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拝啓 . 黒子テツヤ様
助けてください。
「」▷ 〇〇
『』▶︎ 他
始まりは1冊のノートだったのだよ…
黄瀬『 〇〇っち!俺と交換ノートしません? 』
意気揚々と聞いてくる大型犬は黄瀬涼太。
彼、(大型犬)は帝光中バスケ部のキセキの世代と呼ばれる天才だ。
おまけにモデルもしているという完璧な男。
〇〇「 交換ノート?…別にいいよ。 」
最初こそ混乱はしたものの私は了承した。
彼は文面が面白いのだ。それこそ失礼だが、おじさん構文並に絵文字を使う彼がどんな文面で交換ノートをするのか少し気になったのだ。
***
交換ノート1日目。
私はとりあえず、挨拶と今日あったことを書いた。
「 交換ノートなんて初めてだから少し緊張します。黄瀬君に誘われた時はびっくりしちゃったよ笑
今日は隣の席の子が教科書を忘れたので貸してあげました。私、優しいでしょ 」
〇〇「 …こんなもんかな? 」
初めてにしてはよくかけた方だと思う。
明日渡すから ...明後日には彼の文面がよめるのか。
〇〇「 ちょっと楽しみだな… 」
〇〇 はその後このノートのせいで大修羅場になるとは夢にも思わず、静かに眠りにつくのだった。
***
次の日の朝。
しっかり交換ノートを持ち、黄瀬涼太に渡す。
すると黄瀬は嬉しそうに『 ありがとうっス!』とノートを受け取った。
友達『 〇〇〜次移動教室だから一緒行こう』
〇〇 「 あ、まじで?やべっ準備するの忘れたから先行ってて」
友達 『 おっけー 。遅れないでよー?笑 』
〇〇 「 もち 」
慌てて準備をする〇〇。
そこに大きなクロヒョウが現れる。
青峰 『 … 何してんだよ 』
〇〇 「 うわっ 青峰君 」
急に後ろから話しかけられてびっくりした〇〇
192cmが目の前にいると壁の様に感じる。
彼も大型犬同様(黄瀬)帝光中バスケ部である。
キセキの世代エースと呼ばれているので学校中の誰もが知っている存在だ。
〇〇 「 次移動教室だけど準備しなくていいの? 」
青峰 『 お前を待ってたんだよ 』
その言葉に驚く。
いっちゃなんだが、私はあまり青峰君とは仲良くは無い方だ。
〇〇 「 … はぁ 」
あっけらかんとした返事にムカついたのか大きな手で私の頭をガシガシと撫でる。
〇〇 「 ちょっ何するんすか 」
青峰 『 … 別に。』
少し彼の態度にはイラッときたが次の時間の予鈴が鳴る
〇〇 「 うわっもうこんな時間。もし遅れたら青峰君のせいですよ。ほら急ぎましょ 」
慌てて手を引っ張り教室に急ぐ。
青峰 『 っ!ちょっ ... 』
いっぽうクロヒョウは一回り小さな手で引っ張られて顔がタコのように真っ赤だった。
〜〜〜
〇〇 「 静かに!! 」
青峰 『 わかってるって! 』
大きな巨体を前にし自分を隠しながら恐る恐る教室に入る。
たったの2分遅刻だが、先生は短気なので怒ると超怖いのだ。
青峰 『 これ腰いてぇ笑 』
〇〇 「 仕方ないでしょ 」
先生 『 貴方達何をやってるの? 』
目の前には仁王立ちの般若顔の先生が立っていてたったの2分遅刻でも廊下に立つという鬼行為をさせられた。
〇〇 「 … 眠い。 」
教室に上手く入れていたら机で居眠りができたというのに。クロヒョウの話を聞いていたせいで廊下に立つ羽目になってしまった。
青峰 『 仕方ねぇだろ。お前が準備遅かったんだから 』
〇〇 「 う、…まぁそうだけど 」
クロヒョウは馬鹿っぽそうだが案外痛い所を衝くようだ。
青峰 『 それより、お前眠いんじゃねぇの 』
〇〇 「 まあ眠いよ。でも立ってるから眠れな いし ... 」
体が斜めになった。
… いや寄りかからせたの方が正しいのだろうか。クロヒョウの大きな手で小さな〇〇の体は楽になった。
〇〇 「 ちょ、寄りかかっていいの 」
青峰 『 別いーよ。先生来たら起こすし 』
〇〇の眠気もとうに限界が来ていたのでそのまま少し眠りについた。
青峰 『 ... 軽いな 』
驚くほど軽い体を支えながらも青峰はこの少しの時間が一生続けばいいのにと思うのだった。
***
放課後。
部活に向かう〇〇は大型犬に捕まった。
〇〇 「 どうしたの? 」
黄瀬 『 いや、今日青峰っちと仲良くしてたなー…って 』
ああ、クロヒョウか と〇〇 は思い それがどうしたと言わんばかりの顔で話を聞く。
黄瀬 『 その、 』
青峰 『 おい。黄瀬行くぞ 』
げっ と大型犬は嫌そうな顔をしクロヒョウに引っ張られていくのだった
一体なんだったのだろう。
黄瀬 『 なんスか一緒に部活行くなんて 』
青峰 『 別に。 』
黄瀬 『 ふーん … ところで青峰っちって結
構嫉妬深いっスね ? 』
青峰 『 は? それはお前もだろ。 』
〇〇 の知らないうちに二人の間には火蓋が切られていたのであった。
題 「 割 愛 を 1 つ お 願 い し ま す 」
#黒子のバスケ
#自己満
※ 一部原作と違う部分あり
口調迷子です。
今回夢主は〇〇にしました 👉🏻👈🏻
コメディ要素を詰め込んでいます👊🏻
相手様
クロヒョウもとい青峰大輝
大型犬もとい黄瀬涼太
帝光中学校時代の話です。
完結まで暖かく見守っていて欲しいです🥺
👋🏻