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「大丈夫ですか?」
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ここ、どこ
目が覚めたら知らない部屋、あいつらに監禁された?…にしても部屋が綺麗
「起きました?」
「!誰」
「俺は蓮です」
「れん、さん」
「呼び捨てで構いませんし、敬語もいりません」
「あの、なんで俺」
「昨日凍えそうな冬なのに薄着でベンチで倒れてたので、保護?しました!」
保護…
「お名前聞いていいですか?」
俺が座っていたベッドに腰掛け手を握り顔を近づけてくる、近いぞこの男
「か、香流」
「あんまり、名前では呼ばないで欲しい」
「名前がお嫌いなんですか?」
「まぁ…女みたいだろ」
「そうですかね?…嫌ならしょうがないですね、あだ名決めましょう!」
は?
「は?」
「名前が無いと呼びにくいでしょう?」
「…勝手にしろ」
「うーん………!」
「湊、なんでどうです?」
「湊?」
「特に意味は無いんですけど湊、で」
「それでいい…」
今更だけど、こいつの声うるさくない、こいつが話してるとあいつらの声が頭から離れる、なんなんだこいつ。
「それより、」
「?」
「お前も敬語外せよ」
「分かった 」
はやっ
・
・
・
『____』
「ッッ__」
「おい、」
「なーに?」
「お前ずっと喋ってろ」
「え?」
「なんでもいい、一方的な話でいいから、俺が寝るまでは、」
「…いいよ、話しててあげる」
「まだ夜中だから寝ていいよ、湊が寝たら俺も寝るから」
蓮はそういい俺を押し倒し布団を被せる、俺の手を握り話を始める。
別に手は握らなくてもいいのだが、
でもそれがあったかくて心地よくて、初対面のはずなのに安心出来る、ずっとここにいたい愛されたい、なんてずっと溜まっていた欲求が溢れ出す、迷惑なだけなのに。
_____
1話 心地よい場所 8⁄15
リメイク版の受けは
自分が悪い自分は悪くない、がどっちもある感じですね
説明が下手ですいません
攻めもこっちの方が常識があるという…
↓
2話
蓮__
俺は湊に言われてずっと話し続けた、10分くらいした辺りで湊は寝た、俺もそろそろ部屋に戻って寝ようとした時
「っ、あ、」
湊の唸り声が聞こえた
「ゃ、いたぃ、」
「ごめ、なさ」
「ぅ、ひとり、ぃやだ」
「ぁいして…」
泣きながら唸る湊
ああ、これだけは言わせちゃダメだ
「うまれてきてごめんなさい」
これだけは
何も知らないけれど、言わせたくない
俺は考えるより先に身体が動いていて、湊を抱きしめた、少しでもいい夢が見れるように、辛いことを思い出さないように、効果は無いかもしれない。
俺は出会ったばっかで湊の事は何も知らない、これからしれたら嬉しい。
「湊、大丈夫だから、ここに怖いものはないよ、大丈夫」
優しく、傷つけないように、ここは安心出来ると伝える。
「ぅく、ん 」
湊はこちらを向いて確かめるように触る
「大丈夫、怖くないよ、」
湊は少し目を開いた
「いた、くない?」
「痛くないよ」
「こわくない?」
「怖くない」
「あいしてくれる?」
「愛してあげる」
これは決して嘘じゃない、たとえ友達としての好きでも恋人としての好きでも、俺は湊から離れるつもりは無い、重いかもしれない、だけどこれが俺だから。
湊はうとうと、として抱きつきながら眠った、俺もこのまま寝てしまおう
2話 8⁄15
蓮は優しいヤンデレまっしぐらですね
付け足し
1部セリフを変えました