った。アニキの経歴が他と比べれば、かなり異色だったものなので、無事馴染めるか不安だったが、杞憂だったようだ。

いつも、笑顔で誰にでも笑顔で優しい悠佑に、徐々に俺らメンバーは馴染んで行った。最年長としての威厳は保ちつつも、ギャップ萌えという要素等もあり、もちろんリスナーの方々にも人気を出して行き、メンバーにも愛されて行った。


いれいすのリーダーとしての日々プレッシャーを感じつつもある俺は、ストレス発散としてアニキを使っていた。もちろん、性的暴行だとか、殴る蹴るの暴力をしている訳ではなく、お酒の席に付き合ってもらっていただけだ。人によってはアルハラと感じるかもしれないが、まぁ、きっと俺はそんな事していないだろう。

俺は別にアニキに特別な感情はなかったはずだ。俺は昔から辛いことや嫌な事があったら、酒を頼り、誰かに愚痴を漏らし、満足する。そんな俺を、出会って早々に見抜いたアニキは、俺が溜め込み過ぎないように偶にお酒の席に付き合ってくれて居た。

実は今日もアニキと飲みに行く日だった。正確に言えばアニキとの飲み会は日付が決まっている訳ではなく、アニキが俺を誘う事で飲み会は開催されていた。ちなみにだが今日の会場は焼肉屋だった。アニキ曰く、、、

「ないこ〜お前細すぎやろ(笑)もっと食わんとやぞ?」

アニキは俺の事を見ながら、微笑しつつ、、煽りながら?言った。

「いや〜、そんな事ないよ。俺細くはないでしょ??」

「い〜や!お前もっと食わんとやぞ!!よっしゃ、明日焼肉屋行こか!!!」

「え〜じゃあ、俺どっちかと言うと寿司がいい〜」

と、俺が肉ではなく魚が食べたいと我儘を言うと、

「いや、お前寿司食いすぎやからな???太るためにも筋肉つけるためにも、どちらにしろ焼肉行くかんな?」

という事らしく、俺を太らせるのが目的らしい。いや、お前バブニキやろ。お前が成長しとけ。まぁ、アニキは他人に奢りたい!みたいな世話焼き?おせっかい?みたいな性格なので、奢りたいのだろう。俺はそんなアニキに甘えて焼肉に行く事にした。


「ないこ〜!!!こっちやで!!はよ行こ〜」

「ニキ〜今日、ニキが奢ってくれるんでしょ!?沢山食べるね〜!!」

「んふ(笑)ええで、沢山食べ〜や」

焼肉屋の前で大きく手を振る男はみんなのアニキこと悠佑だった。アニキにこっちこっちと手招きをされた。微笑みながら、アニキにたくさん、食べなと言われたので俺は幸せな気分になれた。俺は、少し小走りに気味にアニキの方へ行き、さっさと焼肉屋店内に入った。

店内は、焼けた肉のいい匂いが広がっており、食欲が強まった。今日はアニキの奢りで焼肉という事なので、沢山食べれるよう朝、昼と抜いてきたので余計腹の虫がなった気がする。アニキは今日、何故か非常に上機嫌なので、俺もお酒を沢山飲み、沢山肉を食べる事にしよう。


最初のビールを呑んでから、アニキに肉食え肉と言われてから、アニキにリーダーとしてのプレッシャーを話してから、どれ程の時間が経ったのだろうか。

俺は、いつもより何故か酒が進み、すっかり酔ってしまった。吐き気を催したり、目眩がするほどでは無いが、正常な判断が出来ないぐらい酔っていた。

「ないこ〜??歩いて帰れそうか?」

「ん〜アニキ〜、、?俺まだ帰りゃな〜い。ふへっ」

「ッあ〜もう!この辺はもうタクシーないやんか。ないこ〜?送ったるから歩きで帰るで。」

「ふぇ〜やったぁぁ!!」

酔いがかなり回ってきたのだろうか、俺のテンションがおかしくなったと共に、俺の腕を肩に回し必死になって帰り道を歩くアニキに俺はなんとも言えない感情を抱いていた。アニキは少し汗ばんでおり、重い俺を運んでいる為か、「あ”ッ」や「う”お”ッッ」等のいかがわしい事をイメージする声を上げていた。俺は、そんなアニキに邪心を抱いてしまった。

いつもメンバーの頼られ役になり、リーダーのメンタルケアもこなすアニキ。そもそも俺はアニキをグループに誘った本人だ。今思っている事を行動に示しては行けない。こんな事はしてはいけない。今の関係はアニキが俺を信頼しきっているから成り立っている関係だ。自分で壊してどうする。

俺は、酔いがすっかり回ってしまった空っぽの頭で考え、堪えた。しかし、アニキも酔いが回っているのか赤らめた顔で急に静かになったコチラを伺うように覗き込んできた。

あー、もうこれはダメだ。こちらの様子を伺うアニキに俺は、唇を押し付けるような深い、深いキスをした。きっとアニキはリーダーが酔った勢いで変な事をしただけだと思っているだろう。しかし、俺はアニキにキスをしてわかった。メンバーとの関係を壊さない為だけにアニキに対する自分の気持ちを自分でも計り知れないぐらい奥に溜め込んでいたのだ。自分のアニキに対する思いがこんなにも大きいとは知らず、自分に困惑していたがもうどうなってもいいだろう。

自分の目が潤んでいたのか、酔いが視界にまで回ってきたのか、はたまた自分からアニキの顔を見ようとしなかったのか、どうやって考えても分からなかったが、俺はキスをされた時のアニキの表情を知らなかった。否、見なかったのだ。

相手の顔を見えない事をいい事に俺はアニキを自分の好きなように扱った。近くには公園があり、俺はその公園の公衆便所でアニキを己の欲の為にだけ犯した。幸いな事にこのトイレは最近できたらしく、綺麗だった。俺はアニキをトイレの壁に手をつかせ、ズボンを脱がした。キスをしながら、這うように胸のふたつの突起物を触った。優しく、傷つけないように触っていると、徐々にアニキが甘い声を漏らした。状況だけ聞けば、ほぼほぼレイプだったが、優しくアナを慣らし、キスをする時も決して人任せにしない姿はきっと恋人がする行為に見えるだろう。

俺の秘部がすっかりテントを張ってしまい窮屈になったので、ズボンのチャックを下ろし、すぐさまアニキのトロトロになったナカにねじ込もうとした。しかし、アニキのアナはいくらトロトロでもまだ慣らしきっていなかった。自分のサイズは人より少しだけ大きく、アニキのアナをユルユルにしないと挿入する事は出来なかった。俺がそうやって、どうしようかと格闘しているとアニキは甘い声でこちらを誘ってきた。

「なぁ、ないこ♡お前のそのデッカイの容赦なく俺の中に入れてええで♡♡♡自分の欲に正直になり〜や?♡♡」

「アニキッッ//それはえろすぎッ♡♡もう、容赦しないから♡♡♡」

アニキは先程まで静かにされるがままだったが、俺が迷っているのを見て俺を導いてくれた。自分からアナを器用にグパアと開き、誘ってきたのだ。今まで積極的とは言えなかったアニキのその姿を見て俺は我慢できなくなり、容赦なく腰を打ち付けた。

何度もお互いが絶頂しているうちに、アニキも俺も周りに声が聞かれてしまうかもしれないという羞恥心を忘れ、行為に浸った。最近、活動やらなんやらが忙しくなり、溜まっていたこともあったので俺らは、家に帰ったあとも第2ラウンドも始めた。


俺は、途中で気持ちよすぎたが故になのか寝てしまったアニキを自室のベットに寝かせた。静かに眠るアニキの額にキスをし、俺もベットに身を任せ、倒れるように寝た。

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コメント

8

ユーザー

桃黒だぁぁぁぁ 腐腐腐腐腐腐wなんで、雲霧さんは、こんなにノベルが上手なんすか...。愛してます()

ユーザー

んふ、んふふふふふふふ(((逃げろ いや...可愛い Rがこう、全部見て思うけど、上手いんよ!ほんとにやってそう... いや、やってくれ(切実な願い) アルハラ...パワハラてきな? 聞いた瞬間プリパラが頭に出てきたのは秘密

ユーザー

桃黒キター!!色んなシチュがあって凄いです!Rシーンも上手なので全然違和感無く見れます…   続きも楽しみに待ってます!

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