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(あなた)Side
佐《誠也くん、どうしたん?ていうか、この人は?》
(あなた)「天月です!小島さんから、これ。」
そう言って、私はカッパを渡した
佐《ありがとうございます!佐野晶哉です!2人の関係は……?》
末『俺の彼女。佐野、話あんねん。』
佐《そうなんや。話するなら、ここより他のところの方がええみたいやな。》
私たちは佐野さんの後をついて行く
カフェに着いた
このカフェは、誠也くんや佐野さんみたいな動物になる人と私や小島さんのような理解ある人しか入れないらしい……
誠也くん言わく
さっきのCD屋もそうみたい
佐《誠也くん、話って何?》
誠也くんはカッパの帽子を脱いだ
佐《誠也くん、それって……!?》
末『そう呪いや……。』
佐《嘘や……ホンマに呪いなんてあるん……。》
末『ホンマや……。』
佐《なんで呪いがあること知ってるのに、誠也くんは天月さんから離れないん?そのまま呪いが進めば……誠也くんは……。》
末『……俺はコイツから離れる気はない。俺な、呪いをとく方法探してんねん。』
佐《呪いをとく方法……?そんなんある訳ないやん……。》
末『なんで無いって言いきれんねん。呪いをかけられるのなら、とく方法もあるはずや……。』
佐《……。俺は分からへん。リチャくんなら知ってるんやないかな……?》
末『ありがとう、佐野!』
私たちは、佐野さんと離れ
佐野さんから言われたリチャくん?という方がいる場所へ向かった
末『ごめんな。傷ついたやろ?佐野は呪いを怖がってんねん。だから小島の場所に居るんよ。でも佐野、小島に恋してるみたいやな。でも男同士……。やから俺みたいにオオカミにはならへん。』
(あなた)「傷ついてないよ。そうなんだね。」
末『佐野が言ってたリチャは俺の友達やねん。リチャはな、お前と同じ普通の人間!でも、俺らみたいな動物になれる人間に詳しいんや。』
(あなた)「なるほど。」
そう誠也くんと話していると
足元から猫の鳴き声が聞こえた
?[にゃー♡]
私の足にスリスリする猫
その時
末『おいお前、正門やな。』
誠也くんが、その猫に向かってそう言ったと同時に猫から煙が上がり男性が出てきた
正[バレてもうた。誠也くん、流石やな?ていうか、この方は?]
末『正門に関係ないやろ。』
正[ふ〜ん、好きな人やろ?呪いをとく方法教えても良かったんにな〜笑]
末『……っ、なんでお前知ってんねん。』