凛愛され

凛愛され

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冴「ただいま〜(サッカーから帰ってきた)」

凛「ｷﾞｭｳおかえり兄ちゃん！」

冴「おう､ただいまﾅﾃﾞﾅﾃﾞ(可愛いな)」

凛「兄ちゃん…あのね…」

冴「おう､どうした？」

凛「お話があってね…」

冴「部屋で話すか」

凛「ｺｸｯ」

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冴・凛の部屋

冴「それで､どうしたんだ凛」

凛「あのね…えっと…」

冴「……」

凛「り､凛もね…兄ちゃんと一緒に…サッカーやりたい…」

冴「！」

凛「だ…ダメ？(上目遣い)」

冴「ｳﾞｯ(可愛いけど､なるべく凛にサッカーはやらせたくない…だけど､こんなに可愛い凛の願いを断る訳にもいかねぇしな…)」

凛「兄ちゃん？」

冴「…凛は､なんでサッカーやりたいんだ？」

凛「兄ちゃんと一緒に…サッカーしたいから…」

冴「……」

凛「兄ちゃんが世界一で､凛が世界二になりたいの…」

冴「……」

凛『俺が一緒に夢を見たのはそんな兄ちゃんじゃない…！』

冴「ダメだ」

凛「え…」

冴「お前が世界二なんてダメだ」

凛「なんで…ｳﾙｳﾙ」

冴「！ち､違う､話を聞け！」

凛「ｺｸｯ…」

冴「俺は今MFをやってる､俺はMFで世界一を目指すが､お前はFWで世界一を目指せ」

凛「FW？ 」

冴「あぁ(最初から俺がMFをやっていれば凛と喧嘩する事もないだろう)」

凛「…分かった！凛､世界一になる！」

冴「それでこそ俺の弟だﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」

凛「えへへ(*´罒`*)」