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マリオ「⋯」チーン
黒服「これはこれは⋯」
俺、もといマリオは、自宅で白化していた。何故かって?キヴォトスの夏祭りが延期だってよ、最ッ悪だ。
マリオ「せっかくの祭りがァ⋯俺がいると祭りはできねえのくぁ⋯」
黒服「クックックッ⋯運命みたいなものです、待ってれば祭りに参加できますよ。」
マリオ「そるぁそうだけどすぁ〜⋯さーくのばーい夏のうつぃいできんかもしぇーぬーずあん⋯」
黒服「なんですかその喋り方は⋯取り敢えず、私は地下室に戻ってますね。」
マリオ「うおーくえー」
黒服が家にいることも慣れたな。
マリオ「さーきはながるえつーものすーねしひーわでー」何語
ちなみに、ソファに寝っ転がって白くなってる。
マリオ「⋯ねっかー、やっことねーし。」
そうして、俺は眠りに落ちた。
マリオ「⋯ん⋯?ここは⋯」
俺は、いつのまにか水面が広がっている、なんだか幻想的な空間にいた。さっきまでキヴォトスの方の自宅だったが⋯
マリオ「夢⋯そうか、夢か⋯ん、あれは⋯」
俺は人影が見えた。その人影は、リンの言った、連邦生徒会長か⋯?
接触するか一旦考えることにする。
マリオ(どすっか⋯)
連邦生徒会長「待っていました、マリオさん。」
マリオ「あっはい。」
連邦生徒会長「そう畏まらなくても大丈夫ですよ。」
マリオ「⋯いやぁ、急に声かけられたら固まっても仕方ないですよ。」
連邦生徒会長「ふふっ、それもそうですね。」
マリオ「わかってるんかい。」
まあツッコミは無視されたな。
連邦生徒会長「⋯キヴォトスでの生活は、どうですか?」
マリオ「ああ、なかなかにいい環境だぞ。ゲヘナもなかなかだ。」
連邦生徒会長「あ、ゲヘナに自宅を携えているのですね。」
マリオ「ああ。各学園に悪い印象は持たれてないよ。」
連邦生徒会長「それは良かったです。見込んだ甲斐がありました。」
マリオ「何言ってんだ、俺は40年近くミスタービデオゲームやってんだ、期待には応えるぜ。」
連邦生徒会長「それは嬉しいです。それと⋯」
マリオ「と?」
連邦生徒会長「⋯別の世界からの物が流れ着いていますよね。」
マリオ「⋯ああ、そうだな。俺の世界のものだとか、完全に別の世界からのものだとか、色々だ。最近は少ないけどな。」
連邦生徒会長「⋯やはり、そうですか。」
マリオ「?何がやはり、だ?」
連邦生徒会長「⋯⋯近い内に、なにか強大な闇が迫ってきます。」
マリオ「闇⋯」
連邦生徒会長「ダークメス、と言えばいいでしょうか?」
マリオ「!!!おいおい、ダークメスって本気かよ⋯」
連邦生徒会長「マリオさんなら知ってるでしょう、ダークメスがどれほど恐ろしいものなのか。」
マリオ「⋯ああ。だが、クルサは倒したはず、メロデ密林の事件も解決した、なにが原因でダークメスが⋯?」
連邦生徒会長「それはわかりません。ですが、確実に脅威なのは確かです。」
マリオ「どうするか⋯」
連邦生徒会長「安心してください。私も、陰ながらマリオさんの自宅に住んでサポートします。」
マリオ「そりゃありがt⋯って俺の家ぇ!?仮にもあんた、行方不明になってるだろ!?大丈夫なのか!?」
連邦生徒会長「はい、大丈夫です!その代わり、食事とかその辺りはマリオさん負担ですけどね。」
マリオ「なんだこの連邦生徒会長は⋯はぁ、まあいい。助けになってくれるなら、本望だ。生活面は保証しよう。」
連邦生徒会長「ありがとうございます。」
すると、視界がぼやける。
マリオ「なんだ、視界が⋯」
連邦生徒会長「そろそろ夢から覚めるのでしょう。」
マリオ「ああ、タイムリミットか。」
連邦生徒会長「はい、またこうして話せることを期待してます。」
マリオ「ああ、それじゃあな、連邦生徒会長さん。」
マリオ「⋯」
俺は体を起こした。そこは見慣れたゲヘナに携えた俺の自宅だ。
マリオ「⋯夏祭り前か、後か、同タイミングか⋯用心しなきゃな。あと、連邦生徒会長の生活スペースも確保しとかねえとな。」
その日、俺は2階の空き部屋を綺麗に整え、一日を終わった。
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