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アゼベ王やセレーネさんに別れを告げ、城を出た私たちは、セインテニアへ帰る為の船の準備が整うまで、見送りに来ていたクレイ牧師と挨拶を交わす。
「お気をつけて帰ってくださいね」
「ありがとうございます。次来るときは孤児院の子供たちにも会いに行きます」
「ええ是非」
「世話になった」
そう言ってクレイ牧師とアッシュは握手を交わした。
「やっとセインテニアに帰れますね」
アゼベの街並みを眺めながら私が言うと「ああ」と返事をしたリオネルが口を開く。
「君たち2人には本当に感謝している。国の為に尽力してくれてありがとう。私はずっと君たちに助けられてばかりだな」
目尻を下げ、どこか自嘲気味にリオネルはそんな言葉を呟いた。
アゼベに滞在している間、***************************
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