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それから、1年たって、私は先生とともに行動していた。
6歳でも、成人男性がかなわない程の体術、剣術、対応力。
兎に角、私はあらゆる点と分野で他のどの人よりも勝っていた。
中学になったころ、異能特務課に入った。
その時に綾辻先生と離れた。
そこには、私のような中学生は居なかった。
当然と言えば、当然だろう。
私はその時の長官に聞いた。
紗雪:長官、私の様な中学生が此処にいる事は相応しい事ですか?
長官:…特務課は、日本を守る組織。優秀な人材を放っておく様な真似はせん。
私は優秀な人材だった。
だから、僅か6か月で長官にまで上り詰めた。
でも、丁度、高校生になる1か月前。
私は特務課を抜けた。
抜けるのは簡単じゃない。だから、特別措置を取ってもらった。
私が特務課に入ったのは、日本を守りたいからじゃない。
あの人がいる日本を守りたかった。そして、あの人を探すためだった。
紗雪:資料室お借りします。
__異能者資料室
紗雪:特一級異能力者…綾辻…行人….!この人、あの時の!
私が先生を見つけたのはその時。
私は急いで長官室に戻った。
退職届を書き、本部に届け出た。
返事はこう。↓
退職することを認める。
退職するにあたって、特一級異能力者である綾辻行人(以下:綾辻)の護衛となり、
綾辻の異能力が発動し、人を殺す前に殺せ。
以上の条件を承諾した場合、退職を認める。
追記:頑張れ~、辻本ちゃん by辻村
紗雪:…ん?辻村さんの字が書いてある…。
兎に角、私は特務課を抜け、綾辻探偵事務所に向かった。