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『言葉で紡ぐ恋のライム』〜マイクで紡ぐ恋の予感?〜
第16話 決断の時
誘拐事件から数日たったある日、お母さん達は仕事に戻ることになり、いつもの日常に戻る。
『なぁ、麻里衣。』
『はい、左馬刻さん。』
『…傷が治るまで安静にしとけよ。こんな時まで仕事しなくたっていーだろ。』
私はリビングでパソコンを開く。
『それはまぁ、そうですけど…』
『あいつらなら銃兎が今頃牢屋にぶち込んでるだろうよ。』
『慰謝料も請求してやれよ。な?獄?』
『あぁ、任せろ。』
『そんな大事にしなくたって…。』
『いいえ、しますよ。探偵の社長令嬢に手を出したんです。タダでは済ませません。それに顔に傷まで……。』
『少し無茶した私が悪いのよ。それに皆さん助け来てくれましたから。それだけで充分です。』
『麻里衣…。…ま、それはそれとしてよ。』
ギシッ。
麻里衣の隣に座る。
『いい加減決めてくれてもいんじゃねぇの?』
『え?』
『俺たちの中から1人…お前の男を。』
『っ!!』
『そうですね…もう待てません。小生、我慢強い方ではございませんので。』
『そ、れは…。』
よく考えて決断しないと…だよね。
私は百合菜を見つめる。
『!』
私もだ。自分の好きな人と付き合うのは必然なこと。でも、選ぶことなんて…。
『では、お嬢様方。』
『『!』』
『貴方達のことを支えるのが執事の仕事です。これを渡しておきます。』
2人にあるものを渡す。
『これは…?』
『便箋と封筒です。16人の中から1人決めて、その人の名前を書き、思いを綴るんです。そして、その人にバレないように指定の場所に置いてください。』
『手紙を書いて決めた人にこれを…』
『はい。これならわかりやすいですし、恥ずかしくありませんよね。』
『……。』
『あの、それでも構いませんか?』
『俺はそれでもいいですよ。むしろ、分かりやすくて助かります。』
『良かった…。じゃあ…私達、改めてちゃんとしっかり考えます。皆さんの気持ちに応えたいので。』
『わ、私もです。』
こうして、双子は手紙を綴る……。
次回からは1人ずつのお話になります。
告白シーンとその後の後日談のお話になります。R18を含みますのでご注意を。
コメント
1件
あらためて第16話読み終えたよ〜!🌸 麻里衣ちゃんの傷と向き合いながらも、ちゃんと前を向いて決断しようとする姿が尊すぎる😭💕 執事さんの「手紙を書く」提案、めっちゃロマンチックだし、双子それぞれの想いがどう綴られるのか気になりすぎる…! 次回から個別ルート突入+R18ってことで、もうドキドキが止まらないよ!! ぷちさん、素敵な話をありがとうございます⋆♡ 続きも楽しみにしてるね!
ぷち
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