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魂のやつ

2 - bngch「声だけで」

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2025年03月08日

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お久しぶりです

へびまるです


またですかと。

そうですね

前よりかよくなってると思います


配信者といったら!

定番の!

このネタ!


と、いうことで


みなさまマナーには気をつけて

理解ある方のみ

いってらっしゃいませ


(致してはないですけど内容アレなのでセンシティブです)









「番長って声いいよねって…まじで、わかる」


たまたま部屋の前を通りかかった時に自分の名前が聞こえて、つい立ち止まる。

今は珍しく雑談配信しているらしい。

本当に珍しいなぁ、そう思って興味本位で盗み聞くことにした。


「マジで好きって、おいおい、ガチ恋かぁ?」


特徴的な笑いと、嫉妬と優越感が混じったような声。


「えぇ、耳責め?」


どんな話題出してんねん、視聴者。

しかし面白くて会話(ごっちゃんの声しか聞こえないが)に聴き入ってしまう。誤解しないでほしい。普段の俺に盗聴なんて趣味はない。


「あー絶対やる、てゆーかあんな声使わんと損やん」


なるほど、されたいのかな?

今までそういう特殊なプレイはしてこなかったからなぁ…


「男でも声だけでグズグズなるって、はぁ、お前…そんな訳ねぇだろ、男だぞ?」


あ、そんなこと言うんだ。

…いつもグズグズにされてるくせに。


こっそりとドアを開け、背後に忍び寄る。ごっちゃんはまだ気づいていない。


「じゃあやってみるか?」


マイクに声が乗らないよう、小声で耳元に囁きかけた。


「はぁ!?!?」


叫んでしまうごっちゃんに、ざわつくコメント欄。


『どうした!?』

『G?G??』

『何事ですか?』


「あ、あぁごめん、いやGではない。ちょっと、犬が…」


ごっちゃんはそう言ってマイクをオフにした。

くるりと椅子を回して俺を睨む。


「番さん!」

「なに?」

「いや、入ってこないで?」


回転椅子を元の向きに、画面の方に戻して、後ろからまた耳に口を近づける。


「いいじゃない、別に」

「いやよくないよ??」

「声だけじゃ何ともないんだろう?」

「んな、……盗み聞きはよくないって!」

「まぁまぁ」


俺たちがこうしている間にも、コメント欄は次々と流れていく。


『Gじゃなくてよかった』

『長いね』

『ワンコ構ってちゃんすぎだろww』

『再開まだかー』

『長すぎw』


「ごっちゃん、リスナーさん待ってるけど」

「はぁ、まじで…邪魔だけはすんな?」

「もちろんよ」


まぁ、嘘だけど。


不服そうに配信を再開するごっちゃん。


「あ、ごめん、犬が構えってうるさくて」


『おかえり』

『お、やっときた』


「ただいま、……えー、何の話だっけ?」


『耳責め!』

『番長の声の話ー』


「あぁ…それね……あー、そうだ、最近モンハンで」


話題変えたでしょ、絶対。


『今、話題逸らした?』

『え〜声の話聞きたい〜〜』

『でたwモンハン』


和気藹々とお楽しみのところ悪いが、俺がそういつまでも大人しくしてると思うなよ。


「…そういえばごっちゃん、前ヤったとき思ったんだけどさ、耳弱いよねぇ?」

「っひッ」


びくんと震えた頸がだんだんと赤くなってくる。おもろいなぁ。

本当はその肌に触れて、なぞって、もっと翻弄させたいけれど、今回は声だけでグズグズにするのがテーマだから、我慢。


『ん?』

『悲鳴が聞こえたような…』

『今度こそGかな』


「だっておとといとか、耳元で“可愛い”って言っただけで」

「あ”…っやめ」

「脳イキ、してたでしょ」

「…んん”ん”♡」

「思い出した?」


ごっちゃんは必死に声を抑えながらマイクをミュートにしようと手を伸ばす。しかしそれが叶うことはない。両手を上から握り込んで、恋人繋ぎのようにしっかり固定する。

目にも止まらない速さで流れるコメントも、何が書かれているのかは速すぎてわからないがかなり盛り上がっているみたいだ。


「ほら、あの時みたいに」

「……ぁ♡」

「イけよ」


そう呟くと同時にマイクを切る。流石の俺も、ごっちゃんの絶頂声は聞かせられない。


「い”、ぅ〜〜ッ♡♡♡」

「ね?声だけででもグズグズなった」


こちらを睨む上気した横顔がそれを証明している。もうむちゃくちゃ可愛くて、なんなら勃った。


「気分はどう?」

「…っるせぇ、邪魔すんなっつったろ」

「ごめんて」

「まったく…」


ごっちゃんは手早くマウスを操作し、マイクに向かって一言。


「やっぱり構ってほしいみたいだから配信終わり!おつー!」


カチ、カチ、カチ…

しばらくしてパソコンがシャットダウンする。真っ暗になった画面にごっちゃんの影がぼんやりと映った。


「これで満足?」

「ふは、俺は別に、配信続けてくれてもよかったけど」

「は?……あ、もう怒った。俺怒ったから」


なんだか面白そうなものが見れそうだ…と思っていると。


ガタン!


至近距離で目と目が合う。気づけば胸ぐらを掴まれていた。

俺の方が身長高いから、少し背伸びをしているのがまた可愛い。


「次は俺が声で番さんをイかせる」


…………………ん?


「んん?」






……続く…かも。

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