【shp side】
………自分の、気持ち…。
もう、あんな怖いところには戻りたくないな。とか…
死んでしまいたかったな、とか…
もっとどうでもいい事なら、外に出てみたいな、とか…
誰か1人でも信じたいな、とか。助けてほしいな、とか…
たくさんあるけど、何を言ったらいいのか分からない。
そもそもいえるんか…?
というかこの人達を信じていい証拠は…?根拠は、?
何も…ない。
本当にこの人たちが良い人なのかも分からない。
でも信じ…たい。いや…でも、、、
shp「_______ぃ」
tn/sho「え、?」
shp「しんじ、、、、れなぃ」
怖い、2人が。
何をされるだろう、何を言われるだろう。
ずっと俺を見ている2人が怖い。
tn「そ…っか」
「じゃあ、俺らはショッピくんに信用してもらえるよう頑張るからさ、ショッピくんもゆっくりがんばろ…?」
無理だけはせんように、とトントンさんは俺に対していう。
sho「じゃあ…ショッピくん、何か好きなものある、?趣味とか…」
趣味……好きなもの…?
父さんが死んでから全部否定されてたから…そんなもの…。
あぁ…でも、色んなもん好きやったな…
shp「……ゲー、ム…乗り物…………猫」
2人は笑ってじゃあねとだけ言って、静かに医務室を出た。
静かになった医務室は少し寂しい。
ぬいぐるみを抱きしめて縮こまる。
嫌な記憶が蘇る。
怖い。
shp「ッッッ……」
怖い怖い怖い怖い怖い………
動物に変身していた時はこんな事なかったのに…
なんでいきなりこんな、記憶ばっかり蘇ってくるんだ…?
何で………
インカムが目に入る。
まだ、信じれないけど…もし、助けを求めたら助けてくれるのだろうか…。
いや…助けてくれないか。こんな俺なんて。
俺は諦めてベッドにもぐりこんだ。
コメント
2件
ショッピ君!今すぐインカムでトンママたちに助けを求めるんだー