テラーノベル
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※🦍🍆前提の🦍🍆←🐷
※🦍不在
※🐷視点トーク
※NOT センシティブ
※何が書きたいの?そう、切ない話が書きたいの
※🐷ちゃん、ごめんね
※作者の趣味と妄想
※ご本人様無関係
※毎度おなじみ辻褄何処へ
なまあたたか〜い、目で読んでください
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好きな人に恋人が居たらどうする?
諦める?
奪う?
待つ?
ちなみに俺はどれも違う
俺は『幸せを願う』だ。
諦めてるわけじゃないから
“諦める”は選択肢にそもそもない
ワンチャン狙えるなら狙ってく
でも、”奪う”まではしない
だって、悲しんで欲しくねぇし
ま、俺は面倒くせぇ男なんだよね
好きな人が幸せならそれでいい。
それが俺にとっての”幸せ”だから
「め〜ん、聞いてくれよぉぉぉ。ドズルさんがさぁ」
「あー、はいはい。またなんかあったんすか?」
ほら、今日も”恋人の愚痴”を聞かされる
愚痴と言いつつの惚気でもある
結構ダメージ食うけど、幸せそうに話すアンタの笑顔に
俺の心は癒される
「だからさ〜、俺はこう思うわけよ!!」
「まぁまぁまぁ、ドズさんの気持ちも分かってあげましょうや。
ね、ぼんさん」
俺はあくまで良き理解者
それ以上になってはダメ。
アンタの幸せが俺の幸せ…そう これでいい
これで良かったのに…
次の日、 俺の好きな人は目を腫らしてグズグズに泣いていた…
「…ぼんさん?」
「ッ!!!め、めん」
思わず声をかけてしまった
俺の声に驚いたぼんさんは服の袖で目元を擦り
泣いている痕跡を消そうとした
何で泣いてんの
誰が泣かせた
原因はなんだ…
色んな考えが頭を駆け巡る
「な、なんでもないから!なんでも」
あははは、と笑う顔はいつもの笑顔とは違う
無理して作った顔
俺が何も言わないのが気まずいのか
ベラベラベラベラ…思いついたまま言葉にするぼんさん
「へ、へんだよなぁ〜、46にもなって泣くなんてなぁ」
「引いただろ??なぁ、MEN??」
「なんで、…こんなに、止まんねぇんだろうな〜…あははッ
「ッ無理して笑うなよ!」
声を荒げて、言葉を遮る
それと同時に俺の足は一歩進んでいて
気づいたら俺の腕のなかには…
俺の好きな人が居た…
「何無理して笑ってんですか!?
アンタ、バカですか?!
なんで泣いてんすか!!
何があったんすか!!
誰がアンタを泣かせたんすか!?」
溢れた言葉を全部ぶつける
え?え、と困った声がする
「ぼんさん、アンタには笑顔でいて欲しいんです!!!バカみたいに笑ってて欲しいんですよ…だから、 そんな…泣かれたら俺…俺…」
「MEN…」
背中をポンポンと大きな手のひらが優しく叩く
抱きしめる腕を緩めると
いつものヘラっとした顔のぼんさんだ
「…MEN、心配してくれてありがとな」
「ぼん…さん」
俺の頬に伝うモノを
そっと大きな手のひらがすくい上げた
「実はさ…」
気まずそうに事の経緯を話し出すぼんさん。
ドズさんと朝、大喧嘩をしたらしく
そのまま家を飛び出して 事務所に着いた時には色んな感情が溢れて涙が止まらなくなったらしい…
で、その、タイミングで俺が声をかけたそうだ
「もとを辿れば、俺が悪いんだと思う…でも、ついドズルさんに当たっちゃって… 」
「そうだったんすね…」
「…MENがさ、すっげぇ心配してくれたじゃん?あれ聞いてさ、もしかしてドズルさんも…そうなのかなぁ…って思ってさ」
「…」
目を細めて幸せそうに笑うぼんさん
俺以上にあの人…ドズさんは、ぼんさんの事が愛おしいから
ぼんさんの考えは間違ってない
間違ってないけど…なんかやっぱ複雑だ…
「MEN」
「なんすか…ぼんさん」
「その…MENの気持ち、応えてやれなくてごめんな…」
………
あぁ…そうか、
知ってたんか…この人は
そうか……そうだったんか…
「なんのことっすか?」
精一杯のごまかしだ
笑え、俺、
「ぼんさん、なんか、勘違いしてやせんかw?」
俺の表情をじっと見つめるぼんさん
ふッと笑って
「……俺、MENのそういう所好きだぜ。」
「そりゃぁ、どーもです」
抱きしめた腕をほどいて
隣の椅子に腰掛ける
背もたれに寄りかかり天井を眺める
ぁあ…あ、
ぼんさんの幸せは俺の幸せ…
ぼんさんが笑顔ならそれでいいって言い聞かせてたのに…
てか、まぁ、遠回しに振られたし
もう、入る隙間も何もないんだろうけどさ…………
はぁぁぁあ……つらぁ
顔を覆い隠すように両腕を目元に乗せる
しょっぱい何かが目から溢れそうだぜ…まったくよぉ
「…MEN」
「やめてください…今、俺、すっげぇみっともない顔してるんで」
「そっか……、MEN、俺ドズルさんに、謝ってくるわ…」
「あー、ぜひそうして下さい…」
「…MEN」
「だから、なんす……ッ…」
「…ッ………」
何が起きた?
目を隠していたから何も見えてない
でも、何か触れたぞ……
俺の唇に…
「ぼんさんっ!!!」
出口の方向に急いで体を向ける
だけど、そこにはもう、ぼんさんの姿はなくて
扉が一際大きな音を立ててバタンッ…と閉まった
「…ッたく…なんだったんだよ…」
俺の好きな人
小悪魔すぎんだろ………くそがっ!!!
コメント
2件
いやもうめっちゃ好きですわ、主さんは天才ですか?すっごい刺さりました!!