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第5話マリースと言う女
平原に人気の少ない街中の裏路地を通った所にその店はある。
カランっと音が店内に鳴り響く
金髪ショートヘアに黒のタンクトップとダボッとしたズボンにサンダルを履く何ともだらしない姿勢の女性が1人椅子に腰かけ
「よぉ、マリース」
「おっレイブス爺さんじゃないかぁ!生きてたんか!」
「ハハッ…勝手にころすなよ」
「この人がマリース?」
「あぁコイツがマリー…「ちょっ何そのアロハシャツ着た魚!!」
「ん?こいつか?こいつぁフランシスで話題のウィーリッヒだよ…」とその後は詳しく事細かに今回の件を話した
「ほほぉ……ところで君なんの魚なの?」
「気になる所そこか?…」
「「そこでしょ!」」呆れたような目で見つめるとフランシスが口を開き「僕はサバだよ」
…………………「「えぇ…まじ?」」……………………
「まじまじー!」
「ま…まぁ……気を取り直して仕事を依頼したい…出来るか?偽造パスポートとコイツの衣装…」
「フ…余裕だね」
「んじゃ…依頼金についてだが…」
「あー…そこちょっと相談なんだけどさ…」
「んぁ?あぁ…んだ?」
「ある女の子を連れてって欲しいんだよね…」
「ん?ある女の子?」と言ったすぐにドアが開き店内に人が来る
「お”ぉー”マリース…買いもん行ってきたよ…んっ、お客さん居んじゃん」
黒髪三つ編みヘアでタンクトップにスカジャンを覆いジーパンと黒のスニーカーを履いた少女がタバコを咥えながらこちらを見る
「……えっこの宇宙人なに?」
「「「そうなるよねぇ…」」」
………………
「つまり…変な集団に襲われたと…」
「うんそうだね」
「それで偽造パスポート作ってと…」
「うんそうだね」
「んでついでに私も連れて逃げてって欲しいと…」
「うんそうだね」
「うんそうだねじゃねえよばばぁ…」と静かに少女はキレつつ続けて「んで私がこいつらと行かなきゃなんだよ!」
「しょうがないじゃーん…クロエちゃんギャングに狙われてんだし」
「ちょっちょっと待てよ…ギャングに追われてんの??!」「そーなんよぉ…コッコバードってギャングのボスに惚れられててねぇ…」「鶏集団かよギャングの質落とす気かよそいつら」
「それでそろそろ国外逃亡さしたいんだよねぇ…しょっちゅう居ないか聞いてくるし…」
「まぁ…別に連れてくのいいけど…てめえも良いだろ?フランシス」
「ヤニ臭いのが増えるぜ…いいよ!!」
んじゃ…そゆことで…と言うと「あっ上の部屋使っていーーよー」「うーっす」「いや嫌なんだけど…」「んだよ!思春期かいお嬢ちゃん!」「うるせぇ魚!私は30だ!」「「え?」」「え?」「は?」
「えっマリース何歳だっけお前…」「52だね」「じゃあクロエ…さん…は?」「30」「どーゆう関係だよ!!!」「ハハッウケる」