テラーノベル
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遅れました
注意は前回同様です
日中韓の3人で教室に戻った
台湾「あ、日本お帰り」
「あっ、台湾さん!」
台湾「……なんか、疲れてる顔してるね」
「えっ?そうですかね」
台湾「中国に何かされてない?平気??」
中国「さすがの我も何もしてないアルよ」
韓国「僕が保証するよ」
台湾「……ふーん、そ」
台湾さんと中国さんも仲良くできたらいいのにな、と軽く考えていたとき
ガラガラ…とまたドアが開いた
???「授業を始めますよ」
あれ、もうそんなに時間が経ってしまっていたのかという思考が巡ってくると同時にその人は自己紹介をはじめた
イギリス「私はイギリスと申します
イギリス先生、と呼んでくださいね」
彼はモノクルという片方しかない眼鏡を掛けており、そして真っ黒なシルクハットを被っている
規則正しい服装をしていて真面目そうに見える
イギリス「く れ ぐ れ も
ブリカスなどと呼ばないように」
顔は笑っているようだが目は笑っていない
アメリカさんと似たようなスカイブルーのした瞳
その瞳が影に塗られている
中国「ワカリマシターブリカス先生ーー」
イギリス「あ゛?」
ドッ、と笑いが教室内に溢れてくる
先生の顔は、まるで壊れたびっくり箱みたいに怖くなっている
イギリス「……もしかして、あなた……清の弟…?」
中国「お、よく知ってるアルね!そうアル!」
イギリス「彼は………」
そう言い淀むと、彼は口を閉じた
手を顎にあて
視線をどこかに逸らし
口を軽く開けた
イギリス「……私の同級生でしたので」
その顔は少し悲しそうだった
イギリス「まぁ、そんなことは置いておいて…
何か、質問コーナーでもしますか?」
中国「はいはーい!趣味は何アル?」
イギリス「趣味は料理です!
最近フィッシュパイがうまく作れたんで
すよ!」
中国「え……それ何アル……」
イギリス「えぇ〜っと……
それは魚の頭をパイに入れた料理…
といえば伝わりますかね」
「えっ…食べるんですよね?」
思わず聞いてしまった
魚の頭をパイに…?頭を…?
イギリス「もちろんですよ!」
台湾「食べたくないなぁ…」
イギリス「美味しいですよ!?」
また教室が笑いに包まれた
私なら食べたくはないかも
韓国「先生の好きな物とかってありますか?」
イギリス「紅茶が大好きですね……
……あぁ…そういえば…あんなことも…」
韓国「”あんなこと”ってなんですか?」
イギリス「……いえ、
あまりいいことではなかったですね」
どこかがチグハグな回答を出され、みんなが困惑しているのが分かった
イギリス先生…何か深い闇を感じる……
イギリス「今日は…
このあとに授業がないので、このまま
下校の形となります。お疲れ様でした」
そう先生が言い終わるとチャイムが鳴った
下校を知らせる音だった
台湾「もう帰れるんだ…あはっ…やったね、日本」
「そうですね!うれしいです!」
韓国「ねえ、一緒に帰りたいんだけど…いいかな」
中国「我も帰りたいアル!!」
そうわちゃわちゃとしている空気に囲まれながら帰宅の準備をしていた
韓国「日本準備終わった?先行ってるからねー」
「ええ、わかりました」
この三人のなかで一番準備が遅かったのは私だった
扉を勢いよく開けながら
一人で廊下を歩いていたとき
イギリス「…あっ、プリント………」
パラパラッ…
と先生の持っていたプリントが落ちてしまった
「先生っ…手伝いますよ」
イギリス「あぁ…ありがとうございます…」
二人で一通りプリントは拾い終わった
あの三人は下駄箱で私を待っているだろう
早く行こう、と思ったとき
イギリス「……日本、ですよね」
「…?はい…そうですよ」
イギリス「たしか…」
イギリス「”日帝”が兄にいますよね」
一瞬驚いてしまった
いや、別にこれは普通の確認なんだろうけれど…
今現在、兄のことを知っている人は限りなく少ないはずだった
「…はい、そうですよ」
イギリス「彼も…清と同じく、同級生でした」
「そうだったんですね」
イギリス「……驚きましたよね、
まさか、日帝さんのことを知っているだ
なんて」
「……お見通し、ですか」
イギリス「ふふっ…そうですね」
「兄とはどんな関係だったんですか?友人?知人?」
イギリス「……どうでしょうね?」
ミステリアスな雰囲気を纏った彼の姿が
夕日に照らされていた
イギリス「おやまあ…こんな時間…
もしかして、あの三人が待っているの
ではないですか?」
「あぁっ…!!忘れてました!!」
イギリス「それでは、さようなら」
イギリス「あなたと話すときを楽しみにしてますよ」
中国「に〜ほ〜ん〜!!遅いアル!!」
韓国「日本〜助けてくれ!
中国と台湾、喧嘩ばっかりしてて…」
台湾「…やっぱり、日本がいないとぐだぐだだなあ」
「は〜い!すみません!!」
しかし、イギリス先生……
後ろ姿がさみしく見えたのは気の所為だったのだろうか
次回1500♡
コメント
1件
まぁってましたぁ!!!♡ いやもうほんとに主さん好きぃ(⚠️変態です)