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はっきり言って俺の家族はクソだ、

親父は酒飲んで借金貯め続けてずっと寝て仕事もしないで

「今まで育ててやったんだから恩を返せ」


恩?そんなの貰った覚えは無い、育てる気がなかったんなら最初から子供欲しいなんて言うな


母親は酒も借金もしない、だけど毎日ヒスってきやがる

「あんたなんか産まなきゃ良かった」


お決まりの言葉を言って叩いて。じゃあなんで産んだんだよ


俺が女なら変わってたのか?女だったらみんなで食事して、買い物行って、遊んで、楽しくできたのかな。




きらい

嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い全部嫌い

こんな親も世界も全部きらい







「いえ、でよう」

このままじゃ俺は俺じゃなくなる、そうなる前にすべて投げ出したい。





「ねぇ、私達の所から離れるの?」

「女が欲しかったなら俺はいらないだろ 」

「誰が育ててやったと思ってる?恩を仇で返すきか?」

「恩?お前らに育ててもらった覚えは無い 」

ああ、あいつの暴走が始まる。


バシンと、鋭い音が部屋に響く

「私が産んであげたのになんなの!?」

バシン

「私が辛い思いして産んだのに私が辛い時はあなた見棄てるの!?」

バシン うるさい

「今までも女の子じゃなかったってのに家にいさせてあげてたのに!?」

バシン うるさい お前らの周りへの評価のためだろ

「________」

うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい


手を振り払って玄関から飛び出す













「うるさい、うるさい」

耳に残るあの高い声がずっと繰り返している、公園のベンチで丸まってうるさいなんて呟いてる人は普通じゃない。


耳を塞いでも聞こえる声にうんざりする。

年甲斐もなくボロボロと涙を流す惨めな俺。


段々と意識がぼーと、して、ねむ、く、て


「大丈夫ですか?」





プロローグ 815


なんかすごい重いですね前作とは比べ物にならないくらい重い駄作になる予感

凄そうな男に拾われた何も出来ない俺

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