どうも!紫蘇ㄘャンです!
2025!!始まりましたが、全然実感湧いていません! 笑
まだ2024年が続いていると勘違いしてしまいますが、新しい年を迎えたという事で、2025年はもっと更に良くして、私の作ったお話を皆さんにも閲覧して頂けるよう頑張りつつ、相も変わらない私を見せたいと思います!!はい! 笑
そして、2025年一発目は!!なんと、!
不穏な感じから始まります…(((
ね、あのー…自己紹介の奴、削除しちゃったんで忘れている方もいるかも知れませんが、私の性癖?の1つとして不穏とか胸糞が結構大好物なんですよね 笑
なので、新年一発目は私の好きな!不穏で行こうかと思います!
話の内容として、knmcの疲れた顔を見た事無くて、knmcに何かしらの違和感を抱えるkgm社長。それから複雑?な家庭事情を抱えるknmcのお話です!
家族捏造が含まれております!!直接的な描写はない筈ですが、匂わせがあるので!
そういうのが無理な方はブラウザバックを推奨します!
宜しくお願いします!
・実在する人物を用いた創作話です!
・色々と捏造など個人的見解などで当小説は作成してます!
・そのキャラの口調がはやふやになってる所があるかもです!
・本人様達とは関係ないので、本人様達に繋がるようなご迷惑行為はお辞め下さい!
・本人様達の解像度は低いので(キャラ崩壊)無理な方は速攻閉じてください!
「お疲れ様で ~ す」
最年少の彼が、控え室に挨拶と共に顔を出した。パソコンに集中していた私も、椅子に座って携帯を弄っていたfwさんも、何か書類を整理していたkidさんも、揃って顔を上げてknmcさんに挨拶をし返す。
「ふぅ…」
そんな一息を吐く音が耳に入り、思わずknmcさんの方へ目を向ける。何もそんな一息を吐くのを聞いた所で、その人の顔を伺うなんて事はしない。
ただ、私が珍しいと感じたから。knmcさんという人は高校生で、私達よりも一回り若くて、だからと言うべきか、体力もあって、そう簡単に疲れなんて声にも、ましてや顔にも出さない人でもあると私は認識している。
彼を見れば、見た目は何一つ変わりのない普段のknmcさんで、荷物を置いてその中から勉強道具らしき一式を手に持って机に置いた。
それからペンを取りだし、問題集冊子を開いてまっさらなノートに黙々と書き込む。その姿は本当に学生で、いや、学生に違いはないのだけども。
だけどほんの少し、違和感があるような気がして、私はいつの間にかknmcさんの顔をまじまじと見ていた。
「…社長、僕の顔に何か付いていたりする?」
「えっ」
視線に気付いたのか、よそよそしい態度で私にそう聞いてくるknmcさんに私はしまった、と思った。
「いや、何かめっちゃ見てくるなぁって思って」
「あ、すみません、勉強の邪魔してましたか?」
「いえ、全然、僕集中力あるんでそんな事で気にならないんだけど、ただ…凄い顔?で見てくるなぁって」
だからそれが気になって、と付け足したknmcさんに私は申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
「何も無いですよ」そう私が言えば、そうですかとだけ言ってまたペンを動かし始めた。
本当に、何が違和感なんだろう。
なんと言うか、うーん…なんと言うか
そんな風に考えに浸っていた私の肩が誰かに叩かれる。
思考で膨らんでいた風船が一気にパンッと割れて、私はハッとする。
隣を見ればkidさんが何か言いたげな顔だったので、kidさんの方へ体を寄せる。すればkidさんは、私の耳元に口を持ってきては
「mcさん、何か疲れてそうな顔してますね」
そう言った。
それを聞いて私はあ、となる。それからもう一度、熱心に勉強している彼を見つめる。そうだ。先程の違和感が拭い切れた。
私は彼に無自覚にも先入観を抱いていた。彼はそう簡単に疲れなんて出さない人間。それは間違った事では無い。しかし、だからこその話。私は彼の、knmcさんの疲れた顔がどんな風に顔に出るのか、行動に出るのか分からなかった。
kidさんが言ったその言葉を聞いてからもう一度彼の方を見れば、どこと無く、僅かに疲れているような顔が見えた。
彼は、この子は疲れているんだ。
改めて知ったが、knmcさんはポーカーフェイスが上手過ぎる。褒めて言ってる訳では無いけども。
「knmcさんknmcさん」
私は彼の名前を呼ぶ。
knmcさんは、また何かあるのかと言いたげな顔で私を見つめる。
「お疲れのようですけど、大丈夫ですか?疲れてないですか?」
そう言うとknmcさんは「えっ」とだけ言って己の手で顔を手探りに触る。
「嘘、そんな風に見えてた…?てか、疲れてるように見えます?」
疲れたと聞いて不思議とテンパっている先輩に少し不信感を抱く。
離れた場所で様子を見ていたfwさんもどうしたのかと言って寄ってくる。
「fwくん、僕疲れているように見える?」
knmcさんはfwさんにそう聞く。fwさんはうーん、と唸ってから
「あー…若干見えるかも…。何か、え、隈出来てるやん、ちゃんと睡眠取ってるんですか ~ ?mcさ ~ ん」
「え、mcさんちょっとこっちに顔向けて!……わぁ、ほんとだ、薄らと隈出来てますね…」
fwさんのその言葉に何故かkidさんが慌ただしくなって、顔を向けてと言うkidさんに不満を垂らしたしつつ素直に向けるknmcさん。
knmcさんの顔を見てうわぁっと感想を言うkidさんに続き、私もfwさんも不安そうにknmcさんを見る。
「…ちょっと、3人してそんな顔で見ないでもらえます?少し隈が出来るなんて珍しくもなんともないでしょうこれくらい。
…まぁ最近勉強ばかりで睡眠を疎かにしているのは事実ですけど、だからと言って日中に支障が出るわけじゃあるまいし、今日の撮影だって全然出ますからね僕!」
そうペラペラと言い分を述べる子供に、何処か信用出来なくて、疑いを向ける目で見詰めたらそんな目で見るな、と彼は反論する。
「…まぁ個人の域にそうズカズカと首を突っ込む訳にも行かないですからね…、勉強も大変なのは重々承知ですけど、休憩の一つや二つはしっかり取ってくださいよね?」
「そうですよ!kidも昔研究に没頭しすぎて、不休で倒れた事が有るんですよ、なのでしっかり休んで下さいよね!」
「…それは、自業自得ってやつちゃうんか?まぁ、kidは馬鹿やからそうなっただけで、mcさんはしっかり休むんやで、まだまだ子供やからね」
我々がそう言えば、彼は少し気恥しそうにして
「心配、ありがとうございます…ちゃんと休みも取りますよ。kidくんと同じ境遇に立つのはなんか、勘弁だし」
「なんだと!」
そんなやり取りの中で笑い溢れる控え室に、スタッフの収録開始の合図が下された。
「さ、収録頑張りますか ~ 」
「今日なんでしたっけ」
「確か……」
私達はスタジオへ移動しながらそんな会話を繰り広げる。
本当、簡単に休める事が出来たら良いのにな。
僕は、僕の前を進む大人達の背中を眺めながらそう思った。
自覚はしている。自分を限界まで追い詰めている事ぐらい。だから、最近何をするにも直ぐ疲れた、なんて思いを抱いてしたい事が出来ない事が増えた。
だけど、それを周りに気付かれるのは嫌だった。でも、嫌だけど、本当は気付いて欲しい。
なんて、自分自身で矛盾を生み出しては馬鹿みたいなんて思って。
僕はこの事態に誰にも気付かれないように、いつも通りの僕を演じて過ごしてきた。今日だってそうだ。学校は友人達に何も変な指摘なんてされてこなかった。
だけどrfmoの控え室に入って暫くしていたら大人達に指摘された。
『疲れてないですか?』
今でも脳裏に社長の声でそう脳内再生される。
そう言われた時、内心ドキッと心臓が跳ねた。バレたんじゃないかって、焦った。
まぁ、バレたに違いはないけどね…。
その後、大人達が僕を心配してくれているのだと伝えて来るその言葉に、僕は少し気恥しさを覚えた。
そんな事を、彼らの背中を見ながら僕は先程の事を振り返っていた。
あの人達は何処までも僕に優しく、そして偶に説教紛いな事をしてくる。
けど、どれも全部僕の為だからの事なのは知ってるから。
嗚呼、あの人達が親ならどれ程良かったのかな。
この一言に尽きる。
僕の親は、少し厳しめで、厄介な人だ。
社会の常識だったり、勉強だったり、幼い頃から教え付けられた。やりたくない事だってさせられた。だけど、やりたい事もさせてくれたから、そこを踏まえれば感謝はしている。
なら何が厄介なのか。
それは「結果が全て」なんて思考をお持ちの人間だと言うこと。
だから、こういうテスト週間は一段と頑張らないと行けない。いい結果を残さないと、残さなければ痛い目にあうから。
今頑張らないといけないのだ。あの3人には申し訳ないけど、僕が休みをちゃんと取るのは全てが終わった後と言うことで許してくれるかな。
うん、大丈夫、彼らは優しいから、きっと許してくれるだろう。
「mcさ ~ ん! 置いていきますよ!」
「…!はいはーい、行きますよ 笑 」
もう少しの辛抱。
僕は大人達と一緒に移動しながら一人そう思う。
余談:私の身内話になるんですけど、私上に1人姉が居て、なんと新年早々バイト先の店長と喧嘩してバイト辞めてきたらしくて…その話聞いて今年1面白かったです 笑
実際にそういうのあるんですね ~ 創作だけの話あかと思ってました 笑
ちな本人は呑気に退職祝ーいとか言っちゃってお酒飲んでます