あの日からこんなにも変わるなんて…
あの日から4日が経とうとしていた。今日学校に行くと座席の配列に違和感を覚えた。普段窓側の一番後ろの席だったはずだ、でも前から3列目の所に移動していた。そして、その隣は…未知流(みちる)の席、そして上下のメンバーは彩(いろり)と冷太(れいた)そして未知流の隣の隣は麗(るら)だった。
よく見ると、机の上には大量の紙の束があった。そして、『素直になれない僕の恋物語』と書かれてた。僕がポカーンとしてると、彩と冷太が来てこう言って来た。
『それね、昨日徹夜でウチらと純蘭(じゅら)夢有楽(ゆうら)、その他のクラスメイトに手伝ってもらって書いたの!すごいでしょ?国語が苦手なあたしも頑張って書いたんだよ〜笑』
と言われた。そして2人は読み始めた所、未知流が来た。というか、ずっと前からいたようだ。すると彩達は居たんだ〜と言わんばかりに笑顔になり、音読し始めた。
しばらくすると、内容が酷くなり、未知流が泣きはじめた。だって、その内容がキスやハグ、それ以上の事だから。段々興味を持ち始めたクラスメイトが彩達に寄ってきて、更に酷くなった。すると、麗が来た。正直、僕は安心した。麗は皆に
『これ以上2人に迷惑かけないで!嫌がってるでしょ!いくら自習だからってあまりにも酷いようなら他の先生呼んでくるよ!』
そう言ってくれた。すると、クラスメイトが席に戻り、それぞれ出された課題に取り組み始めた。
でも、この日を境に麗の様子が変わり始めた。そう、麗を敵視していたクラスの女子が麗に何かしていたから…
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