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ピピピ…
俺はすぐに目覚ましを止める
今日も地獄の始まりだ
朝ごはんは栄養ゼリーだけにして学校に行く準備をした
モトキ「行ってきます…」
誰にも聞こえないような声でそう言って学校へ向かう
学校に着いた瞬間から俺は生きた心地がしなくなる。何故なら俺はいじめを受けているから。今は高校三年生で、いじめを受け始めたのは二年の時だ
重い足取りで教室まで行くと、案の定いじめてくる二人ははもう来ていた
生徒1「おせーよモトキ!」
生徒2「お前がいないとつまんねーんだよ」
そう言って体育館裏まで連れていかれ、殴られる。これが俺の中ではお決まりになってしまっていた
しかもいじめてくるヤツは周りにバレないようにいじめてくる上に相談したらその相手までいじめると脅してくるので相談ができない
こうして今日も学校が終わった。今日のいじめはいつもより酷く、足を少し引きずつで帰った
でも本当の地獄はここからだ
モトキ「ただいま…」
朝と同じ声量でそう言う
だがもう帰っていることはバレていた
父「チッ」
父「なんで帰ってきたんだよ」
モトキ「…」
父「何とか言えよ!!!」
ドガッ
そして俺は殴られる…そう、俺は父親に高校に入ってから虐待を受けている。母親は中学の時に川で自殺しており、庇ってくれる人はいない
そうして俺は一時間暴力を振るわれ続けた
でもまだまだ終わらない
父「顔と体は母親に似ていいんだよな」
そう言って父は俺の服を脱がせ、自分も服を脱ぐ
俺は男の癖に性暴力も受けている
モトキ「嫌だっ!」
でも父は容赦なくいれてくる
モトキ「あぁっ…そこ、ヤダッ…!」
父「オラッ早くイケ!」
モトキ「っ~~!」
俺がイッても父はやめずに中に出してくる。これを俺が気絶するまで続けられる
俺はもう、身も心もボロボロなのだ
夜中に目が覚めて俺は服を着る
今までされてきたことを思い返すと同時に俺の中で何かが切れた
気づいたら俺は雨の降るなか外に飛び出していた
行くあてがないまま走ってきたから走りながらどこへ行くか考えていた
するとある一つの場所が頭に浮かんだそれは…
母が自殺した川
俺もそこで死のう、そう思った
母はとても優しく、いつも俺の事を考えてくれていた
ふとすると、目から涙が溢れていた
モトキ「母さん、今行くよ…」