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こんにちは。続き書いていきます!
キャラ崩壊注意、基本コナーはアンドロイドに敬語は使わないので、RK900もコナー(RK800)に対して敬語は使ってません。
2038年11月12日午前8時頃
「ハンク、起きてください。」
「、、、ん?、、ああ、もう朝か、、。」
コナーの声で、ハンクは目覚めた。
「署に行かなくていいんですか?」
「ああ、行くよ、、。」
「それでは朝食の準備をしておきますね。」
コナーは淡々とした態度でキッチンに行った。
何冷静ぶってんだ、昨日はあんなにべそかいてたくせにと思いながらも、ハンクは起きた。着替えてリビングに行く。リビングに行くと、スモウが尻尾をふってハンクに寄る。
「よしよし、いい子だ。」
ふとコナーの方を見ると、料理を作っていた。
「お前、料理を作れる機能もあるのか?」
ハンクは料理をしているコナーを横から見つめる。何か焦げ臭い匂いがした。
「お前、、、。」
「すみません、ハンク、、。僕は料理を作れる機能はありませんが僕なりに朝食を作ろうと思ったらこんなことに、、。」
コナーは落ち込んだ顔をしていた。ハンクは笑みを浮かべる。だんだん人間らしくなるコナーが可愛くて仕方なかった。
「いいんだよ。料理ってもんは自分で勉強して上手くなるもんだ。これからたくさん勉強頑張るんだぞ。」
ハンクはコナーの頭をポンと叩く。それだけでコナーは顔が少し赤くなった。
「はい、、。ありがとうございます。」
少し焦げているが、コナーの作った朝食を食べることにした。
「ん、うまいぞ。」
コナーは目を開く。
「本当ですか?よかった、、。」
安心しているようだった。
ハンクはひたすら朝食を食べ、コナーはそれを見守っていた。
「ハンク、、少しいいですか?」
「ん?なんだ?またシャットダウンしろとか言い出すんじゃないだろうな。」
「いっ、、言いません!」
コナーをからかえば、彼は困った顔をするので、それを面白がってハンクはコナーをからかう。
「はは、冗談だよ。で?なんだ?」
「あなたはこれから署に行くんですよね?」
「?ああ。」
「その、、僕も連れて行って欲しいんです。」
「!?なんでだ?」
「僕、もう一度あそこで働きたいんです。だめですか、、?」
「俺はいいが、ジェフリーが許すかどうか、、」
「ファウラー警部には、直接会って話し合います。」
ハンクは悩んだ。署に連れていくのは別にいいのだが、署にはあいつがいる。最近配属された、新型のRK900だ。あいつを見て、コナーは落ち込むのではないかとハンクは心配した。
「別にいいが、気をつけろよ?あそこにはRK900ってやつがいるんだ。」
「RK900、、、!?」
コナーは目を開く、RK900という言葉に聞き覚えがあった。そう、あの悪夢で、彼はでてきた。新型のRK900がいるので用済みとアマンダに言われたのだ。
(彼が派遣されたということは、僕は型落ちになった、、ということか、、。)
コナーは少し落ち込んだ。それでも、署に行くことを決意する。
「あなたと行動を共にすることが、最も効率的だと判断しています。それに、、、過去の選択は完全に取り消せない、、。ですがそれでも、僕にできることをしたい。」
こんなことを言われたら、もう連れていくしかない。
「どうしても行きたいなら、連れて行ってやる。本当に、いいんだな?」
「はい。ありがとうございます。」
ハンクは朝食を食べ終える。そしてスモウを少し撫でる。
「コナー、行くぞ。」
「はい。」
ハンクとコナーは家を出た。
署についた
「よお、ハンク!今日も来るのが早いな!」
ベンがハンクに話しかける。
「俺は真面目なんでね。早く出勤するんだよ。」
「ははは!、、、ってそいつ、コナーじゃないか!変異体の捜査が終わって送り返されたんじゃないのか?」
「またここで働きたいっていうもんでね。」
「そうなのか!俺は歓迎するが、ギャビンが怒るぞ?あいつ、最近ピリピリしとるからな。」
「アイツはいつもピリピリしてるだろ。」
ベンとハンクが楽しそうに話しているところをコナーは眺める。
「コリンズ巡査、ファウラー警部はオフィスにいらっしゃいますか?」
「ああ、いるよ。ここでまた働かせて欲しいっていってみな。粘れば許してくれるだろうよ。」
「ありがとうございます。」
「一人で行けるか?」
ハンクが聞く。
「行けますよ。あなたはいつもの仕事に戻ってください。僕は任務の遂行が得意なんです。必ず成功させてきますよ。」
コナーはウインクする。ハンクはコナーの肩をポンと叩く。
「ああ、成功させてこい。」
コンコン
オフィスの扉をノックする。
「ファウラー警部、少しいいですか?」
ジェフリーは、驚いた表情をする。送り返したと思ったアンドロイドが、戻ってくるなんて。
「あ、、ああ、入ってくれ。」
「失礼します。」
コナーはオフィスの中に入る。
「で?用はなんだ?」
「単刀直入に言わせていただきますと、私をまたここに配属させて欲しいのです。」
「なに?またここで働くということか。」
「はい。」
ジェフリーは頭を抱えた。
「今、ここにお前の新型であるRK900が配属されているんだ。」
「それでも構いません。私は彼と共に仕事をしますよ。」
ジェフリーは下を向きしばらく悩む。
それから顔をあげ、言った。
「まあ、お前がいるとハンクの機嫌が良くなるからな。アイツは最初こそお前のことが嫌いだったんだろうが、今は変異体の捜査をやめたくないって言ってるくらいだ。お前のことを大切に思ってるんだろう。」
「はい。彼は私のことを大切だと言ってくれました。私もアンダーソン警部補のことを尊敬している。彼と共に行動したい。」
ジェフリーは口角を上げる。
「働いてもいいぞ。」
「本当ですか?ありがとうございます。」
「捜査と、ハンクのメンタルケアもよろしくな。アイツの小説みたいに分厚い懲戒フォルダにこれ以上ページを増やすなよ?」
「はい。お任せください。私はハードボイルドで変わり者の刑事の対処できるんです。」
コナーは少し口角を上げた。
「ああ、任せたぞ。」
「それでは失礼しました。」
コナーはオフィスを出て行った。
「おめでたいな、コナー。また仕事に戻れるなんて。」
コナーは自分のデスクに戻ろうとしたが、声をかけられる。
「リード刑事。お久しぶりです。」
ギャビンは、チッと舌打ちを鳴らした。
「おめでたいとこすまんが、もうお前は用無しなんだよ。なにせ、今ここには新型のRK900が配属されたからな!」
コナーはギャビンの横にいる男に、見を見開く。自分と同じ顔。夢で見たあの男。RK900だ。RK900は黙ってコナーを見る。あまりにも自分にそっくりなので、驚きのあまり、口をうまく開けなくなっていた。そんなコナーを見て、ギャビンはケラケラ笑う。
「てなわけで残念だったなクソプラ。お前は用済みだ。」
ギャビンはコナーのもとを去る。
「まあ、どっちもクズ野郎だけどな」と呟きながら。
RK900は、コナーに話しかけた。
「君がRK800か?」
「、、、ああ、そうだよ。」
「君は型落ちだ。どうして戻ってきた?君の行動ログは確認済みだ。任務を失敗したんだろう?」
コナーは何も言わない。RK900を目を逸らさず真剣に見つめる。
「君は任務遂行において不適切だ。」
コナーはしばらく黙っていたが、ようやく口を開く。
「、、、そうだな。」
短く返す。
否定はしない。
「肯定するのか?」
「するよ。否定なんてしない。君の言ってることは間違ってないから。」
コナーは小さく息を吐く。
「僕は任務より優先したものがある。」
RK900の目が僅かに細まる。
「理解不能だ。」
即答だった。
「任務の遂行が、最優先的事項だ。それ以外は、不要だ。」
コナーはほんの少しだけ笑う。
「、、、今はそう思っててもいい。」
RK900をまっすぐみる。
「でも、、、いつかわかる時が来る。」
RK900は黙っている。
コナーは続ける。
「大切にしたいって思う存在ができたら。」
静かな声だった。
けれど、確かだった。
「意味がわからない。」
RK900は即座に切り捨てた。
「そのような感情は任務の妨げになる。」
「そうかもしれない。」
コナーは否定しない。
「でもそれでもいいんだ。」
沈黙。
RK900は何も答えない。
ただ、ずっとコナーを見ていた。
少し離れた場所で、その様子をハンクが見ていた。その表情は、どこか満足そうだった。
コナーは、デスクに戻った。
「成功させてきたか?」
「はい。ミッション成功です。」
コナーは、笑みを浮かべてハンクを見た。
第7話に続く
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