ナリトシ(作者)の声「おい。起きろ。
起きろって!」
まるすけ「う〜ん。うるせぇな…。」・
布団の中で寝返りを打った
ナリトシの声「これなら、どう?」
「パッ。」
語り手「ナリトシは、ベッドを
消し(布団を含む)、クッションを
出した。」
「ポフッ。」
まるすけ「何しやがんだ(怒)!?」
ナリトシの声「ケガをしないよう、
安全に配慮しました。」
まるすけ「そういうことじゃねぇんだよ
!普通に起こせねぇのか(怒)!?」
ナリトシの声「村長にキョウミある?」
まるすけ「はぁ?」
ナリトシの声「コマメ島の村長が
亡くなったとかで、代役が
必要なんだって。」
まるすけ「そんなもん。テメェで
やれよ!作者だろうが!」
ナリトシの声「ゆくゆくは、王様に
なってもらおうかと思ったんだけど
ダメか。」
まるすけ「王様?」
ナリトシの声「豪華なイスに座って、
民たちに命令できるぞ。」
まるすけ「えっ、ウソ!?
やるやる(喜)!」
ナリトシの声「では、さっそく。」
『コマメ島で…』
「シュン!」
語り手「ナリトシと、まるすけは、
コマメ島に着いた。」
ナリトシ「この村の村長をしてもらう。
」・ツブラ村の中を見ながら言った
まるすけ「ショボいけど大丈夫なのか?
」・周りを見た
「ガチャッ。」・酒場から、酒場の
ジェイクが出てきた
ナリトシ「ちょっと、よろしいかな?
。」・酒場のジェイクに声をかけた
酒場のジェイク「ん?」・ナリトシを
見た
ナリトシ「私は、界・為世という者だが
、この村に村長が居ないとか。」
酒場のジェイク「あぁ。」
ナリトシ「代わりに、こいつをお試しで
どうぞ(笑)。」・まるすけを
差し出した
まるすけ「・・・・・。」・ほっぺを
赤らめ、モジモジしている
酒場のジェイク「他をあたってくれ。
」・ナリトシの申し出をきっぱり断った
ナリトシ「いやいや待って!断られたら
前に表現した物語と矛盾しちゃう!?
」・酒場のジェイクに泣きついた
酒場のジェイク「おっおい(困)!?」
ナリトシ「これでも『あれ』の作者だし
、台本通りに…!」
まるすけ「バカだろ、お前。」・必死で
こん願するナリトシを見て呆れた
『その後…』
ナリトシ「ふう…。なんとか、村人が
全員集まるまで、ということに…
(冷汗)。」・村長の家に入ってきた
まるすけ「こんなんで、王様に
なれるのかよ…。」・ナリトシに続いた
ナリトシ「さて、私は、大会の準備が
あるから、これで失礼する。」・
振り向いて、まるすけに言った
まるすけ「大会?」
ナリトシ「ドキッ!美女まじりの
おじゃまレース(笑)だ。まるすけにも
出てもらうから、それまで、
くつろいでてくれ。」・外へ向かった
まるすけ「美女まじりぃ?
変な名前だな。」
「バタン。」・扉は閉まった
まるすけ「まぁ、いいや。言われた通り
、くつろいでやるか。」
「ガチャッ。」・まるすけは、冷蔵庫の
扉を開けた
まるすけ「おっ。色々、あるじゃん
(嬉)。じゃ、コレもらおうっと。」・
ビンのオレンジジュースを手に取った
「プシュッ。」・まるすけは、
栓抜きでフタを開けた
まるすけ「ゴクゴク…。やっぱり
炭酸だな(喜)。」
「サー…。」・まるすけの体の色が、
白からオレンジに変化した
まるすけ「ゲプッ。散歩でもするか。
」・リサイクルボックスにカラビンを
ほうり込んだ
『村を歩く、まるすけ…』
まるすけ「ふんふんふん(喜)。」
酒場のジェイク「あいつ。さっきまで
白じゃなかったか?」・まるすけを見て
、けげんな顔をした
『翌朝…』
語り手「まるすけは、寝違えた。」
まるすけ「こんな寝違え方あるか!?」
『大会当日…』
「ドン!ドン!」・花火の音
「シュン。」
語り手「まるすけは、ヒコカカレ町に
着いた。」
まるすけ「確か、ふたり、ひと組が
参加の条件とか言ってたな。」・
きょろきょろする
ダイアン「サイフォン。オレたちも
参加しようぜ。」・受付のほうを
指しながら、サイフォンを見た
サイフォン「ふむ。」・うなずいた
まるすけ「誰と組ませる気だ?まっ、
豪華な賞品が手にはいれば、
どうでもいいか。」・少し考えたあと、
顔を上げた
イタチの獣人「所長。受付は、
あっちです。」・歩きながら、クロムに
言った
『受付で…』
受付の女性「まるすけ様ですね?」
まるすけ「おう。」
受付の女性「ナリトシ様から、
うけたまわっています。」・まるすけに
手鏡とサインペンを渡した
まるすけ「?」
受付の女性「おでこに、Ω(オメガ)と
書いてください、とのことです。」
まるすけ「はぁ?」
受付の女性「では、次のかた。」
まるすけ「何を考えているんだ、
あいつは…(怒)。」・自身の
おでこに、Ωと書いた
オメガ「ホレボレするな。」
キャラクターが誕生した。」
まるすけ「ちょっと待てぇ〜〜!?」
オメガ「ん?」・まるすけを見た
まるすけ「なんで、オレから別のヤツが
出てくるんだよ(怒)!?」・オメガに
突っかかった
オメガ「大会の規則だからな。」
まるすけ「おかしいだろ!オレの
体がよ!?」
オメガ「そう、いきり立つな。」・
赤いリボンをまるすけの頭に、つけた
キャサリン「まあ。うつくしい…。」・
姿見(鏡)を見て言った
誕生した。」
まるすけ「おい!?」
語り手「その後、まるすけとオメガは、
大会に出場し、キャシーは、
染色玉投げの方に出場した。」
『コマメ島で…』
まるすけ「元に戻ったのは、いいけど、
あいつら一体なんだったんだ?」・
小さな箱を持って、村の中を歩いている
語り手「まるすけとオメガは、大会で
2位に入り、シャチの形の潜水艇を
もらった。ちなみに、クロム所長たちは
3位。海鮮セットである。」
まるすけ「今日は疲れたし、
あのリボンのヤツ(キャシー)から
もらったケーキは、あとにして
シャワーでも浴びるか。」
「コン。」・まるすけの後頭部に
ホネが当たった
まるすけ「ん?」・ホネをひろった
「タッタッタッ!」
バイス「オレんだ!かえせ(怒)!!
」・まるすけの前に来て、ホネを
取り返した
「タッタッタッ…!」・バイスは、
去っていった
まるすけ「ったく。オレが
何したってんだ(怒)。」・前を向いて
歩き出した
『翌朝…』
「タッタッタッ…。」
語り手「バイスと、ぷー吉は、酒場の
方へ走っていった。」
まるすけ「そろそろ潜水艇が
届いてるころだな。」・村の出入口に
向かった
語り手「巨大なカボチャが、村の
出入口をふさいでいる。」
まるすけ「誰だよ!こんなところに
カボチャを置いたヤツは!?」・
怒りながら巨大なカボチャを蹴った
「パン!」・巨大なカボチャは、
一瞬で消えた
「シュン!」・なぜか、まるすけ、まで
消えた
「タッタッタッ…。」
語り手「バイスと、ぷー吉は、村の
外へ出ていった。」
『砂浜で…』
まるすけ「なんだ?飛んだぞ?」・
周りを見た
語り手「桟橋の近くに、シャチの形の
潜水艇がある。」
まるすけ「おっ、これが、そうか(喜)
。どれどれ…。」・潜水艇のところに
来て、それに乗り込んだ
「キコキコ…。」
語り手「まるすけがペダルをこぐと、
潜水艇は動き始めた。」
まるすけ「足こぎ用かよ(怒)!?」
語り手「潜水艇は、遠浅の海を
進んでいった。」
ぷー吉「ほあー(喜)!おっきな、
お魚なのー!!」・砂浜で、シャチの
潜水艇を見ながら絶叫した
『三日月諸島のエル島で…』
まるすけ「ったく。作者のヤロウ。
いつになったら王様をやらせて
くれるんだ…。」・日光浴をしながら、
ぶつぶつと言っている
男(A)「おい、聞いたか?」
男(B)「あぁ。聞いた、聞いた。
ここから西のコマメ島で、臨時の村長が
抹殺されたとか。」
男(A)「使えないヤツを消すって、
どういう村だよ…。」
男(B)「確かに(苦笑)。」
語り手「男たちは、まるすけの近くを
通りすぎた。」
まるすけ「ん?臨時の村長が抹殺って。
それ。オレじゃねぇか(驚)!?」・
飛び起きた
『コマメ島で…』
まるすけ「作者は、何を考えているんだ
(怒)。」・村の中を歩いている
サイフォン「ひとつ、残っていたのだ。
」・イチゴのケーキをフィルの前に
置いた
フィル「あっ、いただきます。」・
紅茶のカップを持って、サイフォンに
会釈した
まるすけ「あいつ。オレが、あとで
食べようと思ってたケーキを…(恨)。
」・村長の家の中を窓ごしに覗きながら
言った
まるすけ「文句いってやる(怒)!」・
扉へ向かおうとした
ぷー吉「待つ!今いくと、物語に支障を
きたす(困)!」・まるすけを止めた
まるすけ「はなせ!あれは、
オレのもんだ(怒)!!」
「シュン。」
マイコ「うちの子に何をするんです!」
「ワー!キャー!」
語り手「マイコも加わって、
てんやわんや(笑)。」
フィル「?」・窓の方を見た
マイコ「こうなったら…。」・空間の
裂け目から、ナリトシを引っ張り出した
マイコ「お願いします。」・ナリトシに
言った
ナリトシ「あの…、私は大会の
後片づけで…。」・マイコを見た
マイコ「お願いします(笑顔)。」
ナリトシ「作者を便利屋だと
思ってないかな…。」・まるすけに手を
かざした
まるすけ「あっ!?作者テメェ!」
「パッ。」・まるすけは、
どこかへ飛ばされた
マイコ「さぁ、あなたも所定の位置に…
。」・ぷー吉を見た
ぷー吉「ふあ。」・自身の頭にクモの
巣をつけて、電話ボックスへ向かった
『結界の中で…』
まるすけ「オレをこんなところに
閉じ込めやがって…(怒)。」
「グルル…。」
まるすけ「ん?」・振り向いた
語り手「ダリ厶が、まるすけを
にらんでいる。」
まるすけ「!?」
「バシュ!」
まるすけ「あ〜れ〜!!」・結界から
追い出された
『マモケシで…』
「パフッ。」・まるすけは、雪の上に
落ちた
まるすけ「くそ。次から次へと…(怒)
。今度は、どこだ?」・起き上がって
周りを見た
「ビュオ〜…!」・吹雪く
まるすけ「さむっ!」
語り手「近くに洞窟がある。」
まるすけ「とりあえず、ここに避難だ。
」・洞窟に入っていった
『洞窟の中で…』
まるすけ「なんだ?これは?」・
手当り次第に、機械のボタンを押した
「ヒュウン…。」・マモケシの機能が
停止した
まるすけ「まぁ、いいや。吹雪が
やむまで待つとするか。」・機械から
離れた
『しばらくして…』
まるすけ「おっ、やんだ、やんだ(喜)
。さて、どうやって帰ろうかな。」・
洞窟から出て辺りを見た
マリモ(A)「うーん…。」・雪の上で
倒れている
まるすけ「ん?変なのが居るぞ。おい。
大丈夫か?」・マリモ(A)に近づいて
、その体を起こした
マリモ(A)「あっ、イケメン(照)。
」・まるすけの顔を見て言った
まるすけ「はぁ?」
語り手「その後…、マリモ(A)を
助けた、まるすけは、マリモ王国に
招待され…。」
マリモたち「まるすけ王バンザイ(喜)
!!マリモ王バンザイ(喜)!!」
語り手「念願の王様になれた。」
まるすけ「いやいや、そういうことじゃ
ねぇんだよ(困)。」・頭に王冠を
乗せられた
マリモ(B)「いっそのこと、マ王で
良くね?」・隣のマリモに言った
『そして…』
マリモ(C)「マ王様。勇者と
名乗る人物と、その仲間たちが
来ましたが、いかがいたしましょう。」
まるすけ「そっちの方じゃないと
伝えろ。」・マリモ(C)に命じた
マリモ(C)「はっ!」・立ち去った
マリモ(A)「マ王様。マモケシに
来ていただきたいのですが…。」
まるすけ「うむ。」・返事をした
『マモケシで…』
マリモ(D)「ホントだ。消えない。
」・おどろいた
マリモ(A)「だろ(笑顔)。」
マリモ(B)「この建物は、なんだ?
」・遺跡を見て言った
まるすけ「お前ら、押すな(困)!」
語り手「マリモたちは、輪の形で
密集している。」
「サー…。」・遺跡は、チリのように
消えた
マリモ(B)「おっ、消えた。」
マリモ(C)「おーい!向こうに
家があるぞ!」
マリモたち「なんだ、なんだ?
行ってみようぜ。」・密集したまま
移動を始めた
「スー…。」・ぷー吉が、マリモたちの
上を通りすぎた
まるすけ「バカ!動くんじゃねぇ!」
「バタン!」・ぷー吉は、
雪原の一軒屋へ入っていった
『しばらくして…』
まるすけ「ふう。ようやく出てこられた
…(疲)。」・マリモたちをかき分けた
「ガチャ。」・一軒屋の扉が開いた
まるすけ「ん?」・その方を見た
「ビシ、ビシッ!」・クロムが、
しびれ玉を撃ち始めた
語り手「マリモたちは、しびれ玉に
当たり、まるすけと共に、馬の形の
ワープ装置で飛ばされた。」
まるすけ「あ〜れ〜!!」
『温泉地で…』
「ドボン!!」
まるすけ「ぷはっ!」・顔を出した
マリモ(C)「マ王様。ここは、
温泉です。ゆっくりしていきましょう。
」・隣の、まるすけに言った
まるすけ「何が、ゆっくりしていこうだ
!また、飛ばされたじゃねぇか(怒)!
」・マリモ(C)を見た
ナリトシの声「どう?王様の気分は?」
まるすけ「あっ、作者テメェ!抹殺って
、どういうことだ(怒)!?」
ナリトシの声「王様をするには、村長を
辞めなきゃならないのである。」
まるすけ「そういうことじゃねぇんだよ
!勝手に殺すなってことだ(怒)!」
マリモ(C)「マ王様。誰と話を?」・
首をかしげた
ナリトシの声「オメガとキャシーも
仲間になったし、良かったね。」
まるすけ「良かねぇよ!なんなんだ、
あいつらは(怒)!?」
ナリトシの声「以上。まるすけ、の
日常でした(笑)。」
まるすけ「こんな日常、あってたまるか
!!?」
界・為世(作者)↓
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